HOME 海外

2023.12.03

レンマが世界歴代4位の2時間1分48秒!トラック王者・チェプテゲイは2時間8分台で苦しい初マラソンに/バレンシアマラソン
レンマが世界歴代4位の2時間1分48秒!トラック王者・チェプテゲイは2時間8分台で苦しい初マラソンに/バレンシアマラソン

23年東京マラソンに出場したレンマ

男子マラソン世界歴代10傑

2.00.35 K.キプトゥム(ケニア) 2023.10.8 シカゴ
2.01.09 E.キプチョゲ(ケニア) 2022. 9.25 ベルリン
2.01.41 K.ベケレ(エチオピア) 2019. 9.29 ベルリン
2.01.48 S.レンマ(エチオピア) 2023.12. 3 バレンシア
2.02.48 B.レゲセ(エチオピア) 2019. 9.29 ベルリン
2.02.55 M.ゲレメウ(エチオピア)2019.4.28 ロンドン
2.02.57 D.キメット(ケニア)  2014.9.28 ベルリン
2.02.57 T.エキル(ケニア)   2021.5.16 ミラノ
2.03.00 E.チェベト(ケニア)  2020.12.6 バレンシア
2.03.00 G.G.ゲアイ(タンザニア)2022.12.4 バレンシア

女子マラソン世界歴代10傑

2.11.53 T.アセファ(エチオピア)   2023. 9.24 ベルリン
2.13.44 S.ハッサン(オランダ)    2023.10. 8 シカゴ
2.14.04 B.コスゲイ(ケニア)     2019.10.13 シカゴ
2.14.18 R.チェプンゲティチ(ケニア) 2022.10. 9 シカゴ
2.14.58 A.ベリソ(エチオピア)    2022.12. 4 バレンシア
2.15.25 P.ラドクリフ(英国)     2003. 4.13 ロンドン
2.15.51 W.デゲファ(エチオピア)   2023.12. 3 バレンシア
2.16.22 A.アヤナ(エチオピア)    2023.12. 3 バレンシア
2.16.28 R.ワンジル(ケニア)     2023. 3. 5 東京
2.16.49 L.ギデイ(エチオピア)    2022.12. 4 バレンシア

12月3日、スペインで第43回バレンシアマラソンが行われ、男子はシサイ・レンマ(エチオピア)が世界歴代4位となる2時間1分48秒で優勝を飾った。 5000m、10000mの世界記録保持者で、今夏のブダペスト世界選手権10000mでは3連覇を飾り、初のマラソン挑戦となったジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)や、元トラック王者で41歳のケネニサ・ベケレ(エチオピア)が参加するなど、大会前から注目を集めたレース。 5kmを14分28秒、10kmを28分55秒とハイラップを刻み、20kmは57分24秒で通過。中間点を世界記録を上回る1時間0分35秒で折り返すと先頭集団はチェプテゲイやレンマなど8人に絞られた。 だが、その直後にチェプテゲイが苦しくなり集団から脱落。その後はレンマがレースの主導権を握り、30kmではダウィット・ウォルデ(エチオピア)やハーフマラソン元世界記録保持者のキビウォット・カンディエ(ケニア)が食らいついたものの、35kmにレンマが仕掛けるとあとは独走状態に。 レンマは35kmから40kmまでを14分31秒とややペースを鈍らせたものの、残りの2.195kmは6分36秒でカバー。これまでの自己記録(2時間3分36秒)を2分近く更新し、史上4人目の2時間1分台ランナーとなった。 今月33歳を迎えるレンマは21年ロンドンマラソンの優勝者。20年には東京でも2時間4分51秒で3位に入っている。 日本のNDソフトに所属するアレクサンダー・ムティソ(ケニア)が後半に順位を上げて2位。昨年のこの大会でマークした自己記録を18秒上回る2時間3分11秒でフィニッシュした。 3位は2時間3分48秒でウォルデが続き、中盤は第2集団でレースを進めたベケレが2時間4分19秒で4位。40歳以上の世界最高タイムをマークしている。一方のチェプテゲイは後半に大きく遅れて2時間8分59秒の37位。マラソンデビュー戦は苦しいレースとなった。 女子はウォルクネッシュ・デゲファ(エチオピア)が世界歴代7位の2時間15分51秒で優勝。2位のアルマズ・アヤナ(エチオピア)も2時間16分22秒と世界歴代8位と好タイムでフィニッシュしている。

男子マラソン世界歴代10傑

2.00.35 K.キプトゥム(ケニア) 2023.10.8 シカゴ 2.01.09 E.キプチョゲ(ケニア) 2022. 9.25 ベルリン 2.01.41 K.ベケレ(エチオピア) 2019. 9.29 ベルリン 2.01.48 S.レンマ(エチオピア) 2023.12. 3 バレンシア 2.02.48 B.レゲセ(エチオピア) 2019. 9.29 ベルリン 2.02.55 M.ゲレメウ(エチオピア)2019.4.28 ロンドン 2.02.57 D.キメット(ケニア)  2014.9.28 ベルリン 2.02.57 T.エキル(ケニア)   2021.5.16 ミラノ 2.03.00 E.チェベト(ケニア)  2020.12.6 バレンシア 2.03.00 G.G.ゲアイ(タンザニア)2022.12.4 バレンシア

女子マラソン世界歴代10傑

2.11.53 T.アセファ(エチオピア)   2023. 9.24 ベルリン 2.13.44 S.ハッサン(オランダ)    2023.10. 8 シカゴ 2.14.04 B.コスゲイ(ケニア)     2019.10.13 シカゴ 2.14.18 R.チェプンゲティチ(ケニア) 2022.10. 9 シカゴ 2.14.58 A.ベリソ(エチオピア)    2022.12. 4 バレンシア 2.15.25 P.ラドクリフ(英国)     2003. 4.13 ロンドン 2.15.51 W.デゲファ(エチオピア)   2023.12. 3 バレンシア 2.16.22 A.アヤナ(エチオピア)    2023.12. 3 バレンシア 2.16.28 R.ワンジル(ケニア)     2023. 3. 5 東京 2.16.49 L.ギデイ(エチオピア)    2022.12. 4 バレンシア

【画像】好タイムで優勝したレンマとデゲファ

次ページ:

ページ: 1 2 3

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.14

DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦

7月14日、ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦のロンドン大会(英国/7月19日)のエントリーリストが発表され、女子5000mに田中希実(New Balance)が登録された。 田中はこれが今季のDL2戦目。7月上旬の日本 […]

NEWS 男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]

NEWS 東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

2025.07.14

東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

9月に開催される東京世界選手権のアンバサダーに、女子100mハードルの元選手サリー・ピアソン氏(豪州)と男子三段跳の元選手クリスチャン・テイラー氏(米国)が就任することが世界陸連(WA)より発表された。 38歳のピアソン […]

NEWS 【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

2025.07.14

【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

男子1500m 高校歴代10傑をチェック! 3.37.18 佐藤圭汰(洛南3京都) 2021. 7.17 3.38.49 佐藤清治(佐久長聖3長野) 1999. 5.22 3.41.86 兵藤ジュダ(東海大翔洋3静岡)  […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top