HOME 国内、大学

2023.09.16

ハンマー投・福田翔大が“室伏広治超え”の72m01!27年ぶり大会新「久しぶりに手応え感じられた」/日本IC
ハンマー投・福田翔大が“室伏広治超え”の72m01!27年ぶり大会新「久しぶりに手応え感じられた」/日本IC

23年日本インカレ男子ハンマー投を制した福田翔大(日大)

◇第92回日本インカレ(9月14日~17日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)3日目

日本インカレ3日目に男子ハンマー投が行われ、福田翔大(日大院)が72m01の27年ぶり大会新記録で優勝を果たした。

福田は1回目から「悪い癖が出ていた」と失敗投てき。2回目に64m99を投げて3回目もファウルに終わる。だが、4回目に69m94を投げると、「少し脚が使える感触がありました」。それを生かした5回目は「(ターンの)後ろ(への引っ張り)を大きくできた」と、持ち味を生かした大きなターンでビッグスローにつなげた。

広告の下にコンテンツが続きます

銅メダルを獲得した7月のアジア選手権投げた自己記録を21cm更新。「壁に感じていた」という72mを初めて超えた。27年前の大会記録はあのレジェンド室伏広治(中京大)のもの。

実は大学2年時に投げた69m61で、室伏広治の大学2年時の記録を破っている福田。「意識はしていませんし、広治さんは今の僕の歳でもっと投げているので」と言い、「73、74mは早く出したい」と、次は室伏の持つ学生記録73m82が次の目標となる。

「久しぶりに手応えのある投てきができました。今日の試合で少し投げに変化が出てきましたが90%くらい。まだまだ『ロス』もあります。良い感覚の動きをつかめていない」

アジア大会でも代表に選ばれており、「堂々と戦って自己ベストを投げてメダルを取りたいです」と意気込みを語った。

大会の模様はあすリートチャンネルのYouTubeでライブ配信されている。
あすリートチャンネル特設ページ

◇第92回日本インカレ(9月14日~17日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)3日目 日本インカレ3日目に男子ハンマー投が行われ、福田翔大(日大院)が72m01の27年ぶり大会新記録で優勝を果たした。 福田は1回目から「悪い癖が出ていた」と失敗投てき。2回目に64m99を投げて3回目もファウルに終わる。だが、4回目に69m94を投げると、「少し脚が使える感触がありました」。それを生かした5回目は「(ターンの)後ろ(への引っ張り)を大きくできた」と、持ち味を生かした大きなターンでビッグスローにつなげた。 銅メダルを獲得した7月のアジア選手権投げた自己記録を21cm更新。「壁に感じていた」という72mを初めて超えた。27年前の大会記録はあのレジェンド室伏広治(中京大)のもの。 実は大学2年時に投げた69m61で、室伏広治の大学2年時の記録を破っている福田。「意識はしていませんし、広治さんは今の僕の歳でもっと投げているので」と言い、「73、74mは早く出したい」と、次は室伏の持つ学生記録73m82が次の目標となる。 「久しぶりに手応えのある投てきができました。今日の試合で少し投げに変化が出てきましたが90%くらい。まだまだ『ロス』もあります。良い感覚の動きをつかめていない」 アジア大会でも代表に選ばれており、「堂々と戦って自己ベストを投げてメダルを取りたいです」と意気込みを語った。 大会の模様はあすリートチャンネルのYouTubeでライブ配信されている。 あすリートチャンネル特設ページ

男女ハンマー投は大会新!福田翔大は“室伏広治超え”72m01!…村上来花は64m03 !

https://youtu.be/EKvDF_kkpiU?si=3BoOjoYzzWAlU_kW

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

NEWS 前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

2025.12.10

前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]

NEWS 15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

2025.12.10

15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]

NEWS 99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

2025.12.10

99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]

NEWS 第102回箱根駅伝ゲスト解説に駒大OB・篠原倖太朗、國學院大OB・平林清澄ら 往路さらなる特別ゲストも

2025.12.10

第102回箱根駅伝ゲスト解説に駒大OB・篠原倖太朗、國學院大OB・平林清澄ら 往路さらなる特別ゲストも

関東学生陸上競技連盟が12月10日、第102回箱根駅伝の開催要項を発表し、テレビ中継する日本テレビの放送についても合わせて発表された。 2026年1月2日の往路、3日の復路ともに7時から生中継。放送センターでの解説は往路 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top