HOME 高校

2025.05.31

走高跳・阿部野菊が1m71の大会新 菅野穂乃は県高校新の三段跳含め4冠! 星川俊介は男子投てき2冠/IH山形県大会
走高跳・阿部野菊が1m71の大会新 菅野穂乃は県高校新の三段跳含め4冠! 星川俊介は男子投てき2冠/IH山形県大会

女子走高跳を1m71の大会新記録で優勝した阿部野菊(山形県高体連提供)

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。

山形県大会は5月26日から29日までの4日間、NDソフトスタジアム山形(山形県総合運動公園陸上競技場)で行われた。

広告の下にコンテンツが続きます

女子では跳躍で好記録は続出した。走高跳で昨年のU18大会7位の阿部野菊(山形中央3)が1m71の大会新記録で優勝。菅野穂乃(山形市商3)が昨年のU18大会を制した三段跳で、自らが持つ県高校記録を13cm更新する12m49(-0.2)をマーク。走幅跳は6m04(+2.4)で優勝したほか、100mハードル(14秒64/+1.1)、3走を務めた4×100mリレー(47秒75)と合わせて4冠を達成した。

短距離では石井瑞季(久里学園3)が100mを12秒18(-2.0)、200mを24秒72(±0.0)で2冠を達成。中長距離では1年生の井上佳奈(山形城北)が1500mを4分22秒93の大会新、3000mも9分40秒48で2冠を飾っている。投てきでは八鍬真心(新庄東3)が円盤投(35m39)とやり投(42m31)の2種目で優勝している。

男子では2年生の星川俊介(新庄東)が投てき種目で2冠を達成。昨年のU18大会で優勝している砲丸投を15m29で制すと、円盤投では45m49のビッグスローで大会新記録をマークした。

走幅跳では橋本虎雅(九里学園2)が7m30(+1.8)の好記録をマーク。このほか、平山蒼徠(九里学園3)が100m(10秒86/-1.8)と200m(21秒74/-1.5)、後藤颯星(酒田南3)は1500m(3分55秒46)と5000m(14分38秒11)でともに2冠を飾っている。

広告の下にコンテンツが続きます

学校対抗では、男子総合は山形中央が122点、女子では4×100mリレーで優勝をした山形市商が124点でそれぞれ優勝した。

東北大会は6月13日から4日間、青森県のカクヒログループアスレチックスタジアム(新青森県総合運動公園陸上競技場)で行われる。

※記事の一部に誤りがあり、訂正いたしました。関係者の皆様にお詫びいたします。

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 山形県大会は5月26日から29日までの4日間、NDソフトスタジアム山形(山形県総合運動公園陸上競技場)で行われた。 女子では跳躍で好記録は続出した。走高跳で昨年のU18大会7位の阿部野菊(山形中央3)が1m71の大会新記録で優勝。菅野穂乃(山形市商3)が昨年のU18大会を制した三段跳で、自らが持つ県高校記録を13cm更新する12m49(-0.2)をマーク。走幅跳は6m04(+2.4)で優勝したほか、100mハードル(14秒64/+1.1)、3走を務めた4×100mリレー(47秒75)と合わせて4冠を達成した。 短距離では石井瑞季(久里学園3)が100mを12秒18(-2.0)、200mを24秒72(±0.0)で2冠を達成。中長距離では1年生の井上佳奈(山形城北)が1500mを4分22秒93の大会新、3000mも9分40秒48で2冠を飾っている。投てきでは八鍬真心(新庄東3)が円盤投(35m39)とやり投(42m31)の2種目で優勝している。 男子では2年生の星川俊介(新庄東)が投てき種目で2冠を達成。昨年のU18大会で優勝している砲丸投を15m29で制すと、円盤投では45m49のビッグスローで大会新記録をマークした。 走幅跳では橋本虎雅(九里学園2)が7m30(+1.8)の好記録をマーク。このほか、平山蒼徠(九里学園3)が100m(10秒86/-1.8)と200m(21秒74/-1.5)、後藤颯星(酒田南3)は1500m(3分55秒46)と5000m(14分38秒11)でともに2冠を飾っている。 学校対抗では、男子総合は山形中央が122点、女子では4×100mリレーで優勝をした山形市商が124点でそれぞれ優勝した。 東北大会は6月13日から4日間、青森県のカクヒログループアスレチックスタジアム(新青森県総合運動公園陸上競技場)で行われる。 ※記事の一部に誤りがあり、訂正いたしました。関係者の皆様にお詫びいたします。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

NEWS 大晦日の赤坂で東京世界陸上の熱狂再び!TBSオールスター体育祭に国内外メダリスト、入賞者ら17名が大集結 OB・OG含め多数参戦

2025.12.23

大晦日の赤坂で東京世界陸上の熱狂再び!TBSオールスター体育祭に国内外メダリスト、入賞者ら17名が大集結 OB・OG含め多数参戦

TBSは12月31日に放送予定の「大晦日オールスター体育祭」の番組詳細を発表した。東京世界選手権出場者や、現役選手、元日本代表など陸上から多数登場する。 東京世界選手権出場者は17名が参戦。日本代表では男子35km競歩銅 […]

NEWS 佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

2025.12.22

佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

12月23日、滋賀県守山市のSGホールディングスグループ陸上競技場で令和7年度SGH文スポ チャレンジ競技会が開催された。 同大会は主に前日の全国高校駅伝(男子)に出場した学校のうち、出走できなかった選手たちを中心に参加 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

2025.12.22

箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 20年連続で箱根駅伝のシード権を守り続けてい […]

NEWS 箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

2025.12.22

箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 10月の箱根駅伝予選会で東農大は6位を占め、2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top