2023.04.21
日本グランプリシリーズ(G2)のTOKYO Spring Challengeが明日4月22日、東京・国立競技場で行われる。
今回が初開催で、男女計8種目を実施。第86回東京選手権と小中学生対象の東京ライジングスター陸上との併催となる(2大会は23日まで)。
男子には、200mに桐生祥秀(日本生命)がエントリーしている。前週の出雲陸上はウォーミングアップ中に「左膝裏の違和感」が出て急きょ棄権。直後に更新した自身のSNSで、「来週にも試合があるので」と語り、大事を取った様子だ。国立のトラックに姿を現わすか。
このほか、20秒48の自己ベストを持つ染谷佳大(大和ハウス)や、東京五輪代表の山下潤(ANA)が登録している。
400mでは昨年の世界選手権男子4×400mリレーで日本の4位に貢献した中島佑気ジョセフ(東洋大)や、岩崎立来(三重スポーツ協会)といった45秒台の選手が名を連ねている。
600mには800m日本記録保持者の川元奨(スズキ)や、金子魅玖人(中大)、薄田健太郎(DeNA)、松本純弥(FAJ)といったトップ選手がそろう。男子2マイルには吉居駿恭(中大)の名前がある。
女子では、200mには兒玉芽生(ミズノ)や青野朱李(NDソフト)、壹岐あいこ(大阪ガス)、鶴田怜美(南九州ファミリーマート)がエントリー。海外からは22秒99の記録を持つR.デイ(豪州)が参戦する見込みだ。400mには久保山晴菜(今村病院)や岩田優奈(スズキ)、稲岡真由(KAGOTANI)が激突。600mには室内シーズンから好調の塩見綾乃(岩谷産業)や、復調してきた北村夢(エディオン)、川田朱夏(ニコニコのり)ら実力者が出場する。
このほか、併催の東京選手権では女子1マイルが「World Challenge 1マイル」(22日12時20分)として行われ、当初、TOKYO Spring Challengeの2マイルにエントリーしていた田中希実(New Balance)が種目を変えて、高校の中距離トップ選手たちと走る予定となっている。
大会の模様はYouTubeでライブ配信される。
■TOKYO Spring Challenge 2023
4月22日/東京・国立競技場
グランプリ種目
男子:200m、400m、600m、2マイル
女子:200m、400m、600m、2マイル
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.05.19
インターハイ都府県大会 明日は鹿児島 週末は各地で一挙開催 愛知、大阪、福岡はハイレベルな戦いの予感
広島インターハイ(7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島=広島広域公園陸上競技場)を目指し、各地で都府県大会が行われている。 ここまで関東8都県と岐阜が終了し、今週以降はさらに大会が集中する。この1週間の […]
2025.05.19
【男子110mH】木村立樹(桜浜中2) 14秒29=中2歴代5位
5月17日に三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢・陸上競技場で行われた第2回南勢記録会の中学男子110mハードルで、中学2年生の木村立樹(桜浜中)が中2歴代5位となる14秒29(+1.8)をマークした。 木村は昨年9 […]
2025.05.19
【選手名鑑】大坂谷 明里
大坂谷 明里 OSAKAYA AKARI SNS: 愛媛競技力本部 2002年4月10日 小野中(兵庫)→社高(兵庫)→園田学園女大 棒高跳:4.20(25年) ■代表歴 アジア選手権(25クミ) 【年次ベスト】 棒高跳 […]
2025.05.19
ユニクロ・大島健太コーチが5月末で退任 プリンセス駅伝1位通過にも貢献
5月19日、ユニクロは大島健太コーチが5月末をもって退任、退職することを発表した。 大島氏は45歳。現役時代は高知国体5000mで優勝したほか、04年には世界クロスカントリー選手権に日本代表として出場。マラソン、駅伝でも […]
2025.05.19
【選手名鑑】竹内 真弥
竹内 真弥 TAKEUCHI MAYA SNS: ミズノ 1998年10月9日 長瀬中(大阪)→摂津高(大阪)→日女体大 走幅跳:6.49(24年) ■代表歴 アジア選手権(25クミ) 【年次ベスト】 走幅跳 12年(中 […]
Latest Issue
最新号

2025年6月号 (5月14日発売)
Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定
Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析