2023.03.03
3月5日に行われる東京マラソン2023を控え、都内でプレスカンファレンスが開かれて招待選手の一部が前々日会見に登壇して意気込みを語った。
女子招待選手で、東京五輪8位の一山麻緒(資生堂)。前回大会はセカンドベストとなる2時間21分02秒をマークして日本人トップだった。夏のオレゴン世界選手権代表に選出されたが直前の体調不良で欠場。悔しさを味わった。
今大会に向けて、「あまり調子が良いと言える状態ではない」と本音を明かし、前回のVTRが流れて「少し緊張してきました」と話す。
前回は日本記録(2時間19分12秒/野口みずき)を上回るペースに食らいつくも後半でややペースダウン。「最初は下り坂でリズムに乗れましたが、28km地点からいっぱいいっぱいになり、苦しかった」と振り返る。
意気込みを聞かれ「レース当日にできる精一杯の走りをしてい、ゴールした時に吹っ切れた気持ちになれるような走りをしたい」と語った。
一山はすでに10月15日に行われるパリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を手にしている。
東京マラソンは東京都庁をスタート、東京駅前をフィニッシュとする都内を巡るコースで行われる。9時10分に一斉スタート。フジテレビで中継される。
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