2023.06.05
◇第20回U20アジア選手権(6月4日~7日/韓国・醴泉)2日目
U20アジア選手権の2日目に男子三段跳が行われ、宮尾真仁(東洋大)が16m38のU20日本新記録で金メダルに輝いた。これまでのU20日本記録は伊藤陸(近大高専/現・スズキ)が20年に樹立した16m35。
宮尾は京都・洛南高出身の大学1年生。21年の福井インターハイでは15m73で2年生優勝を飾るなど、早くから注目されてきたホープ。昨年の徳島インターハイでは2位に敗れたものの、11月に行われた京都府私立中学高校総体で16m13の高校記録を樹立していた。
大学生となり生活環境なども大きく変わったが、4月の織田記念は15m76(+0.7)で日本人3番手の5位入賞とシニア選手相手に健闘。5月の関東インカレでは16m12(+2.8)で1年生優勝を果たしている。
この日は1回目に向かい風2.7mの条件で16m08を跳び、4回目にも同記録をマーク。5回目終了時点でトップに立っていた。最終試技で中国の選手に16m22を跳ばれて逆転を許していたが、土壇場のビッグジャンプで再逆転。自己記録を25cm更新して、金メダルに花を添えた。
【動画】最終試技で逆転!宮尾真仁の16m38の跳躍をチェック!
【ASIAN U20 ATHLETICS CHAMPIONSHIPS 醴泉2023】
— 東洋大学陸上競技部短距離部門 (@toyo_tf) June 5, 2023
▪︎男子三段跳 決勝
宮尾 真仁 16m38(-0.4) PB 1位
東洋大記録・U20日本記録更新✨ pic.twitter.com/91DmkfyZwI
3年ぶりのU20日本新!男子三段跳U20歴代10傑をチェック!
16.38 -0.4 宮尾 真仁(東洋大1) 2023. 6. 5 16.35 -0.1 伊藤 陸(近大高専5)2020. 9.13 16.29 中西 正美(日体大1) 1977. 5.22 16.28 0.0 山本 凌雅(順大1) 2014. 9. 5 16.21 0.5 髙橋 佑悟(立命大1) 2014.10. 4 16.18 1.9 岡部 優真(福岡大1) 2009. 4.25 16.17 1.7 杉林 孝法(筑波大2) 1995. 9.23 16.17 0.6 石川 和義(筑波大1) 2001. 9.28 16.16 1.2 原田 睦希(立命大2) 2016. 6.10 16.13 井上 敏明(法大2) 1970. 8.30
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.15
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
800m昨年全国8位の菊池晴太が1分50秒03の大会新V「収穫と悔しさがある」400mH長谷川桜介が51秒19、三段跳の菅野穂乃は大会新/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の3日目が行われ、男子800mは菊池晴太(盛岡第四3岩手)が1分50秒03の大会新で […]
2025.06.16
200mはバログン・ハル23秒77の高2歴代5位で400mとの2冠 東島権治21秒06 やり投は松本65m05、走高跳は清水2連覇/IH南関東
◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の3日目が行われ、女子200mでバログン・ハル(市川2千葉)が従 […]
2025.06.16
走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、女子走幅跳で成澤柚日(共愛学園3群馬)が自己新の6m11(+1. […]
2025.06.16
円盤投・松元美春が最終投てきで大逆転連覇&3年連続IHへ!走幅跳・木浦が自己新連発7m20、大混戦800mは田中が2年生V/IH南九州
◇インターハイ南九州地区大会(6月13~16日/熊本市・えがお健康スタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた南九州地区大会の3日目が行われ、女子円盤投は松元美春(出水3鹿児島)が39m42で2連覇を達成した。 広告の下 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会