女子1500mの日本記録を持つ田中希実(豊田自動織機TC)が、10月27日に行われたミドルディスタンス・チャレンジ(東京・駒沢)に出場。4分10秒41のトップだった。3日前の木南道孝記念800mで倒れ込みながらフィニッシュした影響で「左肩が最初のうちは回らなかった」というが、脚のほうは問題なし。今大会では、元々は「ペースメーカーも関係なく、入ったことのないようなペースで入ろうと思っていた」という。しかし、木南記念の疲労もあり、「ペースメーカーについていって、ラストはどれだけ気持ちよく走れるか」を意識。貫禄のペースアップを見せた。
試合が続くも、「試合も練習も同じ感覚で行っていて境目はありません」と言う田中。一度休みを入れて臨んだ試合で「リズムが崩れた」ようで、これまで通り試合をこなしながら調整に入る。
最大の目標は12月の日本選手権5000m。14分台に突入した廣中璃梨佳(日本郵政グループ)との競り合いが否が応でも注目される。田中自身も「正直、不安もあります。あまり一緒に走ったことがないので、後先考えないのもダメだし、考え過ぎるのもダメ」と意識している。「廣中さんは力があるので、勝つことを意識すれば、タイムも出る。今後も刺激し合える存在でいられるように」と田中。12月の大阪決戦。勝てば、文句なしの東京五輪代表に内定する。
女子1500mの日本記録を持つ田中希実(豊田自動織機TC)が、10月27日に行われたミドルディスタンス・チャレンジ(東京・駒沢)に出場。4分10秒41のトップだった。3日前の木南道孝記念800mで倒れ込みながらフィニッシュした影響で「左肩が最初のうちは回らなかった」というが、脚のほうは問題なし。今大会では、元々は「ペースメーカーも関係なく、入ったことのないようなペースで入ろうと思っていた」という。しかし、木南記念の疲労もあり、「ペースメーカーについていって、ラストはどれだけ気持ちよく走れるか」を意識。貫禄のペースアップを見せた。
試合が続くも、「試合も練習も同じ感覚で行っていて境目はありません」と言う田中。一度休みを入れて臨んだ試合で「リズムが崩れた」ようで、これまで通り試合をこなしながら調整に入る。
最大の目標は12月の日本選手権5000m。14分台に突入した廣中璃梨佳(日本郵政グループ)との競り合いが否が応でも注目される。田中自身も「正直、不安もあります。あまり一緒に走ったことがないので、後先考えないのもダメだし、考え過ぎるのもダメ」と意識している。「廣中さんは力があるので、勝つことを意識すれば、タイムも出る。今後も刺激し合える存在でいられるように」と田中。12月の大阪決戦。勝てば、文句なしの東京五輪代表に内定する。 RECOMMENDED おすすめの記事
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