HOME 海外、五輪

2024.07.06

パリ五輪の中国代表が発表 オレゴン金の王嘉男、馮彬が選出 競歩は強力布陣 東京五輪100m6位の蘇炳添は落選
パリ五輪の中国代表が発表 オレゴン金の王嘉男、馮彬が選出 競歩は強力布陣 東京五輪100m6位の蘇炳添は落選

22年世界選手権男子走幅跳金メダリストの王嘉男

中国陸連は7月4日、パリ五輪に出場する中国代表メンバーを発表した。

22年のオレゴン世界選手権で金メダルを獲得した男子走幅跳の王嘉男と女子円盤投の馮彬がそろって代表入り。女子砲丸投で東京大会での金を含め、五輪で3つのメダルを手にしているベテランの鞏立姣や、女子やり投アジア記録保持者・呂會會も出場が決まった。

五輪で日本のライバルとなりそうな20km競歩は、男子で1時間17分台の張俊、李炎東、王朝朝の3人が代表に。女子は五輪や世界選手権で優勝経験を持つ楊家玉と劉虹、世界ユースやU20世界選手権で金メダルを獲得している若手の馬振霞という豪華なメンバーで挑む。

広告の下にコンテンツが続きます

男子100m、200mには昨年のアジア大会100m金メダリストで、200mでは19秒88のアジア記録を持つ謝震業がただ一人エントリー。前回の東京で銅メダルを取った4×100mリレーは、謝のほか、10秒08の陳佳鵬、10秒11の呉智強、10秒22の厳海浜といったメンバーが入った。

一方、男子100mのアジア記録(9秒83)を持ち、東京五輪では6位入賞と活躍した蘇炳添がケガなどにより個人種目での出場権を得られず、リレーでも代表メンバー外となり、4度目の五輪出場は果たせなかった。また、東京五輪女子やり投金メダルの劉詩穎も、ワールドランキングで五輪出場圏内につけながら代表から外れている。

中国陸連は7月4日、パリ五輪に出場する中国代表メンバーを発表した。 22年のオレゴン世界選手権で金メダルを獲得した男子走幅跳の王嘉男と女子円盤投の馮彬がそろって代表入り。女子砲丸投で東京大会での金を含め、五輪で3つのメダルを手にしているベテランの鞏立姣や、女子やり投アジア記録保持者・呂會會も出場が決まった。 五輪で日本のライバルとなりそうな20km競歩は、男子で1時間17分台の張俊、李炎東、王朝朝の3人が代表に。女子は五輪や世界選手権で優勝経験を持つ楊家玉と劉虹、世界ユースやU20世界選手権で金メダルを獲得している若手の馬振霞という豪華なメンバーで挑む。 男子100m、200mには昨年のアジア大会100m金メダリストで、200mでは19秒88のアジア記録を持つ謝震業がただ一人エントリー。前回の東京で銅メダルを取った4×100mリレーは、謝のほか、10秒08の陳佳鵬、10秒11の呉智強、10秒22の厳海浜といったメンバーが入った。 一方、男子100mのアジア記録(9秒83)を持ち、東京五輪では6位入賞と活躍した蘇炳添がケガなどにより個人種目での出場権を得られず、リレーでも代表メンバー外となり、4度目の五輪出場は果たせなかった。また、東京五輪女子やり投金メダルの劉詩穎も、ワールドランキングで五輪出場圏内につけながら代表から外れている。

中国のパリ五輪代表をチェック

男子 ・100m 謝震業 ・200m 謝震業 ・4×100mR 謝震業、陳佳鵬、呉智強、厳海浜、鄧智艦、陳錦豊 ・110mH 徐卓一、劉俊茜、秦偉搏 ・400mH 謝智宇 ・走高跳 王振、鐘濤、姚捷 ・棒高跳 黄博凱 ・走幅跳 王嘉男、張溟鯤、石雨豪 ・三段跳 朱亜明、方耀應、栗文 ・ハンマー投 王琦 ・20km競歩 張俊、李炎東、王朝朝 (補欠/崔利宏) ・マラソン 何傑、楊紹輝、呉向東 [adinserter block="4"]女子 ・100m 葛曼棋 ・200m 李玉婷 ・100mH 林雨薇、呉艶妮 ・400mH 莫家蝶 ・3000m障害 許双双 ・棒高跳 李玲、牛春格 ・走幅跳 熊詩麒 ・三段跳 曾蕊 ・砲丸投 鞏立姣、宋佳媛、孫悦 ・円盤投 馮彬、姜志超 ・ハンマー投 張傑、王崢、李江燕 ・やり投 呂會會、戴倩倩 ・20km競歩 馬振霞、楊家玉、劉虹(補欠/切陽什姐) ・マラソン 張徳順、夏雨雨、白麗 [adinserter block="4"]男女混合 ・リレー競歩 男子 張俊、賀相紅(補欠/李炎東) 女子 劉虹、切陽什姐(補欠/楊家玉)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.16

中学、高校のトップが出場!IH優勝・石原南菜、後藤大樹や中学記録保持者・今村好花、大森蒼以らに注目/U18・16大会

10月17日から19日の3日間、U18・U16陸上大会が三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で開催される。 U18大会は2025年12月31日時点の16歳、17歳が対象で高校3年生の早生まれと高校2年生、1 […]

NEWS サニブラウンが東レを訪問「走り抜くことができたのはみなさんのお陰」

2025.10.16

サニブラウンが東レを訪問「走り抜くことができたのはみなさんのお陰」

男子短距離で東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキームが10月16日、所属先である東レの東京本社を訪問した。 サニブラウンは今シーズンを終えての報告のために訪れると、役員への挨拶のあとは各フロアを周って挨拶。「 […]

NEWS BROOKSのランニングシューズ「Adrenaline GTS」 誕生25周年を記念し、特別デザインの限定カラーが登場!

2025.10.16

BROOKSのランニングシューズ「Adrenaline GTS」 誕生25周年を記念し、特別デザインの限定カラーが登場!

米国ランニングシューズブランド「BROOKS(ブルックス)」は、ロングセラーモデル「Adrenaline GTS(アドレナリンジーティーエス)」の誕生25周年を記念し、特別デザインの限定カラーを公式オンラインショップにて […]

NEWS 19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ

2025.10.15

19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ

男子短距離で活躍し、19年ドーハ世界選手権リレー代表(補欠)の井本佳伸(東京ガスエコモ)が現役生活に区切りをつけることを自身のSNSで発表した。 井本は京都・東輝中時代に全中で100m5位、200m4位。名門・洛南高へ進 […]

NEWS 100m宮本大輔が引退「最後まで走り切れた」元中学記録保持者「早熟なんて気にしなくていい」

2025.10.15

100m宮本大輔が引退「最後まで走り切れた」元中学記録保持者「早熟なんて気にしなくていい」

穏やかな笑顔で静かに、地元・山口でスパイクを脱いだ。 男子100mの元中学記録保持者・宮本大輔(山口フィナンシャルグループ)が現役生活にピリオドを打った。9月の全日本実業団対抗は、地元・山口。「夏くらいには一旦、区切りを […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top