2025.06.04

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。
熊本県大会は5月30日から6月2日までの4日間、えがお健康スタジアムで行われた。
女子のロングスプリントでは熊本商が躍進した。女子400mハードルでは吉澤菜々美(3年)が61秒34の大会新記録でV。400mでは牛島未來(2年)が56秒41、桐原心和(同)が56秒95、池島輝華(3年)が57秒86で表彰台を独占した。
牛島、桐原、池島に加え、100m2位、200m3位の田邊結乃雅(3年)を加えた4×400mリレーは3分46秒46の19年ぶりとなる大会新記録で優勝し、4走を担った牛島が2冠を手にしている。
佐美三ひなた(熊本工3)が女子100m(11秒92/+2.0)、200m(24秒72/+0.1)で昨年に引き続き2冠、このほか、吉原碧彩(千原台3)が3000mを9分36秒49、1500mを4分34秒34で2種目で優勝を飾っている。今屋沙和子(熊本2)は走幅跳(5m61/-0.2)と三段跳(11m68/+1.0)の2冠を達成した。
男子のショートスプリントでは、山口蓮珠(熊本工2)と豊田真樹(熊本国府3)が火花を散らした。100mは山口が10.69(+0.8)で勝利すると、100m2位の豊田が200mでは21秒57(+0.7)で山口に先着。それぞれがアンカーを務めた4×100mリレーは熊本国府が41秒70で熊本工と0.07秒差の接戦を制した。
400mは佐藤悠仁(熊本中央2)が49秒02でV。佐藤を2走、男子八種競技を5105点で優勝した牛島栄佑(熊本中央3)を3走に据えた4×400mリレーは3分17秒86で制した。牛島は走高跳で3位、佐藤は200mを3位に入っており、複数種目で南九州大会へ挑む。
山下京桃(熊本国府2)が砲丸投(12m74)と円盤投(39m90)の2冠。男子110mハードルでは恒松修(球磨工3)が14秒43(-0.4)で優勝を飾った。
学校対抗では男子総合はフィールドを中心に得点を重ねた熊本中央が94点で初優勝。女子総合は熊本商が154点で8連覇を飾っている。
南九州大会は6月13日から4日間、県大会と同じくえがお健康スタジアムで行われる。
※記事内容の一部を訂正いたしました。関係者の皆様にお詫びして、訂正いたします。
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