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2025.10.24

女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場
女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場

久保山晴菜(左)と松本奈菜子

今村病院はアスリート職員の女子短距離・久保山晴菜が今季限りで現役引退すると発表した。

久保山は佐賀県出身の29歳。小学校から陸上を始め、田代中時代に4×100mリレーで全中準決勝に進出。佐賀北高に進学して200m、400mで頭角を現すと、3年時には2種目でインターハイへ。中学からバトンをつないできた原菜月らと組んだ4×100mリレーでは“佐賀北旋風”を巻き起こし、優勝候補として全国に臨み4位となりメンバーたちは大粒の涙をこぼしていた。

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福岡大では信岡沙希重コーチのもとで成長。ショートスプリントの才能が開花し、4年時には日本インカレ100mで11秒86をマークして優勝し、200mでも2位に。この結果もあって、大学で競技を引退する予定だったが翻意して競技生活を続行させた。

如水会今村病院の所属となると、22年に100mで11秒55、23年に200mで23秒57をマーク。21年から再び本格参戦した400mでは23年に53秒07(日本歴代9位)まで成長した。22年のオレゴン世界選手権リレー代表に(補欠)。23年には日本選手権で400mで初優勝し、アジア選手権400m4位。昨年は女子短距離としては初めてダイヤモンドリーグ(DL/蘇州)にも出場を果たした。今年もセカンドベストの53秒08を出し、主要大会で上位争いを繰り広げていた。

昨年の地元・佐賀国スポも競技を続けてきた一つの要因だと明かし、「自国開催の世界選手権も狙っていたのですが届かなかった。ケガもありながら最後まで必死で挑んで、出し切れたというのがあります。やりきって、『今年までかな』と考えた」と言う。今後も佐賀県内のスポーツの育成現場にも携わる予定で「地域貢献していきたい」。

大学で引退を翻意して走り続けてきた久保山。「インカレで辞めるつもりだったところから、悔しい気持ちがあってもう少し続けたいと思ってやってきました。福岡大の強い仲間がいる中で切磋琢磨してやってこられたからこそ、日本代表も経験できました。もう一回、やり直すとなっても絶対にこの道を選ぶといえるくらい、続けて良かったです」と最後は笑顔だった。

秋の全日本実業団対抗選手権や滋賀国スポでは、同学年でライバル・仲間としてともに走ってきた松本奈菜子(東邦銀行)らとの走りを楽しむ姿も印象的だった。

所属先を通じ「陸上を始めた頃から1番に応援してくれた家族、福岡大学入学後から長い間熱いご指導をして下さった信岡沙希重先生をはじめ、福岡大学の関係者の皆様、競技に集中できるようサポートしてくださった如水会今村病院の方々に心より御礼申し上げます」とコメントし、今後は記録会に2レース出場予定で「感謝の思いを込めて走りたい」としている。

福岡大女子スプリントの現在の興隆の礎の1人でもあった久保山。本人は「突き抜けられない」と悩みを抱えていたが、地道に、コツコツと積み重ね、どんな大会でも安定した走りを見せる記憶に残るスプリンターだった。

今村病院はアスリート職員の女子短距離・久保山晴菜が今季限りで現役引退すると発表した。 久保山は佐賀県出身の29歳。小学校から陸上を始め、田代中時代に4×100mリレーで全中準決勝に進出。佐賀北高に進学して200m、400mで頭角を現すと、3年時には2種目でインターハイへ。中学からバトンをつないできた原菜月らと組んだ4×100mリレーでは“佐賀北旋風”を巻き起こし、優勝候補として全国に臨み4位となりメンバーたちは大粒の涙をこぼしていた。 福岡大では信岡沙希重コーチのもとで成長。ショートスプリントの才能が開花し、4年時には日本インカレ100mで11秒86をマークして優勝し、200mでも2位に。この結果もあって、大学で競技を引退する予定だったが翻意して競技生活を続行させた。 如水会今村病院の所属となると、22年に100mで11秒55、23年に200mで23秒57をマーク。21年から再び本格参戦した400mでは23年に53秒07(日本歴代9位)まで成長した。22年のオレゴン世界選手権リレー代表に(補欠)。23年には日本選手権で400mで初優勝し、アジア選手権400m4位。昨年は女子短距離としては初めてダイヤモンドリーグ(DL/蘇州)にも出場を果たした。今年もセカンドベストの53秒08を出し、主要大会で上位争いを繰り広げていた。 昨年の地元・佐賀国スポも競技を続けてきた一つの要因だと明かし、「自国開催の世界選手権も狙っていたのですが届かなかった。ケガもありながら最後まで必死で挑んで、出し切れたというのがあります。やりきって、『今年までかな』と考えた」と言う。今後も佐賀県内のスポーツの育成現場にも携わる予定で「地域貢献していきたい」。 大学で引退を翻意して走り続けてきた久保山。「インカレで辞めるつもりだったところから、悔しい気持ちがあってもう少し続けたいと思ってやってきました。福岡大の強い仲間がいる中で切磋琢磨してやってこられたからこそ、日本代表も経験できました。もう一回、やり直すとなっても絶対にこの道を選ぶといえるくらい、続けて良かったです」と最後は笑顔だった。 秋の全日本実業団対抗選手権や滋賀国スポでは、同学年でライバル・仲間としてともに走ってきた松本奈菜子(東邦銀行)らとの走りを楽しむ姿も印象的だった。 所属先を通じ「陸上を始めた頃から1番に応援してくれた家族、福岡大学入学後から長い間熱いご指導をして下さった信岡沙希重先生をはじめ、福岡大学の関係者の皆様、競技に集中できるようサポートしてくださった如水会今村病院の方々に心より御礼申し上げます」とコメントし、今後は記録会に2レース出場予定で「感謝の思いを込めて走りたい」としている。 福岡大女子スプリントの現在の興隆の礎の1人でもあった久保山。本人は「突き抜けられない」と悩みを抱えていたが、地道に、コツコツと積み重ね、どんな大会でも安定した走りを見せる記憶に残るスプリンターだった。

現役引退表明の久保山晴菜のコメント全文

この度、小学生から始めた陸上競技を引退することを決断致しました。 まずは陸上を始めた頃から1番に応援してくれた家族、福岡大学入学後から長い間熱いご指導をして下さった信岡沙希重先生(福岡大学陸上競技部 短距離ブロックコーチ)をはじめ、福岡大学の関係者の皆様、競技に集中できるようサポートしてくださった如水会今村病院の方々に心より御礼申し上げます。 競技人生を振り返ると、今村病院に入社後100m、200m、400mすべての種目において自己記録を更新することができましたし、ダイヤモンドリーグ蘇州大会やアジア選手権など様々な国際大会も経験させて頂きました。どのレースもそれぞれ思い出はありますが、2023年の日本選手権で女子400mにおいて念願だった優勝ができたことと、2024年の地元佐賀国スポで沢山のご声援を受ける中で個人種目(成年女子300m)、リレー種目(男女混合4×400mR)ともに入賞できたことは特に思い入れがあります。 結果が良い時もそうでない時も周りの方々からは「いつも応援しているよ、頑張って」というお言葉をいただき、私の原動力となりました。今村病院の皆様や、地元の方々からのご支援・ご声援のお陰で、夢を追いかけ続けることができたと思っています。 小学、中学、高校、大学、実業団と続けることができたのも指導者や仲間に恵まれたからこそです。目標に向かって全力で頑張り続けた時間は私の一生の財産となりました。 今まで本当にありがとうございました。 最後に競技のご報告として、 ・10月26日(日):2025年度福岡県秋季記録会(博多の森陸上競技場) ・11月02日(日):2025年度SAGA秋季記録会(SAGAスタジアム) 上記2試合を予定しております。 最後にこれまで支えてくださった皆様へ感謝の思いを込めて走りたいと思います。 長い間ご支援・ご声援をいただきありがとうございました。

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