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2025.06.02

佐藤克樹&秋澤理沙が200m2連覇 関綾音が女子棒高跳県高校新 学校対抗男子は日本文理が初優勝/IH新潟県大会
佐藤克樹&秋澤理沙が200m2連覇 関綾音が女子棒高跳県高校新 学校対抗男子は日本文理が初優勝/IH新潟県大会

佐藤克樹(24年U18大会)

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。

新潟県大会は5月29日から6月1日の4日間で、デンカビッグスワンスタジアム(新潟スタジアム)にて行われた。

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200mは昨年、全国優勝の実績を持つ東京学館新潟の男女コンビがそろって順当の2連覇を遂げた。男子はU20日本選手権覇者・佐藤克樹(3年)が21秒07(+0.4)で制覇。女子はインターハイを制している秋澤理沙(3年)が100mを棄権してこの種目に専念し、24秒83(+1.1)で勝った。佐藤は男子4×100mリレー決勝で1走を務め、40秒54でチームの優勝に貢献し、2冠を果たした。

女子棒高跳では県高校記録が2年ぶりに誕生。昨年のU16大会で6位の関綾音(開志国際2)が3m60を1回で成功し、従来の記録を5cm更新した。砲丸投ではU18大会4位の川浦もえ(開志国際3)が12m91をマークし、強さを見せている。

女子ではこのほか、新潟明訓が4×100m(46秒88)と4×400m(3分49秒03)のリレー2種目制覇。両リレーに出走したU18大会300mハードル7位の明田川心来(3年)は、400mハードルでも61秒29で勝って3種目V。4×100mのアンカーを務めた田村美桜(2年)は100mでも12秒06(-0.1)で優勝。4×400mの4走を務めた石黒果乃(3年)は400mを56秒93で制している。

走高跳はU18大会4位タイの野村寧音(新潟一2)が1m61で、走幅跳は山田瑚子(巻3)が5m48(+1.3)でそれぞれ2連覇。800mは堤海遥(新潟一1)が2分14秒95でルーキーVを果たした。

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男子では100mは泉岳琉(日本文理3)が10秒53(+0.6)で1位。4×400mリレーでもアンカーとして優勝(3分16秒59)に貢献した。110mハードルは1年生の登石愛輝(新潟明訓)が14秒54(+0.7)で1位。3000m障害では星野愁(中越)が9分03秒20で後続を13秒以上引き離した。

フィールド種目では走高跳で、3年前の全中優勝実績を持つ東隆臣(日本文理3)が1m95でV。三段跳で宮崎悠真(十日町3)が14m63(+0.2)で2連覇した。棒高跳の髙橋輝(開志国際2)は4m60を1発でクリアして1位。ハンマー投は中川冬夢(新津工3)が56m87を放って優勝した。

学校対抗の男子総合は、5種目に優勝し、トラックからフィールドまで得点を積み重ねた日本文理が88.5点で初の頂点に。女子総合は、トラックで7種目を制するなど上位入賞が続いた新潟明訓が、113点で2年ぶり2度目の優勝を決めた。

北信越大会は6月19日から22日までの4日間、福井県営陸上競技場にて行われる。

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 新潟県大会は5月29日から6月1日の4日間で、デンカビッグスワンスタジアム(新潟スタジアム)にて行われた。 200mは昨年、全国優勝の実績を持つ東京学館新潟の男女コンビがそろって順当の2連覇を遂げた。男子はU20日本選手権覇者・佐藤克樹(3年)が21秒07(+0.4)で制覇。女子はインターハイを制している秋澤理沙(3年)が100mを棄権してこの種目に専念し、24秒83(+1.1)で勝った。佐藤は男子4×100mリレー決勝で1走を務め、40秒54でチームの優勝に貢献し、2冠を果たした。 女子棒高跳では県高校記録が2年ぶりに誕生。昨年のU16大会で6位の関綾音(開志国際2)が3m60を1回で成功し、従来の記録を5cm更新した。砲丸投ではU18大会4位の川浦もえ(開志国際3)が12m91をマークし、強さを見せている。 女子ではこのほか、新潟明訓が4×100m(46秒88)と4×400m(3分49秒03)のリレー2種目制覇。両リレーに出走したU18大会300mハードル7位の明田川心来(3年)は、400mハードルでも61秒29で勝って3種目V。4×100mのアンカーを務めた田村美桜(2年)は100mでも12秒06(-0.1)で優勝。4×400mの4走を務めた石黒果乃(3年)は400mを56秒93で制している。 走高跳はU18大会4位タイの野村寧音(新潟一2)が1m61で、走幅跳は山田瑚子(巻3)が5m48(+1.3)でそれぞれ2連覇。800mは堤海遥(新潟一1)が2分14秒95でルーキーVを果たした。 男子では100mは泉岳琉(日本文理3)が10秒53(+0.6)で1位。4×400mリレーでもアンカーとして優勝(3分16秒59)に貢献した。110mハードルは1年生の登石愛輝(新潟明訓)が14秒54(+0.7)で1位。3000m障害では星野愁(中越)が9分03秒20で後続を13秒以上引き離した。 フィールド種目では走高跳で、3年前の全中優勝実績を持つ東隆臣(日本文理3)が1m95でV。三段跳で宮崎悠真(十日町3)が14m63(+0.2)で2連覇した。棒高跳の髙橋輝(開志国際2)は4m60を1発でクリアして1位。ハンマー投は中川冬夢(新津工3)が56m87を放って優勝した。 学校対抗の男子総合は、5種目に優勝し、トラックからフィールドまで得点を積み重ねた日本文理が88.5点で初の頂点に。女子総合は、トラックで7種目を制するなど上位入賞が続いた新潟明訓が、113点で2年ぶり2度目の優勝を決めた。 北信越大会は6月19日から22日までの4日間、福井県営陸上競技場にて行われる。

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