HOME 国内、日本代表

2025.05.29

NEWS
再レースの女子10000m 廣中璃梨佳が30分56秒32で銀メダル! 矢田みくには自己新で銅!/アジア選手権
再レースの女子10000m 廣中璃梨佳が30分56秒32で銀メダル! 矢田みくには自己新で銅!/アジア選手権

アジア選手権10000mでメダルを獲得した矢田みくにと廣中璃梨佳

◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)3日目

2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、異例の再レースとなった女子10000mでは廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が30分56秒32で銀メダル、矢田みくに(エディオン)が31分12秒21で銅メダルを獲得した。

女子10000mは前日のレース中に大雨により中止となり、一夜明けての仕切り直し。レースでは1000mを3分02秒で入ると、ケニア出身のD.ジェプケメイ(カザフスタン)が主導権を握り、4000m以降はV.ジェプチュンバ(バーレーン)とともに先頭集団を引っ張った。

廣中と矢田は3位集団を形成しながら徐々にリードを許す展開となったが、5000mを過ぎて廣中が単独で追走を開始。6000m手前でジェプチュンバをかわし、2位に浮上した。その後は首位・ジェプケメイとの差を少しずつ縮めながらレースを進めた廣中は23年日本選手権以来となる30分台をマーク。矢田も4月の日本選手権で出した自己記録(31分20秒09)を塗り替える自己新で銅メダル。異例となったレースで日本勢が好タイムでメダルを手にした。

優勝はジェプケメイで30分48秒44をマーク。途中まで先頭争いをしていたジェプチュンバは途中棄権となった。

◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)3日目 2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、異例の再レースとなった女子10000mでは廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が30分56秒32で銀メダル、矢田みくに(エディオン)が31分12秒21で銅メダルを獲得した。 女子10000mは前日のレース中に大雨により中止となり、一夜明けての仕切り直し。レースでは1000mを3分02秒で入ると、ケニア出身のD.ジェプケメイ(カザフスタン)が主導権を握り、4000m以降はV.ジェプチュンバ(バーレーン)とともに先頭集団を引っ張った。 廣中と矢田は3位集団を形成しながら徐々にリードを許す展開となったが、5000mを過ぎて廣中が単独で追走を開始。6000m手前でジェプチュンバをかわし、2位に浮上した。その後は首位・ジェプケメイとの差を少しずつ縮めながらレースを進めた廣中は23年日本選手権以来となる30分台をマーク。矢田も4月の日本選手権で出した自己記録(31分20秒09)を塗り替える自己新で銅メダル。異例となったレースで日本勢が好タイムでメダルを手にした。 優勝はジェプケメイで30分48秒44をマーク。途中まで先頭争いをしていたジェプチュンバは途中棄権となった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.30

落合晃が800m1分46秒24の予選1組1着で通過! 3組3着の石井優吉は記録上位で決勝進出/アジア選手権

◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)4日目 2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、男子800m予選1組で日本記録(1分44秒80)を持つ落合晃(駒大)が1分46秒24の1着で決勝進出を決めた。2組の石井優吉 […]

NEWS 800m・久保凛が2分02秒16の予選2組1着で決勝へ! 塩見綾乃は1組1着で通過/アジア選手権

2025.05.30

800m・久保凛が2分02秒16の予選2組1着で決勝へ! 塩見綾乃は1組1着で通過/アジア選手権

◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)4日目 2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、女子800m予選2組で久保凛(東大阪大敬愛高)が2分02秒16の1着で決勝進出を決めた。1組の塩見綾乃(岩谷産業)は2分04 […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子400m・今峰紗希(済美高)“アジアの金メダリスト”が次に狙うのは高校日本一

2025.05.30

【高校生FOCUS】女子400m・今峰紗希(済美高)“アジアの金メダリスト”が次に狙うのは高校日本一

FOCUS! 高校生INTERVIEW 今峰紗希 Imamine Saki 済美高3岐阜 注目の高校アスリートに焦点を当てる高校生FOCUS。今回はU18アジア選手権(4月15~18日/サウジアラビア・ダンマーム)女子4 […]

NEWS 400m松本奈菜子「個人で世界と戦いたい」支えられたキャリア、アジア制覇をステップに/アジア選手権

2025.05.30

400m松本奈菜子「個人で世界と戦いたい」支えられたキャリア、アジア制覇をステップに/アジア選手権

◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ) 2年に一度開かれるアジア選手権から日本選手団が帰国し、メディアの取材に応じた。 女子400mをセカンドベストの52秒17で制し、今大会の日本勢金メダル「第1号」となっ […]

NEWS 女子100mH井上凪紗の決勝は13秒13w! 2位福田花奏も13秒27w 追い風2.1mで快記録/IH兵庫県大会

2025.05.30

女子100mH井上凪紗の決勝は13秒13w! 2位福田花奏も13秒27w 追い風2.1mで快記録/IH兵庫県大会

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 兵庫県大会は5月30日、神戸市の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開幕し、女子100mハードルは準 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年6月号 (5月14日発売)

2025年6月号 (5月14日発売)

Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定

Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析

page top