HOME 国内、高校

2023.03.26

東京五輪代表・戸邉直人が高校生向けに講演会を実施「『考えること』『学び続けること』が大切」
東京五輪代表・戸邉直人が高校生向けに講演会を実施「『考えること』『学び続けること』が大切」

高校生を相手に講演会を行った戸邉直人(JAL、後列左から5人目)

3月25日から5日間、岐阜県内で日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が開催され、26日に男子走高跳の東京五輪代表・戸邉直人(JAL)が高校生アスリート向けに講演会を行った。

講演会のテーマは「陸上選手のキャリアについて」。戸邉は自身の競技生活を振り返り、「そこまで順調ではなかった」としつつ、挫折をした時の乗り越え方などを語った。

広告の下にコンテンツが続きます

戸邉は全中、インターハイ、日本インカレ、日本選手権と、各カテゴリーで優勝を飾っているが、その中でも「記録が低迷した時期があった」と話す。

「記録を伸ばし続けるには『考えること』『学び続けること』が大切。何が良くて、何が悪いのかを常に考えて取り組むこと。高校生のみなさんも、それにトライしてほしいです」

考え方については「PDCAサイクル」や「OODAループ」を紹介しつつ、「感覚の基準は曖昧なもの。その根拠となるものを突きつめることが大切」と説いた。

最後に、戸邉は「陸上は記録を突き詰めるもの。その過程で苦しいこともありますが、殻を破ればとても嬉しいですよね。競技で得たものを他に生かすためにも、『学び続けること』『考えること』を大切にしていきましょう」と締めくくった。

質疑応答では高校生から積極的に手が上がった。なかでも「どうやったらインターハイで優勝できますか?」というシンプルな質問に対しては「他人はコントロールできません。まずは自分のベストを出すこと、やるべきことをやることが大切」とアドバイスを送った。

戸邉は昨年8月に日本陸連アスリート委員会の委員長に就任。「これからの新しい時代では、アスリートが積極的に競技団体と力を合わせて競技の価値を高めていくことが必要だと考えています」とコメントしていた。

【参加者の声】
川﨑俊祐(市尼崎高2兵庫)※2022年インターハイ優勝、自己記録2m12
「戸邉選手のお話の中で『考える』という部分が印象に残りました。記録を伸ばすには向上心が大切だと思いますが、向上心を持つためにはいろんなことを考えて取り組む必要があります。同じ走高跳の選手としてすごく勉強になりました」

3月25日から5日間、岐阜県内で日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が開催され、26日に男子走高跳の東京五輪代表・戸邉直人(JAL)が高校生アスリート向けに講演会を行った。 講演会のテーマは「陸上選手のキャリアについて」。戸邉は自身の競技生活を振り返り、「そこまで順調ではなかった」としつつ、挫折をした時の乗り越え方などを語った。 戸邉は全中、インターハイ、日本インカレ、日本選手権と、各カテゴリーで優勝を飾っているが、その中でも「記録が低迷した時期があった」と話す。 「記録を伸ばし続けるには『考えること』『学び続けること』が大切。何が良くて、何が悪いのかを常に考えて取り組むこと。高校生のみなさんも、それにトライしてほしいです」 考え方については「PDCAサイクル」や「OODAループ」を紹介しつつ、「感覚の基準は曖昧なもの。その根拠となるものを突きつめることが大切」と説いた。 最後に、戸邉は「陸上は記録を突き詰めるもの。その過程で苦しいこともありますが、殻を破ればとても嬉しいですよね。競技で得たものを他に生かすためにも、『学び続けること』『考えること』を大切にしていきましょう」と締めくくった。 質疑応答では高校生から積極的に手が上がった。なかでも「どうやったらインターハイで優勝できますか?」というシンプルな質問に対しては「他人はコントロールできません。まずは自分のベストを出すこと、やるべきことをやることが大切」とアドバイスを送った。 戸邉は昨年8月に日本陸連アスリート委員会の委員長に就任。「これからの新しい時代では、アスリートが積極的に競技団体と力を合わせて競技の価値を高めていくことが必要だと考えています」とコメントしていた。 【参加者の声】 川﨑俊祐(市尼崎高2兵庫)※2022年インターハイ優勝、自己記録2m12 「戸邉選手のお話の中で『考える』という部分が印象に残りました。記録を伸ばすには向上心が大切だと思いますが、向上心を持つためにはいろんなことを考えて取り組む必要があります。同じ走高跳の選手としてすごく勉強になりました」

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.03.04

ハーフ競歩 19歳・石升吉がボンフィム抑えV 女子マラソン競歩は陳夢遠が3時間24分48秒で制す/WA競歩ツアー

世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドの中国競歩グランプリが、3月1日と2日に太倉で開催され、男子ハーフマラソン競歩では19歳の石升吉(中国)が1時間22分33秒で優勝した。 石は2007年1月生まれ。24年世界競歩チーム […]

NEWS デュプランティス、ジェファーソン・ウッデン、マクローリン・レヴロニ、キピエゴンが年間最優秀候補! ローレウス賞

2026.03.04

デュプランティス、ジェファーソン・ウッデン、マクローリン・レヴロニ、キピエゴンが年間最優秀候補! ローレウス賞

スポーツの各分野で活躍した個人・団体に贈られる「スポーツ界のアカデミー賞」とも呼ばれるローレウス世界スポーツ賞の候補選手が3月3日に発表され、陸上界からは年間最優秀選手に男女計4選手がノミネートされた。 昨年、年間最優秀 […]

NEWS 日本郵政GPの太田琴菜が現役引退 立命大では駅伝で席巻 思い出の名古屋ウィメンズがラストラン

2026.03.04

日本郵政GPの太田琴菜が現役引退 立命大では駅伝で席巻 思い出の名古屋ウィメンズがラストラン

日本郵政グループは太田琴菜の今季限りでの引退を発表した。 太田は1995年生まれの30歳。兵庫県姫路市出身で、中学時代に1500mで全中出場。名門・須磨学園高時代には全国高校駅伝の1区を務めて総合3位に貢献し、トラックで […]

NEWS 佐久長聖高駅伝部がジュニア育成プロジェクト「将来世界で戦う選手を育てる」OBがトレーニングサポート

2026.03.04

佐久長聖高駅伝部がジュニア育成プロジェクト「将来世界で戦う選手を育てる」OBがトレーニングサポート

全国高校駅伝男子で4度優勝した実績を持つ佐久長聖高(長野)駅伝部が3月3日、公式SNSやnoteを更新し、ジュニア育成プロジェクトを行うと発表した。 同校駅伝部は1998年に全国高校駅伝に初出場して以来、昨年末の大会まで […]

NEWS 創業50周年のヒマラヤが岐阜・長良川競技場のネーミングライツ契約 4月から「ヒマスタ」へ

2026.03.03

創業50周年のヒマラヤが岐阜・長良川競技場のネーミングライツ契約 4月から「ヒマスタ」へ

スポーツ用品を取り扱う株式会社ヒマラヤは3月3日、岐阜メモリアルセンター陸上競技場(長良川競技場)の施設命名権契約(ネーミングライツ)を結んだことを発表した。 岐阜市に本社を構える同社は1976年に創業。スキー専門店とし […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年3月号 (2月14日発売)

2026年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
大阪国際女子マラソン
矢田みくにインタビュー
追跡箱根駅伝

page top