HOME ニュース、国内

2021.10.20

女子ハンマー渡邊茜が現役引退 日本選手権3連覇、アジア3位など第一人者
女子ハンマー渡邊茜が現役引退 日本選手権3連覇、アジア3位など第一人者

女子ハンマー投の渡邊茜(丸和運輸機関)が現役を引退することがわかった。

広告の下にコンテンツが続きます

渡邊は広島県出身の30歳。中学時代には四種競技や砲丸投など投てきに取り組み、東大阪大敬愛高に進学してからは砲丸投、円盤投、やり投で活躍し、円盤投では当時高校記録となる49m10をマークするなど、同期の新宮美歩、三木汐莉らとともに「敬愛旋風」を巻き起こした。

九州共立大に進学し、疋田晃久監督に師事してからハンマー投に挑戦。4年目には60m67まで記録を伸ばし、学生史上3人目の60mスロワーに。卒業後も順調に記録を伸ばし、2016年には日本歴代3位の66m79をマーク。今季は5年ぶりに66mを超えていた。日本選手権は現在3連覇中で、2016年と合わせて4度優勝。アジア選手権3位など、国際舞台でも活躍した。

マラソンの大迫傑さん、110mハードルの矢澤航さんらと同世代、いわゆる「プラチナ世代」がまた一人、競技場を去ることに。23日(土)に出場する母校・九州共立大の競技会が最後の試合となる。

女子ハンマー投の渡邊茜(丸和運輸機関)が現役を引退することがわかった。 渡邊は広島県出身の30歳。中学時代には四種競技や砲丸投など投てきに取り組み、東大阪大敬愛高に進学してからは砲丸投、円盤投、やり投で活躍し、円盤投では当時高校記録となる49m10をマークするなど、同期の新宮美歩、三木汐莉らとともに「敬愛旋風」を巻き起こした。 九州共立大に進学し、疋田晃久監督に師事してからハンマー投に挑戦。4年目には60m67まで記録を伸ばし、学生史上3人目の60mスロワーに。卒業後も順調に記録を伸ばし、2016年には日本歴代3位の66m79をマーク。今季は5年ぶりに66mを超えていた。日本選手権は現在3連覇中で、2016年と合わせて4度優勝。アジア選手権3位など、国際舞台でも活躍した。 マラソンの大迫傑さん、110mハードルの矢澤航さんらと同世代、いわゆる「プラチナ世代」がまた一人、競技場を去ることに。23日(土)に出場する母校・九州共立大の競技会が最後の試合となる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.04.23

競歩の酒井瑞穂コーチ ミズノスポーツメントール賞ゴールド受賞「学びの姿勢を持ちながら精進」

ミズノスポーツ振興財団は、日本スポーツ協会および日本オリンピック委員会と共催で、「我が国の競技スポーツや地域スポーツにおいて選手の強化・育成、普及・振興に貢献した指導者を顕彰」する『ミズノ スポーツメントール賞』を199 […]

NEWS 20km競歩4位の古賀友太 「課題と収穫があった」パリ五輪へ成長誓う/世界競歩チーム選手権

2024.04.23

20km競歩4位の古賀友太 「課題と収穫があった」パリ五輪へ成長誓う/世界競歩チーム選手権

アンタルヤ世界競歩チーム選手権の日本代表が4月23日に帰国し、パリ五輪の出場権を獲得した男女混合競歩リレーの代表選手が取材に応じた。 男子20km競歩で1時間19分54秒をマークして4位に入った古賀友太(大塚製薬)。団体 […]

NEWS パリ五輪切符つかんだ男女混合競歩リレー 銀メダルの池田向希、岡田久美子ペア「最大2枠をクリアできて良かった」

2024.04.23

パリ五輪切符つかんだ男女混合競歩リレー 銀メダルの池田向希、岡田久美子ペア「最大2枠をクリアできて良かった」

アンタルヤ世界競歩チーム選手権の日本代表が4月23日に帰国し、パリ五輪の出場権を獲得した男女混合競歩リレーの代表選手が取材に応じた。 男女混合競歩リレーはパリ五輪で初実施される種目で、男女1名をペアとし、男子(11.19 […]

NEWS JMCシリーズの順位修正 山下一貴が4位へ、西山、大迫の順位が下がる ブダペスト世界陸上9位のドーピング違反により

2024.04.22

JMCシリーズの順位修正 山下一貴が4位へ、西山、大迫の順位が下がる ブダペスト世界陸上9位のドーピング違反により

日本陸連はジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズⅢ(22年4月~24年3月)の順位に修正があったことを発表した。 昨年のブダペスト世界選手権で9位に入ったジョン・ハキジマナ(ルワンダ)のドーピング違反が11 […]

NEWS ブダペスト世界陸上マラソン9位のハキジマナがドーピング違反失格により、山下一貴、其田健也、西山和弥の順位がアップ

2024.04.22

ブダペスト世界陸上マラソン9位のハキジマナがドーピング違反失格により、山下一貴、其田健也、西山和弥の順位がアップ

昨年11月30日にアスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)が、男子マラソンでルワンダ記録を持つジョン・ハキジマナのドーピング違反(禁止物質:トリアムシノロンアセトニド陽性)により23年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top