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2025.06.04

吉永優衣が100m11秒84&100mH13秒51w 北川祐は大会新の400mH含む2冠 ハンマー投・村島悠斗は大会新V/IH長崎県大会
吉永優衣が100m11秒84&100mH13秒51w 北川祐は大会新の400mH含む2冠 ハンマー投・村島悠斗は大会新V/IH長崎県大会

100mと100mHで2冠を飾った吉永優衣(長崎県高体連提供)

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。

長崎県大会は5月31日から6月3日の4日間、トランスコスモススタジアム長崎(長崎県立総合運動公園陸上競技場)で行われた。

女子は100mでは吉永優衣(長崎日大2)が11秒84(+1.0)、三浦歌(純心女3)が11秒99をマークし、これまで電動計時では12秒12だった大会記録が11秒台に突入した。昨年の国民スポーツ大会少年女子B100mハードルで3位の吉永は、100mハードルで追い風参考ながら高2歴代5位に相当する13秒51(+2.1)でフィニッシュし、2冠を獲得している。

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400mハードルでは全九州新人大会400m優勝の北川祐(口加3)が、昨年自身が樹立した大会記録を0.36秒上回る61秒31でV。400mでも57秒69でトップに立ち、2種目とも連覇を果たした。

今里あんり(創成館3)が800mで後続を5秒差をつける2分12秒17の好走で2連覇。宮本さくら(諫早2)は1500m(4分41秒15)と3000m(10分02秒00)の2冠を達成している。

このほか、走高跳では昨年北九州大会を制した藤原華瑠子(純心女3)は1m66で連覇し、北九州大会へ弾みをつけた。本多和佳(長崎南3)は走幅跳で5m41(+0.2)、三段跳では11m69(+0.9)をマーク。2走を担った4×400mリレーでも3分55秒55で優勝に貢献し、3冠に輝いていた。砲丸投で全中とU16大会に出場している1年生の馬場理沙(口加)は、最終投てきで11m01をマークして逆転優勝を飾った。

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男子はハンマー投でU18大会9位の村島悠斗(長崎日大3)が、2投目で大会記録を45センチ塗り替える58m99で優勝。100mでは井手秀悟(佐世保西3)が10秒59(+0.5)の好記録で連覇を飾った。5000m競歩では西田柊哉(長崎日大1)が23分47秒30で初優勝。砲丸投で昨年のインターハイに出場している本多恵丞(口加3)は、5投目にマークした15m11で制した。

このほか、走幅跳では石橋基(長崎南山3)が7m12(+1.5)で制し、やり投は川野晴基(長崎日大3)が60m10で優勝している。

学校対抗総合は長崎日大が男女アベックで頂点に輝いた。男子はフィールド種目で得点を重ね、193.5点を獲得し、6大会連続16回目のV。女子もフィールド種目を中心に153.5点を積み上げ、4年連続17回目の優勝を手にした。

北九州大会は6月13日〜16日の4日間、佐賀県のSAGAスタジアムで行われる。

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 長崎県大会は5月31日から6月3日の4日間、トランスコスモススタジアム長崎(長崎県立総合運動公園陸上競技場)で行われた。 女子は100mでは吉永優衣(長崎日大2)が11秒84(+1.0)、三浦歌(純心女3)が11秒99をマークし、これまで電動計時では12秒12だった大会記録が11秒台に突入した。昨年の国民スポーツ大会少年女子B100mハードルで3位の吉永は、100mハードルで追い風参考ながら高2歴代5位に相当する13秒51(+2.1)でフィニッシュし、2冠を獲得している。 400mハードルでは全九州新人大会400m優勝の北川祐(口加3)が、昨年自身が樹立した大会記録を0.36秒上回る61秒31でV。400mでも57秒69でトップに立ち、2種目とも連覇を果たした。 今里あんり(創成館3)が800mで後続を5秒差をつける2分12秒17の好走で2連覇。宮本さくら(諫早2)は1500m(4分41秒15)と3000m(10分02秒00)の2冠を達成している。 このほか、走高跳では昨年北九州大会を制した藤原華瑠子(純心女3)は1m66で連覇し、北九州大会へ弾みをつけた。本多和佳(長崎南3)は走幅跳で5m41(+0.2)、三段跳では11m69(+0.9)をマーク。2走を担った4×400mリレーでも3分55秒55で優勝に貢献し、3冠に輝いていた。砲丸投で全中とU16大会に出場している1年生の馬場理沙(口加)は、最終投てきで11m01をマークして逆転優勝を飾った。 男子はハンマー投でU18大会9位の村島悠斗(長崎日大3)が、2投目で大会記録を45センチ塗り替える58m99で優勝。100mでは井手秀悟(佐世保西3)が10秒59(+0.5)の好記録で連覇を飾った。5000m競歩では西田柊哉(長崎日大1)が23分47秒30で初優勝。砲丸投で昨年のインターハイに出場している本多恵丞(口加3)は、5投目にマークした15m11で制した。 このほか、走幅跳では石橋基(長崎南山3)が7m12(+1.5)で制し、やり投は川野晴基(長崎日大3)が60m10で優勝している。 学校対抗総合は長崎日大が男女アベックで頂点に輝いた。男子はフィールド種目で得点を重ね、193.5点を獲得し、6大会連続16回目のV。女子もフィールド種目を中心に153.5点を積み上げ、4年連続17回目の優勝を手にした。 北九州大会は6月13日〜16日の4日間、佐賀県のSAGAスタジアムで行われる。

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