2023.08.26
長距離の山田翔太(プレス工業)が25日、自身のSNSを更新し、27日の北海道マラソンをもって現役を退くことを発表した。
山田は千葉県出身の35歳。中学時代から全国大会で活躍し、02年のジュニアオリンピックで入賞の経験を持つ。東海大浦安高では都道府県対抗男子駅伝にも出場した。大学は順大に進み、2年と3年で2度出場。出雲駅伝や全日本大学駅伝でもタスキをつないでいる。
カネボウに入社後はマラソンにも挑戦。14年に同社を退社後は順大大学院で学びながら競技を続け、15年冬にプレス工業に加入すると、翌16年のニューイヤー駅伝に初出場を果たした。以降はエース格として主要区間なども務め、19年には1区10位と力走した。
山田は引退にあたり、「競技者として20数年、この道を一心不乱に駆け抜けてこられたのは、間違いなく、支えて下さった方々のおかげです。家族、スタッフ、トレーナー、友人、職場の方々。ひとりだけではここまでの道のりを歩んでこられなかったことを心から感謝しています」とつづり、「泣いても笑っても次が最後のレース。それにずっと挑戦したかったマラソン。今はとにかく最後の瞬間まで集中して、最高に楽しんで走ります」とラストレースへの意気込みを語った。
【画像】SNSで引退を発表した山田翔太
【note更新】
— 山田翔太 (@yamada_s_0266) August 25, 2023
8/27 北海道マラソンで競技を引退します。
最後まで自分らしく。
最後まで楽しんで走ります。https://t.co/9TMFMXt9zE
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.09
鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」
-
2025.12.09
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.09
富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外
全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]
2025.12.09
ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」
ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]
2025.12.09
パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場
愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025