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2025.07.12

十種競技・奥田啓祐は脚を痛め無念の途中棄権「しっかり休んで次戦に」/日本選手権混成
十種競技・奥田啓祐は脚を痛め無念の途中棄権「しっかり休んで次戦に」/日本選手権混成

男子十種競技の奥田啓祐。100mのあと左脚を気にしていた

◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)1日目

東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権混成競技の1日目が行われている。男子十種競技で優勝候補だった奥田啓祐(ウィザス)は途中棄権となった。

1種目めの100mを10秒91(-0.6)を終えた後に左脚を痛めたそぶりを見せていた奥田。その後、走幅跳を棄権した。

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前日会見では調子の良さをアピールし、世界選手権への意欲を示していた奥田。主催者を通じて「左太腿の肉離れのため」と途中棄権の理由を明かす。

「日本選手権に懸けてきた思いも強く、優勝と自己ベスト更新を狙ってきた。ウォーミングアップ時も手応えを感じてていたが、良いコンディションをコントロールできなかったかもしれない。しっかり休んで次戦に取り組みたい」とコメントを発表した。

奥田は2022年に日本人3人目の大台となる8008点をマーク。今年5月のアジア選手権では銅メダルを手にしていた。

◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)1日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権混成競技の1日目が行われている。男子十種競技で優勝候補だった奥田啓祐(ウィザス)は途中棄権となった。 1種目めの100mを10秒91(-0.6)を終えた後に左脚を痛めたそぶりを見せていた奥田。その後、走幅跳を棄権した。 前日会見では調子の良さをアピールし、世界選手権への意欲を示していた奥田。主催者を通じて「左太腿の肉離れのため」と途中棄権の理由を明かす。 「日本選手権に懸けてきた思いも強く、優勝と自己ベスト更新を狙ってきた。ウォーミングアップ時も手応えを感じてていたが、良いコンディションをコントロールできなかったかもしれない。しっかり休んで次戦に取り組みたい」とコメントを発表した。 奥田は2022年に日本人3人目の大台となる8008点をマーク。今年5月のアジア選手権では銅メダルを手にしていた。

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