HOME ニュース、国内

2022.07.03

サニブラウンが2走起用へ 男子4継メダルに向けて「一番生きる」/世界陸上
サニブラウンが2走起用へ 男子4継メダルに向けて「一番生きる」/世界陸上

オレゴン世界選手権の男子4×100mリレーでメダルに向けて、エースの起用プランが明かされた。

7月2日に公開された男子短距離リレー合宿。フレッシュな顔ぶれが並ぶなか、東京五輪代表の小池祐貴(住友電工)が若手たちにアドバイスを送るなど和やかなムードも見られた。

広告の下にコンテンツが続きます

練習公開のあとに行われたメディア対応で、土江寛裕ディレクターが男子100m日本選手権優勝のサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)を2走に起用するプランを検討していることを明かした。

小池、サニブラウンの他には、坂井隆一郎(大阪ガス)、栁田大輝(東洋大)、上山紘輝(住友電工)、鈴木涼太(スズキ)と初出場が並ぶ。「新しいメンバーでいろんなチャレンジができる」と土江ディレクターや高平慎士ヘッドコーチらと共有。それでも坂井、栁田、鈴木は昨年の世界リレーで3位に入ったメンバーでもあり「ノウハウは伝えられている」と土江ディレクター。「最初からスムーズ」と不安はない。

前日にはミーティングして「メダルを狙う」と意識を統一。すでに渡米しているサニブラウンもオンラインで参加し、その場で「サニブラウン・2走」を検討していることを共有し、本人も前向きのようだ。9秒97のベストを持ち、今回が4回目の世界選手権となるサニブラウン。土江ディレクターは「サニブラウン選手が中心になる。彼を一番生かせる走順」と狙いを明かす。

1走にはロケットスタートを決める坂井が有力。小池は2~4走までどこでも対応可能で、コーナーが持ち味の上山は3走を得意とする。「自分がやるつもりで」というホープの栁田が起用されるとすれば4走か。昨年の東京五輪で途中棄権に終わった日本の男子4継。パリ五輪に向けてどんなリスタートを切るか。

オレゴン世界選手権の男子4×100mリレーでメダルに向けて、エースの起用プランが明かされた。 7月2日に公開された男子短距離リレー合宿。フレッシュな顔ぶれが並ぶなか、東京五輪代表の小池祐貴(住友電工)が若手たちにアドバイスを送るなど和やかなムードも見られた。 練習公開のあとに行われたメディア対応で、土江寛裕ディレクターが男子100m日本選手権優勝のサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)を2走に起用するプランを検討していることを明かした。 小池、サニブラウンの他には、坂井隆一郎(大阪ガス)、栁田大輝(東洋大)、上山紘輝(住友電工)、鈴木涼太(スズキ)と初出場が並ぶ。「新しいメンバーでいろんなチャレンジができる」と土江ディレクターや高平慎士ヘッドコーチらと共有。それでも坂井、栁田、鈴木は昨年の世界リレーで3位に入ったメンバーでもあり「ノウハウは伝えられている」と土江ディレクター。「最初からスムーズ」と不安はない。 前日にはミーティングして「メダルを狙う」と意識を統一。すでに渡米しているサニブラウンもオンラインで参加し、その場で「サニブラウン・2走」を検討していることを共有し、本人も前向きのようだ。9秒97のベストを持ち、今回が4回目の世界選手権となるサニブラウン。土江ディレクターは「サニブラウン選手が中心になる。彼を一番生かせる走順」と狙いを明かす。 1走にはロケットスタートを決める坂井が有力。小池は2~4走までどこでも対応可能で、コーナーが持ち味の上山は3走を得意とする。「自分がやるつもりで」というホープの栁田が起用されるとすれば4走か。昨年の東京五輪で途中棄権に終わった日本の男子4継。パリ五輪に向けてどんなリスタートを切るか。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」

ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]

NEWS 全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力  14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

2025.12.12

全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top