HOME 高校

2025.07.25

広島で57年ぶりインターハイ! 男子1500m・ムティアニに新妻遼己らが挑戦 暑熱対策で大幅変更/広島IH
広島で57年ぶりインターハイ! 男子1500m・ムティアニに新妻遼己らが挑戦 暑熱対策で大幅変更/広島IH

男子1500mで連覇を狙うフェリックス・ムティアニ(山梨学院3)、新妻遼己(西脇工3兵庫)

◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)

7月25日から29日までの5日間、高校生アスリートの真夏の祭典、インターハイの陸上競技が広島市で57年ぶりに行われる。

今大会は暑熱対策のため競技日程が大幅に変更され、初日の決勝種目はタイムレースによる男子1500m、女子5000m競歩、男女のハンマー投が行われる。

広告の下にコンテンツが続きます

男子1500mには2連覇を狙うフェリックス・ムティアニ(山梨学院3)が登場。高校歴代7位の3分43秒94を持つ近畿大会覇者の新妻遼己(西脇工3兵庫)や吉田星(東海大札幌2北海道)ら日本人選手がどこまで迫れるか。女子5000m競歩は前回6位の内山由菜(本庄東3埼玉)、前回2位の西本結恵(自由ケ丘3福岡)が中心となりそうだ。

ハンマー投の女子は56m02でランキングトップの長谷川有(花園3京都)や安定感のある伊藤羽菜(済美3岐阜)らによる混戦模様。60mオーバーが11人にいる男子も中国大会覇者の高見晃史郎(松江工3島根)、近畿大会優勝の清水蓮大(社3兵庫)といったハイレベルな争いとなるだろう。

暑熱対策による大幅な変更点として、トラック種目では、800mまでは予選・決勝で実施。決勝は予選通過の24人によるタイムレース決勝で、400mまでは均等に番組編成し、800mは予選の記録順で組を分ける。

広告の下にコンテンツが続きます

1500m、男子5000m・女子3000m、男子3000m障害、5000m競歩については予選なしのタイムレース決勝となり、スタートリストは資格記録によって再編成されている。

フィールド種目は予選・決勝を行うが、試技は最大2回まで。決勝も通常は3回・3回の最大6回の試技で争われるが、2回を跳んだ後、トップ8による2回の計4ラウンドでの実施となる。走高跳と棒高跳については、2回連続の失敗で競技終了。混成競技のフィールド種目も上記に準ずる。

◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 7月25日から29日までの5日間、高校生アスリートの真夏の祭典、インターハイの陸上競技が広島市で57年ぶりに行われる。 今大会は暑熱対策のため競技日程が大幅に変更され、初日の決勝種目はタイムレースによる男子1500m、女子5000m競歩、男女のハンマー投が行われる。 男子1500mには2連覇を狙うフェリックス・ムティアニ(山梨学院3)が登場。高校歴代7位の3分43秒94を持つ近畿大会覇者の新妻遼己(西脇工3兵庫)や吉田星(東海大札幌2北海道)ら日本人選手がどこまで迫れるか。女子5000m競歩は前回6位の内山由菜(本庄東3埼玉)、前回2位の西本結恵(自由ケ丘3福岡)が中心となりそうだ。 ハンマー投の女子は56m02でランキングトップの長谷川有(花園3京都)や安定感のある伊藤羽菜(済美3岐阜)らによる混戦模様。60mオーバーが11人にいる男子も中国大会覇者の高見晃史郎(松江工3島根)、近畿大会優勝の清水蓮大(社3兵庫)といったハイレベルな争いとなるだろう。 暑熱対策による大幅な変更点として、トラック種目では、800mまでは予選・決勝で実施。決勝は予選通過の24人によるタイムレース決勝で、400mまでは均等に番組編成し、800mは予選の記録順で組を分ける。 1500m、男子5000m・女子3000m、男子3000m障害、5000m競歩については予選なしのタイムレース決勝となり、スタートリストは資格記録によって再編成されている。 フィールド種目は予選・決勝を行うが、試技は最大2回まで。決勝も通常は3回・3回の最大6回の試技で争われるが、2回を跳んだ後、トップ8による2回の計4ラウンドでの実施となる。走高跳と棒高跳については、2回連続の失敗で競技終了。混成競技のフィールド種目も上記に準ずる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.28

5000m・成沢翔英が13分51秒35で慶大記録更新! 浜川舜斗ら青学大勢3人が13分台

国士大Combined Challenge1日目は10月25日、国士大多摩キャンパス陸上競技場で行われ、男子5000mで成沢翔英(慶大)が13分51秒35の慶大記録を更新した。 成沢は長野・上田六中出身で、岐阜・麗澤瑞浪 […]

NEWS 田中希実がフィアログループとスポンサー契約締結!「限界を超え、新たな挑戦に挑む」理念が重なり合う

2025.10.28

田中希実がフィアログループとスポンサー契約締結!「限界を超え、新たな挑戦に挑む」理念が重なり合う

フィアログループは10月28日、女子中長距離の田中希実(New Balance)とスポンサー契約を締結したことを発表した。 フィアログループは1939年に江戸川木型製作所として創業し、産業用機械の木型(マスターモデル)、 […]

NEWS 【女子400m】笠松悠花(GTR/天草倉岳中3)56秒24=中学歴代3位

2025.10.28

【女子400m】笠松悠花(GTR/天草倉岳中3)56秒24=中学歴代3位

熊本陸協秋季記録会は10月25日、熊本県民運動公園陸上競技場で行われ、女子400mで笠松悠花(GTR/天草倉岳中3熊本)が中学歴代3位の56秒24をマークした。 笠松はハードルや跳躍種目などに幅広く出場。昨年U16大会は […]

NEWS 【男子砲丸投】赤澤瑠依(玉野光南高3)16m01=高校歴代5位

2025.10.28

【男子砲丸投】赤澤瑠依(玉野光南高3)16m01=高校歴代5位

第19回岡山カーニバル大会1日目は10月25日、岡山県陸上競技場で行われ、男子砲丸投(一般規格)で赤澤瑠依(玉野光南高3岡山)が高校歴代5位となる16m01をマークした。 赤澤は1投目で大会記録となる16m01をプット。 […]

NEWS 鎮西学院2時間7分09秒で3年連続V 女子は諫早がオール区間賞で7連覇/長崎県高校駅伝

2025.10.28

鎮西学院2時間7分09秒で3年連続V 女子は諫早がオール区間賞で7連覇/長崎県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた長崎県高校駅伝が10月28日、雲仙小浜県高体連駅伝コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は諫早が1時間13分32秒で7年連続31回目の制覇を果たし、男子(7区間42.195km)は鎮 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top