◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)2日目
学生日本一を決める日本インカレの2日目が行われた。女子400mはフロレス・アリエ(日体大)が53秒43で貫禄の2連覇を飾った。
日本国籍取得が叶えば、最大のターゲットは1ヵ月後の日本選手権。そこを目指す過程の段階で迎えた今大会は「10割で走らなくても学生一になりたいと思っていました」。
その言葉通り、予選(53秒75)、準決勝(53秒46)と全体をうまくまとめるレースで後半に抜け出すレースを展開。決勝も2位の寺本葵(天理大)が53秒55、3位の児島柚月(立命大)が53秒78、4位の中尾柚希(園田学園大)までが53秒台(53秒98)というハイレベルのなかで、力を示した。フロレスは「(予選から)53秒台を3本そろえられたので、力がついた」とうなずく。
5月3日の静岡国際で51秒71と、日本記録を上回る快走を見せた。ペルー国籍のため新記録とはならなかったが、その後の関東インカレでは強風の中で52秒82の大会新記録をマークするなどさらなる記録短縮への手応えをつかんでいる。
「51秒5を目指しているので、スピードを上げていきたい」とフロレス。400m全体のレース構成が固まり切っておらず、「外側の選手についていって、300mで並ぶレースが多い」と課題を挙げた。
初日に100mと4×100mリレー予選をこなし、2日目の100m準決勝は棄権したが、明日からは200mが控える。チームの総合5連覇へ、エースとしての役割を全うする。
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