2025.06.27
男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が宮崎県で初めて合宿をし、最終日も報道陣に公開された。20日から27日まで1週間のキャンプで「天候にも恵まれて、短い期間でしたが充実した練習ができた」とサニブラウンは総括する。
この日は軽めのスプリントのほか「持久系」を取り入れつつ、ボール投げなどをこなし、ジムで汗を流して終えた。「アップの調子を見ながらコーチと相談して決めました」。
昨年のパリ五輪で、東京世界選手権の参加標準記録(10秒00)を切る9秒96をマークしているが、今季は10秒3台が続いている。欧州遠征も「動こうとしているのに身体がついてこない」状態だったという。1週間のトレーニングで「徐々に身体が頭に追いついてきて、少しずつ噛み合っている」という。
翌週に控える日本選手権では3位以内に入れば代表に内定。学生を中心に全体的なレベルが上がっているが「9秒台や10秒0台が複数人いた数年前に比べると、まだまだ足りない。自分も含めて、もっと個人で頑張りつつ、切磋琢磨しないと」を話す。
世界選手権では100mで2大会連続ファイナルに進んでいるサニブラウン。日本選手権に向け「準決勝を突破などと考えていたら話にならない。1本、1本テーマを決めて臨みたい」とし、「身体の状態は60%。タイムより、試合勘を取り戻すことと、歯車を噛み合わせること。世界選手権への準備にしたい」と語った。
国立競技場で行われる日本選手権では、初日の4日に予選、準決勝、2日目に決勝が行われる。
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