2023.09.16
前半戦好調の要因と駅伝シーズンに向けての抱負
昨年度、悲願の「駅伝3冠」を達成した駒澤大学の勢いが止まらない。今年度の前半シーズンでも大活躍。8月上旬のFISUワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)で2つのメダルを獲得すると、9月23日から始まるアジア大会(中国・杭州)には佐藤圭汰(2年)が5000mに出場する。好調なチームは日々のコンディショニングに大塚製薬の「ボディメンテ」を活用。夏合宿で力を蓄え、2年連続の駅伝3冠を目指して突き進む。
前半戦は圧倒的な大活躍
大八木弘明総監督から藤田敦史監督へ〝王者のタスキ〟を引き継いだ駒大が、トラックシーズンで抜群の強さを見せつけた。
5月の関東インカレは2部10000mで唐澤拓海(4年)が日本人トップ(4位)に輝くと、伊藤蒼唯(2年)も8位入賞。同ハーフマラソンでは赤星雄斗(4年)と山川拓馬(2年)がワン・ツーを飾った。6月の日本選手権5000mは佐藤圭汰(2年)が学生トップの4位に食い込み、7月のホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会5000mでは鈴木芽吹(4年)が13分24秒55の自己ベスト。
8月のワールドユニバーシティゲームズは安原太陽(4年)が5000mで銀メダルを奪うと、篠原倖太朗(3年)がハーフマラソンで6位に食い込み日本の団体戦銅メダル獲得に貢献した。
「前半戦は思っていたような結果を出してくれました」と藤田監督が評価するほど充実した内容だった。

今年度からチームの指揮を執る藤田敦史監督
昨年度の駅伝シーズンに続いて好調を維持している駒大勢。その理由のひとつが日々のコンディショニングにあるという。選手たちは積極的に「ボディメンテ」を活用。体調を整えながら、ハードなトレーニングを積んでいるからだ。

駒大の選手たちは「ボディメンテ ゼリー」と「ボディメンテ ドリンク」を日々のコンディショニングに積極活用している
「ボディメンテ」の活用方法
駒大の選手たちは本練習後に「ボディメンテ ゼリー」を摂取。そして日々の生活で「ボディメンテ ドリンク」を飲んでいるという。毎日の積み重ねが、選手たちに確かな自信と進化をもたらしている。
「結果を残す上で体調管理はすごく大事です。ボディメンテを活用するのが自分のひとつの取り組みになっているので、それが自信になって、結果を出す要因になっていると思います」と鈴木。2・3年時は疲労骨折もあって長期離脱が多かったが、今季は練習量をうまく調整。大きな故障もなく、夏合宿も継続的にトレーニングをこなしている。
ボディメンテ ゼリーは健康管理に良いとされる植物由来の乳酸菌B240が20億個、ホエイタンパクも7.5g含まれている。体内でつくることができない必須アミノ酸であるBCAA+アルギニンが2500mg含まれている乳酸菌入り製品でありながら、常温でも保存可能。そのためワールドユニバーシティゲームズでメダルを獲得した安原と篠原は現地にもボディメンテ ゼリーを持参したという。
「試合前のコンディションを整える上で、ボディメンテは欠かせません。体調が整いやすい感じがするので、摂取すると安心できるんです」と安原が言えば、篠原も「ゼリーは朝練習後に摂取することがあります。僕の場合、粉末プロテインは量によって一気に摂るとお腹が膨れてしまうこともある。でも、ボディメンテ ゼリーは1袋でタンパク質が10g摂れ、これぐらいの量だと朝食もしっかり食べられてちょうどいい。日常的に飲んでいるドリンクは、試合が近くなると水分だけでなく電解質を摂るためにもちょっとずつ量を増やしています」とボディメンテを徹底的に活用している。

ポイント練習の直後に「ボディメンテ ゼリー」を摂取する主将の鈴木芽吹(左)と篠原倖太朗
世界の舞台を目指してアジア大会に向かう佐藤も、「乳酸菌B240が入っているので気持ち的にもすごく安心できますし、美味しいので飲みやすいんです」と話す。ボディメンテはフィジカル面を整えるだけでなく、メンタル面でも好影響を与えているようだ。
「特にゼリーは、これ1本でタンパク質、BCAA、アルギニン、乳酸菌B240などを摂取できるので、手軽にとれる製品として本当に素晴らしいと思います。私も飲んでいますが、なんとなく体調が維持できているなという日が続く気がするんですよ。逆に、飲まないと(日々のルーティーンをこなせていないようで)落ち着かない感覚になります」と藤田監督もボディメンテを活用したコンディショニングに信頼を寄せている。

アジア大会の5000m(10月4日)への出場が決まっている佐藤圭汰(手前)は、大八木弘明総監督と相談しながら独自のメニューでトレーニングを進めている

8月上旬のワールドユニバーシティゲームズの5000mで銀メダルを手にした安原太陽。常温保存ができる「ボディメンテ ゼリー」を現地に持参してコンディションを整えたという
史上初の2年連続「駅伝3冠」へ
夏合宿でも駒大の選手たちはボディメンテを定期的に摂取しながら、ハードな練習を積んでいる。目指すは2年連続となる「駅伝3冠」だ。チームに学生駅伝経験者が13人もいるが、まだ調子が上がってきていない選手もいるという。一方で、庭瀬俊輝(3年)、小松聖(1年)ら新戦力も台頭している。
「正月の駅伝では絶対に走ってもらわないといけない選手もいるので、出遅れている選手をどう組み立てていくのか全体を俯瞰しています。去年の夏合宿で山川が一気に伸びたように、出雲と全日本でレギュラーに絡んでくるような選手が現れてくるとチームにより厚みが出てくるはず」と藤田監督。まずは10月9日の出雲駅伝で1冠目を目指すことになる。
「トラックシーズンは良かったんですけど、みんなには『駅伝につなげるためのトラックシーズン。次は自分のためじゃなくて、チームのために駅伝を走ってほしいし、それが3冠につながってくる』という話をしています。メンバーは揃っているので、思いをひとつにして、もう一度3冠を奪いにいきたい」と主将の鈴木は熱い気持ちでチームを引っ張っている。
どの大学も到達したことのない2年連続の駅伝3冠へ。王者・駒大の〝新たなチャレンジ〟が幕を開ける──。

8月は野尻湖、志賀高原で全体合宿を実施した駒大。駅伝シーズンに向けてチームの士気を高めていった
文/酒井政人、撮影/望月公雄
※この記事は『月刊陸上競技』2023年10月号に掲載しています
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【駒澤大学 大八木弘明監督 ×國學院大學 前田康弘監督】 駅伝王者のコンディショニング 「ボディメンテ」を積極的に活用して狙った試合へ調整
前半戦は圧倒的な大活躍
大八木弘明総監督から藤田敦史監督へ〝王者のタスキ〟を引き継いだ駒大が、トラックシーズンで抜群の強さを見せつけた。 5月の関東インカレは2部10000mで唐澤拓海(4年)が日本人トップ(4位)に輝くと、伊藤蒼唯(2年)も8位入賞。同ハーフマラソンでは赤星雄斗(4年)と山川拓馬(2年)がワン・ツーを飾った。6月の日本選手権5000mは佐藤圭汰(2年)が学生トップの4位に食い込み、7月のホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会5000mでは鈴木芽吹(4年)が13分24秒55の自己ベスト。 8月のワールドユニバーシティゲームズは安原太陽(4年)が5000mで銀メダルを奪うと、篠原倖太朗(3年)がハーフマラソンで6位に食い込み日本の団体戦銅メダル獲得に貢献した。 「前半戦は思っていたような結果を出してくれました」と藤田監督が評価するほど充実した内容だった。 [caption id="attachment_113805" align="alignnone" width="800"]

「ボディメンテ」の活用方法
駒大の選手たちは本練習後に「ボディメンテ ゼリー」を摂取。そして日々の生活で「ボディメンテ ドリンク」を飲んでいるという。毎日の積み重ねが、選手たちに確かな自信と進化をもたらしている。 「結果を残す上で体調管理はすごく大事です。ボディメンテを活用するのが自分のひとつの取り組みになっているので、それが自信になって、結果を出す要因になっていると思います」と鈴木。2・3年時は疲労骨折もあって長期離脱が多かったが、今季は練習量をうまく調整。大きな故障もなく、夏合宿も継続的にトレーニングをこなしている。 ボディメンテ ゼリーは健康管理に良いとされる植物由来の乳酸菌B240が20億個、ホエイタンパクも7.5g含まれている。体内でつくることができない必須アミノ酸であるBCAA+アルギニンが2500mg含まれている乳酸菌入り製品でありながら、常温でも保存可能。そのためワールドユニバーシティゲームズでメダルを獲得した安原と篠原は現地にもボディメンテ ゼリーを持参したという。 「試合前のコンディションを整える上で、ボディメンテは欠かせません。体調が整いやすい感じがするので、摂取すると安心できるんです」と安原が言えば、篠原も「ゼリーは朝練習後に摂取することがあります。僕の場合、粉末プロテインは量によって一気に摂るとお腹が膨れてしまうこともある。でも、ボディメンテ ゼリーは1袋でタンパク質が10g摂れ、これぐらいの量だと朝食もしっかり食べられてちょうどいい。日常的に飲んでいるドリンクは、試合が近くなると水分だけでなく電解質を摂るためにもちょっとずつ量を増やしています」とボディメンテを徹底的に活用している。 [caption id="attachment_113803" align="alignnone" width="800"]


史上初の2年連続「駅伝3冠」へ
夏合宿でも駒大の選手たちはボディメンテを定期的に摂取しながら、ハードな練習を積んでいる。目指すは2年連続となる「駅伝3冠」だ。チームに学生駅伝経験者が13人もいるが、まだ調子が上がってきていない選手もいるという。一方で、庭瀬俊輝(3年)、小松聖(1年)ら新戦力も台頭している。 「正月の駅伝では絶対に走ってもらわないといけない選手もいるので、出遅れている選手をどう組み立てていくのか全体を俯瞰しています。去年の夏合宿で山川が一気に伸びたように、出雲と全日本でレギュラーに絡んでくるような選手が現れてくるとチームにより厚みが出てくるはず」と藤田監督。まずは10月9日の出雲駅伝で1冠目を目指すことになる。 「トラックシーズンは良かったんですけど、みんなには『駅伝につなげるためのトラックシーズン。次は自分のためじゃなくて、チームのために駅伝を走ってほしいし、それが3冠につながってくる』という話をしています。メンバーは揃っているので、思いをひとつにして、もう一度3冠を奪いにいきたい」と主将の鈴木は熱い気持ちでチームを引っ張っている。 どの大学も到達したことのない2年連続の駅伝3冠へ。王者・駒大の〝新たなチャレンジ〟が幕を開ける──。 [caption id="attachment_113808" align="alignnone" width="800"]
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