2022.10.22
11月12日に福岡市の大濠公園で行われる「The Fst in Fukuoka」(ザ・ファースト・イン・フクオカ)の招待選手が発表された。
女子5kmと1マイルには東京五輪1500m8位の田中希実(豊田自動織機)がエントリー。レースは公認コースで行われ、ロードでの1マイルの公認レースは日本初開催となる。今大会の結果は世界選手権の出場資格につながるワールドランキングにも反映されるため、記録と順位を狙った白熱したレースが期待される。男子ではオレゴン世界選手権5000m代表の遠藤日向(住友電工)が出場。ロードでの日本記録更新を目指す。
このほか、海外からも有力選手がエントリーし、昨年の東京五輪男子1500m7位のS.マクスウィン(豪州)や、オレゴン世界選手権女子1500m9位のG.グリフィス(豪州)など、世界のトップランナーが福岡の街を駆け抜ける。
「The Fst in Fukuoka」は東京五輪男子マラソン6位の大迫傑(Nike)が代表取締役を務める「株式会社I」によるプロジェクトで、「アスリートの可能性を拓き、アスリートが地域の可能性を拓く」がコンセプトによる取り組みの一環。大迫は大会の会長として新しい形のロードレース大会を企画、運営にあたる。今大会は「2007年10月以来日本記録が更新されていない5km競技において世界に並ぶ選手を輩出すること、ならびに中距離選手に活躍の場を提供すること」が目的とし、エリート枠には約500万円にのぼる賞金も用意されている。
また、大会では出場選手支援ためのクラウドファンディングも実施。リターンとして大迫とともにランニングを行える権利や、出場選手のサイン入りオリジナルTシャツなどが用意されている。
■「The Fst in Fukuoka」の主なエントリー選手
●女子1マイル
田中希実(豊田自動織機)
G.グリフィス(豪州)
後藤 夢(豊田自動織機)
正司瑠奈(環太平洋大)
●男子1マイル
S.マクスウィン(豪州)
C.エンゲルス(米国)
飯澤千翔(東海大)
館澤亨次(横浜DeNA)
飯島陸斗(阿見AC)
●女子5km
T.ムッソーニ(ケニア/ダイソー)
M.レベッカ(ケニア/ダイソー)
田中希実(豊田自動織機)
O.D.ニャボケ(ユー・エス・イー)
●男子5km
I.エディマ(ケニア)
遠藤日向(住友電工)
B.コエチ(ケニア/九電工)
S.キプロノ(ケニア/黒崎播磨)
J.ルンガル(ケニア/中央発條)
鈴木塁人(SGホールディングス)
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