HOME 駅伝、箱根駅伝

2024.01.05

箱根駅伝第101回以降は関東学連のみ「先人たちが魅力ある大会に育ててきた」関東学生連合チームの編成は審議中
箱根駅伝第101回以降は関東学連のみ「先人たちが魅力ある大会に育ててきた」関東学生連合チームの編成は審議中

第100回箱根駅伝の様子

箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)を主催する関東学生連合は1月5日、次回大会の参加資格について発表した。

冒頭で能登半島地震の被災者へのお見舞いとともに、第100回大会の修了に感謝した同連盟。参加資格については昨年11月2日の代表委員総会で決定したとする。

広告の下にコンテンツが続きます

第101回大会以降の参加資格は「関東学連加盟校所属の男子登録者」とし、出場回数は通算4回未満(予選会のみも含む)となる。なお、エントリーした時点で「出場」とされる。

関東学連所属にした前提の理由として、「関東における学生陸上競技界を統括し、代表する学生自治団体」であることなどを挙げ、「加盟校に所属する学生競技者の強化を第一に考え、普及発展に寄与していく」とした。

出場枠増の議論も挙がるなか、「交通規制時間等の問題」など、安全車両運行の観点により、現状以上の増加は「困難」だという。

また、全国化への意見に対し、「発展の在り方のひとつの方法として参加資格を全国に広げることも考えられますが、それだけが発展の在り方ではありません」とし、「関東の大会として、さらに魅力あるものにしていくことが、相応しい発展の在り方」だとの考えを示す。

箱根駅伝の影響で「関東の大学に選手が集まっていることは、周知の事実」としつつも、それについては「先人たちが箱根駅伝を魅力ある大会に育ててきた結果」「関東の学生長距離界のレベルが向上し、箱根駅伝の魅力も増してきたもの」だと見解を伝え、箱根駅伝が「最初からお正月の風物詩」だったのではないとし、「関東の各大学と本連盟の先輩方の、努力と創意工夫の積み重ねによって、今のような存在になった」のであり、「継承しながら、さらに発展させていくことが、本連盟の責務」と考えを述べている。

その上で、「発展の在り方については、運営方法も含めて今後も議論をして参りたい」とした。

2024年の第100回大会は記念大会として予選会に関東学連加盟校以外の大学も条件を満たせば出場でき、昨年の予選会には他地区から11校が出場していた。

なお、第101回大会の関東学生連合チームの編成については「継続審議中」であることも記されている。

箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)を主催する関東学生連合は1月5日、次回大会の参加資格について発表した。 冒頭で能登半島地震の被災者へのお見舞いとともに、第100回大会の修了に感謝した同連盟。参加資格については昨年11月2日の代表委員総会で決定したとする。 第101回大会以降の参加資格は「関東学連加盟校所属の男子登録者」とし、出場回数は通算4回未満(予選会のみも含む)となる。なお、エントリーした時点で「出場」とされる。 関東学連所属にした前提の理由として、「関東における学生陸上競技界を統括し、代表する学生自治団体」であることなどを挙げ、「加盟校に所属する学生競技者の強化を第一に考え、普及発展に寄与していく」とした。 出場枠増の議論も挙がるなか、「交通規制時間等の問題」など、安全車両運行の観点により、現状以上の増加は「困難」だという。 また、全国化への意見に対し、「発展の在り方のひとつの方法として参加資格を全国に広げることも考えられますが、それだけが発展の在り方ではありません」とし、「関東の大会として、さらに魅力あるものにしていくことが、相応しい発展の在り方」だとの考えを示す。 箱根駅伝の影響で「関東の大学に選手が集まっていることは、周知の事実」としつつも、それについては「先人たちが箱根駅伝を魅力ある大会に育ててきた結果」「関東の学生長距離界のレベルが向上し、箱根駅伝の魅力も増してきたもの」だと見解を伝え、箱根駅伝が「最初からお正月の風物詩」だったのではないとし、「関東の各大学と本連盟の先輩方の、努力と創意工夫の積み重ねによって、今のような存在になった」のであり、「継承しながら、さらに発展させていくことが、本連盟の責務」と考えを述べている。 その上で、「発展の在り方については、運営方法も含めて今後も議論をして参りたい」とした。 2024年の第100回大会は記念大会として予選会に関東学連加盟校以外の大学も条件を満たせば出場でき、昨年の予選会には他地区から11校が出場していた。 なお、第101回大会の関東学生連合チームの編成については「継続審議中」であることも記されている。

第101回箱根駅伝の参加資格についての関東学連の発表

〇第101回大会以降の参加資格について ・関東学生陸上競技連盟加盟校所属の男子登録者で、本大会並びに箱根駅伝予選会出場回数が通算4回未満である者(予選会のみ出場の場合も回数に含まれる)に限る。 なお、出場とはエントリーした時点で出場とする。 ・当駅伝競走に関する内規第2章「参加資格および申し込み」、第4条~第6条の条件をすべて満たす関東学生陸上競技連盟男子登録者であること。 ※内規抜粋 第4条 参加校は、本連盟の加盟校であり、競技者は所定の通り当該年度の登録を完了していること。 第5条 現在、その加盟校が本連盟より処分を受けていないこと。 第6条 現在、参加申し込み競技者が、本連盟の資格審査委員会によって、処分を受けていないこと。 〇第101回大会以降の参加資格を本連盟登録選手とした理由 (1)前提 本連盟は規約第3条にあるとおり、関東における学生陸上競技界を統括し、代表する学生自治団体です。また、学生競技者精神を遵守して加盟校相互の親睦を深め、互いに切磋琢磨して競技力向上に努め、我が国の陸上競技の普及、発展に寄与することを目的としています。 したがって、本連盟では加盟校に所属する学生競技者の強化を第一に考え、それによって我が国の陸上競技の普及発展に寄与していくものと考えます。 (2) 出場枠との関係 出場校数の決定には交通規制時間等の問題からコース沿道の関係各所にご了解をいただく必要があります。安全な車両運行の観点から、現状以上の出場校数の増加は困難な状況にあります。このように限られた出場枠の中で出場権を獲得するために、関東の多くの学生競技者が、日々、努力を重ねており、その中で出場を果たせる学生競技者は限定された人数になることは言うまでもありません。本連盟としては、この現状を鑑み、関東の学生競技者にできる限り出場枠を提供したいと考えます。 (3) 発展の在り方 発展の在り方のひとつの方法として参加資格を全国に広げることも考えられますが、それだけが発展の在り方ではありません。関東の大会として、さらに魅力あるものにしていくことが、相応しい発展の在り方だと考えます。事実として、これまでの取り組みで多くの普及や発展が成されてきました。 箱根駅伝があることで、関東の大学に選手が集まっていることは、周知の事実です。ただそれは、先人たちが箱根駅伝を魅力ある大会に育ててきた結果に他なりません。その結果、関東の学生長距離界のレベルが向上するとともに、箱根駅伝の魅力もますます増してきたものです。その事実を、否定的に評価する必要はないと考えます。 箱根駅伝は、最初から「お正月の風物詩」だったわけではありません。関東の各大学と本連盟の先輩方の、努力と創意工夫の積み重ねによって、今のような存在になったものです。それを継承しながら、さらに発展させていくことが、本連盟の責務と考えています。 もちろん、発展の在り方については、運営方法も含めて今後も議論をして参りたいと 考えております。

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.02.02

SUBARU・口町亮が今年度限りで引退 15年全日本大学駅伝MVP 15日の青梅マラソンがラストレース

2月2日、SUBARUは所属する口町亮が今年度限りで現役を退くことを発表した。 口町は埼玉県出身の31歳。市立川口高(現・川口市立高)から本格的に陸上を始め、高校3年時には5000mと3000m障害の2種目でインターハイ […]

NEWS 最後の箱根路/早大・間瀬田純平 最後は“持ち場”離れるも「4年間箱根を走れて幸せだった」

2026.02.02

最後の箱根路/早大・間瀬田純平 最後は“持ち場”離れるも「4年間箱根を走れて幸せだった」

第102回箱根駅伝で力走した選手たちがいる。優勝を手にしたり、区間賞に輝いたりした選手以外にもそれぞれの思いを胸に、タスキをつないだ。最終学年として迎えた選手たちの“最後”の奮闘を紹介する。 慣れ親しんだ“持ち場” 早大 […]

NEWS 大阪マラソン 平林清澄、細谷恭平らが招待  エリート枠に相澤晃、吉田響、横田俊吾ら 海外勢は前回Vアダンが登録

2026.02.02

大阪マラソン 平林清澄、細谷恭平らが招待 エリート枠に相澤晃、吉田響、横田俊吾ら 海外勢は前回Vアダンが登録

2月2日、大阪マラソン組織委員会が大阪マラソン2026(第14回大会/2月23日・大阪)のエントリー選手を発表した。 同大会の男子はMGCシリーズのG1大会、女子G2大会に指定されているほか、9月のアジア大会の代表選考会 […]

NEWS 山本有真とコラントッテがアドバイザリー契約を締結「これからも応援いただけるランナーを目指して」

2026.02.02

山本有真とコラントッテがアドバイザリー契約を締結「これからも応援いただけるランナーを目指して」

磁気健康ギア「Colantotte(コラントッテ)」の製造・販売を手掛ける株式会社コラントッテ(大阪市中央区)は、女子長距離の山本有真(積水化学)とアドバイザリー契約を締結したことを発表した。 山本は愛知県出身の25歳。 […]

NEWS 大東大・守祐陽が今春から渡辺パイプに内定 100m10秒00、東京世界陸上代表

2026.02.02

大東大・守祐陽が今春から渡辺パイプに内定 100m10秒00、東京世界陸上代表

昨年の東京世界選手権男子100m代表で、10秒00のベストを持つ守祐陽(大東大)が、今春から渡辺パイプに入社することが関係者への取材でわかった。 守は千葉県出身。市船橋高ではインターハイで100m8位に入ったほか、4×1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年2月号 (1月14日発売)

2026年2月号 (1月14日発売)

EKIDEN Review
第102回箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
全国高校駅伝
全国中学校駅伝
富士山女子駅伝

page top