今年9月に行われる東京世界選手権の公式マスコット『りくワン』の銅像が国立競技場に設置され、7月1日に除幕式が執り行われた。
東京2025世界陸上財団の武市敬事務総長らとともに登場したりくワン。この日、国立競技場のスタジアムツアーに参加していた瑞穂町立瑞穂第一小学校の生徒も除幕式に参加した。
高さ約130cmの銅像がお披露目されると、りくワンは照れくさそうなリアクション。子どもたちも「本物のりくワンみたいでかわいい」「細かいところまで再現されている」と笑顔を見せる。
小学校を代表してあいさつした6年生の田村寛泰さんと川嶋優太さん。「走るのが好きじゃなかったけど、国立競技場やりくワンを見て走りたいと思いました」(田村さん)「りくワンがかわいくて、世界陸上がもっと楽しみになりました」(川嶋さん)
川嶋さんは続けて「楽しみなのは北口榛花選手(JAL)のやり投。70m投げるところが見たいです!」と心待ちにしていた。
銅像は期間限定で配置され、その後は別の場所に移して展示されるという。
日本原産の天然記念物で、国内外で親しまれている「柴犬」がモチーフ。小学生とワークショップを開催し、子どもたちが描いたイラストを参考にデザインされ。名前は3つの候補から投票により決定し、陸上を意味する「りく」と、1位、1秒、1歩、1投、1跳躍、リレー種目の“All for one”、スタジアムが「一体」となるという意味を持ち、犬の鳴き声にも通じる「ワン」を表している。
東京世界選手権は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。
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