2025.07.24
◇ワールドユニバーシティゲームズ(7/21~27/ドイツ:ライン・ルール)3日目
学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技3日目が行われ、男子400mハードルは髙橋遼将(法大)が49秒60で4位、渕上翔太(早大)で50秒45で6位とダブル入賞を果たした。
初日の予選をともに1着で通過し、2日目の準決勝は髙橋が3着で着順通過、渕上もプラス通過ながらファイナルに進出。髙橋が大外8レーン、渕上は最内1レーンで大一番を迎えた。
スタートから積極的な走りを見せたのが髙橋。バックストレートでトップ争いを繰り広げると、その位置のまま8台目を越えて最後の直線へ。最終ハードルもB.アクジャム(トルコ)とほぼ同時にトップで越えた。だが、そこからアクカムが抜け出し、49秒29で金メダル。さらに内側から2人にかわされ、メダルにあと一歩の4位でフィニッシュした。渕上もきついカーブの中で粘りを見せた。
愛知・中京大中京高では1年時に110m、400mハードルの学年別歴代記録を更新し、3年時にはインターハイ400mハードルで優勝している髙橋。今季は4月末の日本学生個人選手権を49秒41で制すると、5月の関東インカレ1部を49秒06の自己新で優勝するなど力を見せていた。U20初の49秒切り(48秒78)を果たしている渕上も、日本インカレ2位、日本選手権7位の実力を示した。
男子400mは平川慧(東洋大)が46秒68で8位に入った。5月の静岡国際で学生歴代5位の45秒28で制覇していた平川。予選を46秒55の1着、準決勝も46秒18の2着といずれも着順通過を果たして決勝に臨んでいた。
このほか、男子110mハードル予選では学生王者の阿部竜希(順大)が13秒61(+0.2)で組1着通過、樋口隼人(筑波大)も13秒80(+0.5)で組3着で決勝に進んでいる。男子200mは壹岐元太(京産大)が21秒61(+0.7)の組3着で準決勝に進出し、男子走幅跳では日本選手権3位の藤原孝輝(東洋大)が7m76(+0.9)の全体9位で決勝進出を決めている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.11
タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル
東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]
2025.12.11
青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]
2025.12.11
箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025