HOME
国内
2024.02.05
田中希実 1500m室内日本新も「スッキリしていない。悔しさ大きい」1年前より成長も実感
日本新が8個!田中希実の自己ベストをチェック
800m 2.02.36=日本歴代5位
1000m 2.37.33=日本記録
1500m 3.59.19=日本記録
3000m 8.40.84=日本記録
5000m 14.29.18=日本記録
10000m 31分59秒89
1マイル 4分28秒94=日本記録
5km(女子単独) 15分34秒=日本記録
室内1500m 4分08秒46=室内日本記録
室内3000m 8分45秒64=室内日本記録
世界陸連室内ツアー・ゴールドのニューバランス室内グランプリ(米国ボストン)の女子1500mに出場した田中希実(New Balance)は、室内日本新となる4分08秒46をマークして9位だった。
積極的なレース運びを見せるも、5000mで14分00秒21の世界記録を持つG.ツェガイ(エチオピア)らのペースからは離された。その後はやや単独で走る場面もあり「ポツンとなってしまい、エチオピア勢と私、その他の選手と意図がバラバラなレース」(田中)になった。競り合いとなったほうが持ち味が発揮される田中だけあり、なかなかリズムが作れず、「ラストも上げられなかったのは課題」と話す。
前年に出した自身の室内日本記録を塗り替えるも「そんなにスッキリしていない。悔しさのほうが大きいです」と唇を噛む。それでも、「1年前は萎縮していましたが、今年はさらにハイレベルな選手でしたが、今回はロードで1マイルを走ったり、ケニア合宿だったりをしたことで不安や恐怖はいつもよりなかった」と成長も感じている。
1月のケニア合宿ではマラソン選手の「ハードワークに合わせ、今までにないくらいハード」な日々を過ごした。今回は1500mということやレース展開もあり「きつさに対しての身体の動かし方くらいでしか、経験を生かせなかった。(やってきたことを)試すことさえできなかった」と言う。
5000mでブダペスト世界選手権8位入賞したが、こだわりの強い1500mでは準決勝止まりとなり、記録も東京五輪から3分台を出せていないため、モヤモヤもある。「五輪までに世界と戦えるイメージを作れるように海外転戦していきたい」と見据えていた。
日本新が8個!田中希実の自己ベストをチェック
800m 2.02.36=日本歴代5位 1000m 2.37.33=日本記録 1500m 3.59.19=日本記録 3000m 8.40.84=日本記録 5000m 14.29.18=日本記録 10000m 31分59秒89 1マイル 4分28秒94=日本記録 5km(女子単独) 15分34秒=日本記録 室内1500m 4分08秒46=室内日本記録 室内3000m 8分45秒64=室内日本記録
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.07.17
Onの長距離ラン向けランニングシューズの新作モデル「Cloudsurfer Max」が7月17日より新登場!
スイスのスポーツブランド「On(オン)」およびオン・ジャパンは、新作ランニングシューズ「Cloudsurfer Max (クラウドサーファー マックス) 」を7月17日より発売したことを発表した。価格は23,100円 ( […]
2025.07.17
東京世界陸上がLIVE BOARDとスポンサーシップ契約を締結 首都圏にPR動画掲出
公益財団法人東京2025世界陸上財団は7月17日、株式会社LIVE BOARD(東京都渋谷区)とのスポンサーシップ契約を締結したと発表した。 LIVE BOARD(ライブボード)はNTTドコモグループで、デジタル屋外広告 […]
2025.07.17
アジア投てき選手権代表が発表!円盤投は湯上、郡の男女日本記録保持者、ハンマー投・福田、やり投は長沼、上田ら男女各4名
木浦アジア投てき選手権の代表一覧をチェック! ●男子 ・円盤投 湯上剛輝(トヨタ自動車) ・ハンマー投 福田翔大(住友電工) 中川達斗(サトウ食品新潟アルビレックスRC) ・やり投 鈴木凜(九州共大院) 長沼元(スズキ) […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会