HOME 国内、大学

2025.05.09

棒高跳・松井楓雅が自己記録17cm更新する5m52で初V!! 10000mムトゥク&ワンジル3連覇/関東IC
棒高跳・松井楓雅が自己記録17cm更新する5m52で初V!! 10000mムトゥク&ワンジル3連覇/関東IC

25年関東インカレ男子1部棒高跳を5m52の大幅自己新で制した松井楓雅(日体大)

◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)1日目

学校対抗の第104回関東インカレの1日目が行われ、男子1部棒高跳は松井楓雅(日体大)が5m52で優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

調子の良さを感じていた。昨年6月にマークした5m35が自己ベストの松井が圧巻のパフォーマンス。自己ベストを超える5m42を一発で成功させると、5m52も「え、跳べた」と一発でクリアする。バックスタンドに陣取った日体大の大応援団を沸かせた。

「自分の出せるパフォーマンスを発揮できたから跳べました。(5m)42はいけると思っていましたが、52までいけるとは思っていませんでした」。喜び以上に驚きで目を丸くした。

最後は2023年ブダペスト世界選手権代表の柄沢智哉(東京陸協)が持つ日体大記録の5m62を超える5m63に挑んだ。「正直に高かったですね。これまでのベストより28cmも高かったので」と苦笑した。

冬場は特に助走を見直し、安定したことが春先からの高記録につながっている。「日本インカレ優勝と、初出場の日本選手権に挑戦したいです」。まだまだ伸びしろ十分だ。

広告の下にコンテンツが続きます

このほか、女子10000mはサラ・ワンジル(大東大)が32分25秒78、男子1部10000mではジェームス・ムトゥク(山梨学大)が28分06秒37でともに3連覇を達成。女子走高跳は森﨑優希(日女体大)が1m76で競り勝ち、男子走幅跳は関根拓真(国武大)が7m78(+3.4)で初優勝した。

男子100m予選では大石凌功(東洋大)が10秒14(+2.7)、栁田大輝(同)は10秒22(+2.1)をマーク。女子400m準決勝ではフロレス・アリエ(日体大)が53秒32の大会新記録をマークした。5月9日に男子100mは準決勝と決勝、女子400mは決勝が行われる。

◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)1日目 学校対抗の第104回関東インカレの1日目が行われ、男子1部棒高跳は松井楓雅(日体大)が5m52で優勝した。 調子の良さを感じていた。昨年6月にマークした5m35が自己ベストの松井が圧巻のパフォーマンス。自己ベストを超える5m42を一発で成功させると、5m52も「え、跳べた」と一発でクリアする。バックスタンドに陣取った日体大の大応援団を沸かせた。 「自分の出せるパフォーマンスを発揮できたから跳べました。(5m)42はいけると思っていましたが、52までいけるとは思っていませんでした」。喜び以上に驚きで目を丸くした。 最後は2023年ブダペスト世界選手権代表の柄沢智哉(東京陸協)が持つ日体大記録の5m62を超える5m63に挑んだ。「正直に高かったですね。これまでのベストより28cmも高かったので」と苦笑した。 冬場は特に助走を見直し、安定したことが春先からの高記録につながっている。「日本インカレ優勝と、初出場の日本選手権に挑戦したいです」。まだまだ伸びしろ十分だ。 このほか、女子10000mはサラ・ワンジル(大東大)が32分25秒78、男子1部10000mではジェームス・ムトゥク(山梨学大)が28分06秒37でともに3連覇を達成。女子走高跳は森﨑優希(日女体大)が1m76で競り勝ち、男子走幅跳は関根拓真(国武大)が7m78(+3.4)で初優勝した。 男子100m予選では大石凌功(東洋大)が10秒14(+2.7)、栁田大輝(同)は10秒22(+2.1)をマーク。女子400m準決勝ではフロレス・アリエ(日体大)が53秒32の大会新記録をマークした。5月9日に男子100mは準決勝と決勝、女子400mは決勝が行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.28

田中希実が埼玉・久喜の10kmロードで33分02秒!東京世界選手権など国内外で力走重ねた2025年レース納め

女子中長距離の田中希実(New Balance)が12月28日に埼玉県久喜市で行われたロードレース大会の10kmにオープン参加し、33分02秒をマークした。 12月6日のエディオンディスタンスチャレンジで3年8ヵ月ぶりに […]

NEWS 立命大の連覇か、城西大の2冠か、名城大の復権は!?今年最後の駅伝の行方を占う/富士山女子駅伝

2025.12.27

立命大の連覇か、城西大の2冠か、名城大の復権は!?今年最後の駅伝の行方を占う/富士山女子駅伝

◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 大学女子2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が12月30日に行われる。優勝候補のチームをチェックしていく […]

NEWS 箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を

2025.12.27

箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 スローガンに込めた想い 今季、國學院大が掲げたチームスローガンは『は […]

NEWS 國學院大・田中愛睦が5000m14分14秒08でトップ 10000mは城西大・橋本健市が1着/早大競技会

2025.12.27

國學院大・田中愛睦が5000m14分14秒08でトップ 10000mは城西大・橋本健市が1着/早大競技会

2025年度第7回早大競技会は12月27日、埼玉県所沢市の早大所沢キャンパス織田幹雄記念陸上競技場で行われ、男子5000mは國學院大の田中愛睦(3年)が14分14秒08で全体トップだった。 千葉・八千代松陰高出身の田中は […]

NEWS 村竹ラシッドがG1プレゼンター登場「うれしそうな雰囲気伝わりました」レースに馬券に大興奮

2025.12.27

村竹ラシッドがG1プレゼンター登場「うれしそうな雰囲気伝わりました」レースに馬券に大興奮

男子110mハードル日本記録保持者の村竹ラシッド(JAL)が日本中央競馬会のJ・G1中山大障害(中山競馬場)の表彰式にプレゼンターとして登壇した。 大の競馬好きとして知られる村竹。以前から「プレゼンターをしてみたい」とい […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top