◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)1日目
学校対抗の第104回関東インカレの1日目が行われ、男子1部棒高跳は松井楓雅(日体大)が5m52で優勝した。
調子の良さを感じていた。昨年6月にマークした5m35が自己ベストの松井が圧巻のパフォーマンス。自己ベストを超える5m42を一発で成功させると、5m52も「え、跳べた」と一発でクリアする。バックスタンドに陣取った日体大の大応援団を沸かせた。
「自分の出せるパフォーマンスを発揮できたから跳べました。(5m)42はいけると思っていましたが、52までいけるとは思っていませんでした」。喜び以上に驚きで目を丸くした。
最後は2023年ブダペスト世界選手権代表の柄沢智哉(東京陸協)が持つ日体大記録の5m62を超える5m63に挑んだ。「正直に高かったですね。これまでのベストより28cmも高かったので」と苦笑した。
冬場は特に助走を見直し、安定したことが春先からの高記録につながっている。「日本インカレ優勝と、初出場の日本選手権に挑戦したいです」。まだまだ伸びしろ十分だ。
このほか、女子10000mはサラ・ワンジル(大東大)が32分25秒78、男子1部10000mではジェームス・ムトゥク(山梨学大)が28分06秒37でともに3連覇を達成。女子走高跳は森﨑優希(日女体大)が1m76で競り勝ち、男子走幅跳は関根拓真(国武大)が7m78(+3.4)で初優勝した。
男子100m予選では大石凌功(東洋大)が10秒14(+2.7)、栁田大輝(同)は10秒22(+2.1)をマーク。女子400m準決勝ではフロレス・アリエ(日体大)が53秒32の大会新記録をマークした。5月9日に男子100mは準決勝と決勝、女子400mは決勝が行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.08
【大会結果】第104回関東インカレ(2025年5月8日~11日)
-
2025.05.08
-
2025.05.08
-
2025.05.08
2025.05.03
名伯楽・中村宏之氏の葬儀しめやかに 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵らを指導
-
2025.05.03
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.09
世界リレーが10日に開幕! 男子4×100mRはサニブラウン、鵜澤飛羽ら擁す日本が世界と勝負!!
5月10日、11日の両日、中国・広州で2025世界リレーが開催される。 大会では男女の4×100mリレー、4×400mリレー、男女混合の4×400mリレー、そして大会初実施となる男女混合4×100mリレーの計6種目が行わ […]
2025.05.09
棒高跳・松井楓雅が自己記録17cm更新する5m52で初V!! 10000mムトゥク&ワンジル3連覇/関東IC
◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)1日目 学校対抗の第104回関東インカレの1日目が行われ、男子1部棒高跳は松井楓雅(日体大)が5m52で優勝した。 調子の良さを感じていた。昨年6 […]
2025.05.08
【大会結果】第104回関東インカレ(2025年5月8日~11日)
【大会結果】第104回関東インカレ(2025年5月8日~11日/神奈川・相模原) ●男子1部 100m 200m 400m 800m 1500m 5000m 10000m ジェームス・ムトゥク(山梨 […]
2025.05.08
11月開催の東日本実業団駅伝が熊谷スポーツ文化公園内周回コースへ変更 二部制も導入予定
東日本実業団陸上競技連盟は5月8日、今年11月3日に開催される第66回東日本実業団対抗駅伝を熊谷スポーツ文化公園内周回コースで行うことを発表した。 同大会は2008年以降、埼玉県庁をスタート、熊谷スポーツ文化公園陸上競技 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)