HOME 国内、世界陸上、日本代表
やり投・北口榛花が4位から大逆転V!!!最終投てきで66m73のビッグスロー!!/世界陸上
やり投・北口榛花が4位から大逆転V!!!最終投てきで66m73のビッグスロー!!/世界陸上

23年世界陸上女子やり投金メダルを獲得した北口榛花

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)7日目

ブダペスト世界陸上7日目のアフタヌーンセッションが行われ、女子やり投に出場した北口榛花(JAL)は最終投てきで66m73をスロー。4位からの大逆転で金メダルを獲得した。

1投目で61m78とまずまずの記録を残した北口だったが、直後にフロル・デニス・ルイス・フルタド(コロンビア)が65m47の南米新記録をマーク。北口は3投目に63m00と記録を伸ばしたものの、前半は2位での折り返しとなった。

広告の下にコンテンツが続きます

4回目、5回目も62m台の投てきを並べた北口だが、それ以上記録を伸ばすことできず、6投目までに4位まで順位を落とした。

しかし、追い込まれた6回目。観客の手拍子を背に投げた1投は65mラインを大きくオーバー。劇的な逆転で日本女子史上3人目の金メダルに輝いた。

また、この結果により24年パリ五輪の内定条件もクリア。陸上競技における内定者第1号となった。

前回大会で日本女子フィールド種目初のメダル獲得となる銅メダルに輝いた北口。今季は7月のダイヤモンドリーグ(DL)・シレジア大会(ポーランド)で4年ぶり日本新、今季世界最高の67m04をマークするなどDL3戦2勝など、記録、ランキングともに世界1位として今大会を迎えていた。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)7日目 ブダペスト世界陸上7日目のアフタヌーンセッションが行われ、女子やり投に出場した北口榛花(JAL)は最終投てきで66m73をスロー。4位からの大逆転で金メダルを獲得した。 1投目で61m78とまずまずの記録を残した北口だったが、直後にフロル・デニス・ルイス・フルタド(コロンビア)が65m47の南米新記録をマーク。北口は3投目に63m00と記録を伸ばしたものの、前半は2位での折り返しとなった。 4回目、5回目も62m台の投てきを並べた北口だが、それ以上記録を伸ばすことできず、6投目までに4位まで順位を落とした。 しかし、追い込まれた6回目。観客の手拍子を背に投げた1投は65mラインを大きくオーバー。劇的な逆転で日本女子史上3人目の金メダルに輝いた。 また、この結果により24年パリ五輪の内定条件もクリア。陸上競技における内定者第1号となった。 前回大会で日本女子フィールド種目初のメダル獲得となる銅メダルに輝いた北口。今季は7月のダイヤモンドリーグ(DL)・シレジア大会(ポーランド)で4年ぶり日本新、今季世界最高の67m04をマークするなどDL3戦2勝など、記録、ランキングともに世界1位として今大会を迎えていた。

【動画】劇的な最終投てき!北口榛花の6投目をチェック!

世界選手権での日本人金メダリスト一覧

1991年 男子マラソン  谷口浩美 1993年 女子マラソン  浅利純子 1997年 女子マラソン  鈴木博美 2011年 男子ハンマー投 室伏広治 2019年 男子20km競歩  山西利和 2019年 男子50km競歩  鈴木雄介 2022年 男子20km競歩  山西利和 2023年 女子やり投   北口榛花

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.20

旭化成のエマニエル・キプルトに出場停止処分 世界陸連が発表

世界陸連(WA)は12月19日、旭化成に所属するエマニエル・キプルト(ケニア)に対して、出場停止処分を科したと発表した。 処分理由の詳細について、WAは明らかにしていないが、「アスリート代理人規則に基づく異議申し立てを受 […]

NEWS 東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

2025.12.20

東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

東京世界選手権代表で男子短距離の小池祐貴(住友電工)と女子100mハードルの中島ひとみ(長谷川体育施設)が、フジテレビの人気番組「逃走中」に出演することが発表された。 小池は19年に100mで9秒98をマーク。今季は5月 […]

NEWS 川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

2025.12.20

川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

12月20日、神奈川県横浜市の日体大健志台陸上競技場で第26回日体大女子長距離競技会が行われ、5000m4組では川口桃佳(ユニクロ)が15分26秒59で1着となった。 川口は11月のクイーンズ駅伝で、1区を務め5位と好走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

2025.12.20

箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 1年目はケガや長期離脱 「こうすれば良かった、という後悔が一切ない走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

2025.12.20

箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 エース区間で苦戦も悲観せず 神奈川大のエース・宮本陽叶(4年)が最後 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top