2024.12.02
第318回日体大長距離競技会兼第13回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)が12月1日に行われ、NCG男子10000mは日本記録保持者の塩尻和也(富士通)、フィレモン・キプラガット(愛三工業)の2人が27分36秒37の同着で1着フィニッシュとなった。
昨年12月の日本選手権で27分09秒80の日本記録を樹立した塩尻。パリ五輪出場を目指したものの、ニューイヤー駅伝以降は、3月のTheTENで途中棄権するなど不調に。5月の日本選手権10000mでは「感覚のズレがあったのかな」と本来の走りには遠く27分54秒08で10位に終わり、翌月の日本選手権の5000mも18位と不振が続いた。
前週の八王子ロングディスタンスは棄権していたものの、半年ぶりの実戦でセカンドベストをマーク。試合後には自身のSNSで「今年は上手くいかないレースの方が多い年でしたが、また新たな気持ちで来年のレースに臨んでいければと思います」とコメントした。
同じレースでは上位18人が27分台と好記録が相次ぎ、社会人2年目の山谷昌也(ロジスティード)が27分50秒77のと大幅自己新で日本人2番手でフィニッシュ。以下、伊藤達彦(Honda)が27分53秒89、坂東悠汰(富士通)が27分54秒40と東京五輪代表が続き、昨年27分44秒89をマークした長嶋幸宝(旭化成)が27分55秒03と復調の兆しを見せた。
このほか、マラソン日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)が27分56秒74、歴代2位の記録を持つ池田耀平(Kao)が28分22秒52で走っている。
第13回NCG男子10000m成績
27分36秒37 P.キプラガット(愛三工業) 27分36秒37 塩尻和也(富士通) 27分37秒31 G.ロノ(GMOインターネットグループ) 27分42秒66 K.キプラガット(愛三工業) 27分50秒09 D.コセン(富士通) 27分50秒77 山谷昌也(ロジスティード) 27分53秒89 伊藤達彦(Honda) 27分54秒40 坂東悠汰(富士通) 27分55秒03 長嶋幸宝(旭化成) 27分55秒35 鈴木勝彦(SUBARU) 27分55秒74 小澤大輝(富士通) [adinserter block="4"] 27分56秒72 塩澤稀夕(富士通) 27分56秒74 鈴木健吾(富士通) 27分56秒91 市田孝(旭化成) 27分57秒12 合田椋(安川電機) 27分57秒53 並木寧音(SUBARU) 27分57秒66 松枝博輝(富士通) 27分59秒27 亀田仁一路(旭化成) 28分01秒18 川瀬翔矢(Honda) 28分02秒67 川田啓仁(埼玉医大グループ) 28分05秒03 伊豫田達弥(富士通) 28分11秒48 阿部弘輝(旭化成) 28分15秒50 浦野雄平(富士通) [adinserter block="4"] 28分18秒31 B.キメリ(富士通) 28分22秒52 池田耀平(Kao) 28分29秒40 比夫見将吾(大阪府警) 28分33秒87 中野翔太(Honda) 28分35秒09 漆畑瑠人(安川電機) 28分39秒72 桐山剛(スズキ) 28分41秒60 三田眞司(サンベルクス) 28分41秒71 潰滝大記(富士通) 29分01秒19 加井虎造(スズキ) 29分03秒11 鈴木創士(安川電機) 29分17秒65 小袖英人(Honda)RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.09.18
-
2025.09.18
2025.09.12
前夜祭イベントでギネス“世界新” 寺田明日香が高速道路KK線でリレー参加/東京世界陸上
2025.09.13
明日午前開催の女子マラソン 鈴木優花の補欠登録を解除/東京世界陸上
-
2025.09.14
-
2025.09.13
-
2025.09.15
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.18
マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子400mはシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が世界歴代2位、大会新の47秒78でこの種目初優勝を飾った。 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/