2020.12.15
東京五輪マラソン代表の中村匠吾(富士通)が12月15日、オンラインでの合同取材に応じ、近況と今後のスケジュールについて語った。
中村は昨年、東京五輪の選考会であるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)を制して五輪代表に内定。その後、マラソンの開催場所が札幌移転、そして新型コロナウイルスの影響により五輪1年延期と続き、「準備してきた分、少し気持ちが落ち込んだこともあった」と本音を明かすが、「強化の期間」と気持ちを切り替えた。
五輪に向けて「世界のレースで見られる30~35kmのペースアップに対応できるようにスピード持久力をテーマに練習してきた」と中村。持ち味である「残りの2.195kmで勝負できるように。本番では力を発揮したい」と話す。
コロナ禍にあって、五輪、アスリートを取り巻く状況は複雑。「五輪について賛否あるのは当然ですが、アスリートとしては開催されることを前提に練習しています」と言い、「閉会式の時に、『大会ができてよかったね』と言ってもらえるようなパフォーマンスをするのがアスリートの仕事」と、しっかり準備を整えていく構えだ。
次戦は1月1日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)となり、マラソンについては2月28日のびわ湖毎日マラソンを予定している。ニューイヤーに向けて「積極的な走りをしてチームに貢献したい」と語った。
また、合同取材後には、富士通が「主宰する駅伝・マラソントークイベント」の収録が行われ、中村、福島正監督に加え、駒大・大八木弘明監督が参加。司会は柏原竜二氏と文化放送の寺島啓太アナウンサーが務めた。
全日本大学駅伝や東日本実業団駅伝の振り返りや、指導法についてなど、さまざまな話題に触れた。箱根駅伝について、「今走ってみたい区間は?」という問いに中村は「2区です。箱根だけ優勝できなかったので優勝したい」と答えた。また、大八木監督の『声かけ』について、「大八木監督に声をかけられた記憶がないんですよね」と笑い、大八木監督は「1区も多かったし、しっかり走ってくれていたから(叱咤する)必要がなかった」と言う。
同社は東京2020大会のスポンサー企業としてこれまでも社内向けのトークイベントなどを開催してきたが、今回はファンに向けて、12月25日~1月4日に期間限定で公開される予定。
写真/富士通株式会社 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2026.06.12
-
2026.06.12
2026.05.19
2026高校最新ランキング【男子】
2026.05.13
ユニクロ女子陸上競技部が新ユニフォームを発表! 東日本実業団選手権から着用予定
-
2026.05.27
Latest articles 最新の記事
2026.06.12
100mH中島ひとみ「またこの場所で日本一に戻りたい」予選、準決勝とも12秒77で1着通過/日本選手権
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手の1日目が行われ、女子100mハードル準決勝2組は中島ひとみ(長谷川体育施設)が12秒77(+0.2 […]
2026.06.12
100mH福部真子「自分の良さ消えていた」も大会新12秒72!決勝へリード脚など課題に「全集中したい」/日本選手権
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手の1日目が行われ、女子100mハードル準決勝1組では福部真子(日本建設工業)が12秒72(-0.2) […]
2026.06.12
女子5000mは山本有真が劇的V! フィニッシュ直前で田中希実を逆転 自身初14分台でアジア大会内定/日本選手権
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権の1日目が行われ、女子5000mでは山本有真(積水化学)が日本歴代6位の14分59秒89で初優勝を […]
2026.06.12
やり投・北口榛花が2年ぶり優勝、初のアジア大会代表に内定!5投目に今季ベスト62m86で大逆転/日本選手権
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手の1日目が行われ、女子やり投は北口榛花(JAL)が62m86で2年ぶりの優勝を果たして、アジア大会代 […]
2026.06.12
3000m障害・青木涼真が0.03秒差で競り勝つ! 「また世界と戦うための最初のステップ」/日本選手権
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手の1日目が行われ、男子3000m障害は青木涼真(Honda)が8分18秒63で優勝し、アジア大会代表 […]
Latest Issue
最新号
2026年7月号 (6月12日発売)
特集 村竹&橋岡&諸田
インターハイ特集!