HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.03.03

青学大長距離新コーチに4月1日付で田幸寛史氏が就任 中大、DeNA、中国電力などで監督を歴任
青学大長距離新コーチに4月1日付で田幸寛史氏が就任 中大、DeNA、中国電力などで監督を歴任

DeNA監督時代は全日本実業団対抗駅伝で2015年から18年まで4年連続7位以内という結果を残した田幸寛史氏

青学大長距離ブロックの新コーチに、田幸寛史氏が4月1日付けで就任することがチーム関係者への取材でわかった。

青学大は至近9大会の箱根駅伝で6勝を挙げる学生駅伝の強豪校として知られている。今年度は出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝と無冠に終わり、さらに勝亦祐一コーチが4月から静岡・飛龍高の監督に就任するためチームから離れることが決まっていた。

その後任となる田幸氏は、中大4年時の1991年に箱根駅伝のエース区間である2区で区間5位と好走した経歴を持つ。卒業後はヱスビー食品で競技を続けたのち、同社コーチ、中大コーチを経て、2004年からは中大の駅伝監督を4年間務めた。その間、現在は立大の駅伝監督を務める上野裕一郎らを育成している。

広告の下にコンテンツが続きます

その後は2008年からエスビー食品、DeNA、中国電力と実業団の監督を歴任し、直近では女子のルートインホテルズのヘッドコーチを務めていた。

就任は4月1日付けとなるが、すでに3月2日から練習に参加しているという。王座奪還を目指す青学大に、頼もしいベテラン指導者が加わった。

青学大長距離ブロックの新コーチに、田幸寛史氏が4月1日付けで就任することがチーム関係者への取材でわかった。 青学大は至近9大会の箱根駅伝で6勝を挙げる学生駅伝の強豪校として知られている。今年度は出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝と無冠に終わり、さらに勝亦祐一コーチが4月から静岡・飛龍高の監督に就任するためチームから離れることが決まっていた。 その後任となる田幸氏は、中大4年時の1991年に箱根駅伝のエース区間である2区で区間5位と好走した経歴を持つ。卒業後はヱスビー食品で競技を続けたのち、同社コーチ、中大コーチを経て、2004年からは中大の駅伝監督を4年間務めた。その間、現在は立大の駅伝監督を務める上野裕一郎らを育成している。 その後は2008年からエスビー食品、DeNA、中国電力と実業団の監督を歴任し、直近では女子のルートインホテルズのヘッドコーチを務めていた。 就任は4月1日付けとなるが、すでに3月2日から練習に参加しているという。王座奪還を目指す青学大に、頼もしいベテラン指導者が加わった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.19

世界陸上銅の勝木隼人がエントリー 女子は前回Vの谷純花ら/元旦競歩

東京陸協は26年1月1日に開催される第74回元旦競歩(兼東京選手権競歩)のエントリー選手を発表した。 男子20kmには、9月の東京世界選手権35kmで銅メダルに輝いた勝木隼人(自衛隊体育学校)がエントリー。23年ワールド […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 失意から復活、トラックで勢い 前回の箱根駅伝予選会で総合14位に終わ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前回の雪辱期する中央学大・市川大世 「区間5位以内を目指して積極的な走りを」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/前回の雪辱期する中央学大・市川大世 「区間5位以内を目指して積極的な走りを」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 全日本では4人抜きの力走 3年ぶりに11月の全日本大学駅伝に戻ってき […]

NEWS 箱根駅伝Stories/過去最高順位を見据える城西大 強力4年生軸に「アッと驚くような試合がしたい」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/過去最高順位を見据える城西大 強力4年生軸に「アッと驚くような試合がしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 主要区間の経験者残る 前回6位の城西大がチーム最高成績の3位以内を目 […]

NEWS 予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子

2025.12.19

予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子

男子第76回全国高校駅伝(12月21日/京都・7区間42.195km)に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、5000mのチーム内上位7人の平均タイム(12月上旬判明分)でランキング化した。 男子レー […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top