5月30日、米国フロリダ州ジャクソンビルで全米学生選手権出場を懸けた東部地区予選が行われ、男子800mに出場したクレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分47秒29で組3着となり、6月に行われる全米学生選手権への出場権を手にした。
28日の予選は1分47秒73の3着で通過したクレイ。決勝は3組タイムレースで実施され、各組3着までと4着以下の記録上位3人が全国大会に出場できる条件で、最終の3組目の出場となった。
スタート直後からスローな展開となり、1周目の通過が54秒3と1組目、2組目より2秒以上も遅いものとなり、この時点で記録上位でのラウンド突破が苦しい状況に。3着以内に入ることが求められるなか、他校のライバルたちと激しいスパート合戦になりながらも1着と0.05秒差でフィニッシュ。4着の選手とはわずか0.01秒差という僅差での出場権獲得となった。
1分47秒29は大学ベストで、自己3番目の記録。日本人の全米学生選手権出場は昨年の石井優吉(ペンシルベニア州立大)に続き、2年連続となる。
また、29日に行われた女子10000mでは2023年度まで神村学園高(鹿児島)に在籍していたブレンダ・ジェプチルチル(オーバーン大)が12着となり、全米学生選手権出場を決めている。
全米学生選手権は6月11日から14日までオレゴン州ユージンで開催される。
【画像】全米学生選手権出場を決めたクレイ
The boys are going back to Oregon 💪
— Penn State Track & Field/Cross Country (@PennStateTFXC) May 30, 2025
Handal Roban (1:45.47) and Allon Clay (1:47.29) punched two tickets to the 2025 NCAA Championships in Eugene, Ore. in the men’s 800-meter! #WeAre | #PSUTF | #NCAATF pic.twitter.com/QEDOSaQurL
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