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最後の湖畔決戦!アジア大会金メダル井上大仁や、高久、小椋のヤクルト・コンビら混戦模様/びわ湖毎日マラソン展望


2月28日(日)に行われる第76回びわ湖毎日マラソン。招待選手の一人、東京五輪マラソン代表の中村匠吾(富士通)が故障のため欠場が発表されたものの、その他の出場予定選手も見逃せない注目ランナーたちがそろう。

最注目は井上大仁(三菱重工)。山梨学大時代から世代を代表する一人だった井上は、マラソンでも2017年に世界選手権に出場し、翌年には東京マラソンで2時間6分54秒(日本歴代6位)をマークし、アジア大会で金メダルを獲得している。

惜しくも東京五輪は逃したものの、昨年は10000mで2年ぶりに27分台をマークし、今年の全日本実業団対抗駅伝では4区区間2位タイと調子を上げている。初マラソンだった舞台(16年/2時間12分56秒で9位)で自己記録更新なるか。

高久龍と小椋裕介の “ヤクルト・コンビ”も有力。高久は昨年3月の東京マラソンで日本歴代4位となる2時間6分45秒をマーク。12月の福岡国際マラソンは右脚筋膜炎のため欠場しており、レース勘をどこまで戻せるか。ハーフマラソンで1時間0分00秒の日本記録を持つ小椋は昨年、5000m(13分42秒06)と10000m(28分03秒33)で自己新を出している。

他の日本人招待選手は、下田裕太(GMOインターネットグループ)、菊地賢人(コニカミノルタ)、藤本拓(トヨタ自動車)。それぞれ2時間7分台のベストを持っている。

一般参加では藤川拓也(中国電力)や鈴木健吾(富士通)らが上位争いに加わりそう。鈴木は昨年10000mで27分台を2度マーク。全日本実業団対抗駅伝では6区区間賞で優勝に貢献している。小椋、下田、藤川に加え、東京五輪の補欠選手である橋本崚(GMOインターネットグループ)、神野大地(セルソース)は、いずれも青学大出身。同じ青学大OBの吉田祐也(GMOインターネットグループ)に続けるか。

伝統と格式ある同大会は、1962年に滋賀県が舞台となり、1983年に現大会名として開催されてきた。しかし、マラソン大会の高速化と大規模化が進むことから、滋賀開催は今年が最後。来年以降は大阪マラソンと統合し22年大会は「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会(仮称)」として開催されることが決まっている。

大会記録はウィルソン・キプサング(ケニア)の2時間6分13秒、日本人最高記録は油谷繁(中国電力)が2001年にマークした2時間7分52秒だ。冬の近江路にこれまで数々のトップランナーが集い、名勝負を繰り広げてきた大会。最後の琵琶湖・湖畔決戦で、文字通り“不滅の記録”誕生に期待したい。

◇第76回びわ湖毎日マラソン
2021年2月28日(日)9時15分スタート

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