HOME ニュース、国内

2022.06.06

七種ヘンプヒル恵5年ぶり4度目V、十種は奥田が初制覇 中村4位、右代5位/日本選手権混成成績
七種ヘンプヒル恵5年ぶり4度目V、十種は奥田が初制覇 中村4位、右代5位/日本選手権混成成績

2022年日本選手権七種競技の集合写真


◇日本選手権・混成競技(6月4日、5日/秋田県営)

第106回日本選手権・混成競技が6月4日、5日の2日間、秋田で初めて開催された。

女子七種競技はヘンプヒル恵(アトレ)が自己4番目の5872点で優勝。15年から3連覇していたヘンプヒルは5年ぶり4度目の頂点だった。ヘンプヒルは2年前の日本選手権で膝を痛め、一時は引退もよぎったが復帰して再び日本に返り咲いた。昨年まで4連覇だった山﨑有紀(スズキ)が5696点で2位。5571点で大玉華鈴(日体大SMG)が3位に入り、4位の熱田心(岡山陸協)は日本歴代10位の5517点をマークしている。

広告の下にコンテンツが続きます

男子十種競技は奥田啓祐(第一学院高教)が7626点で優勝した。奥田は100m10秒82、400m48秒28をマークして初日はトップ通過。苦手とする2日目にもしっかりムラなく終えた。奥田は主要大会初タイトル。2位に7518点で片山和也(烏城塗装工業)が続き、初日2位だった田上駿(陸上物語)はやり投で肘を痛めるなどした影響が響いて7442点の3位。昨年まで2連覇の中村明彦(スズキ)は4位で「また金メダルを取りたい」と王座奪還に意気込む。5位(7368点)の右代啓祐(国士舘クラブ)が入った。

併催のU20日本選手権では、男子十種は初十種の横内秀太(四国学院大)が6690点、女子七種は高2の林美希(中京大中京高・愛知)が5018点で制している。

◇日本選手権・混成競技 上位成績
・男子十種競技
7626点 奥田啓祐(第一学院高教)
7516点 片山和也(烏城塗装工業)
7442点 田上 駿(陸上物語)
7389点 中村明彦(スズキ)
7368点 右代啓祐(国士舘クラブ)
7195点 森口諒也(東海大院)
7020点 別宮拓実(ビッグツリー)
6962点 前川斉幸(中京大)
・女子七種競技
5872点 ヘンプヒル恵(アトレ)
5696点 山﨑有紀(スズキ)
5571点 大玉華鈴(日体大SMG)
5517点 熱田 心(岡山陸協)
5405点 田中友梨(至学館大)
5135点 梶木菜々香(中大)
5104点 萩原このか(とらふぐ亭)
5080点 中村雪乃(東女体大AC)

◇日本選手権・混成競技(6月4日、5日/秋田県営) 第106回日本選手権・混成競技が6月4日、5日の2日間、秋田で初めて開催された。 女子七種競技はヘンプヒル恵(アトレ)が自己4番目の5872点で優勝。15年から3連覇していたヘンプヒルは5年ぶり4度目の頂点だった。ヘンプヒルは2年前の日本選手権で膝を痛め、一時は引退もよぎったが復帰して再び日本に返り咲いた。昨年まで4連覇だった山﨑有紀(スズキ)が5696点で2位。5571点で大玉華鈴(日体大SMG)が3位に入り、4位の熱田心(岡山陸協)は日本歴代10位の5517点をマークしている。 男子十種競技は奥田啓祐(第一学院高教)が7626点で優勝した。奥田は100m10秒82、400m48秒28をマークして初日はトップ通過。苦手とする2日目にもしっかりムラなく終えた。奥田は主要大会初タイトル。2位に7518点で片山和也(烏城塗装工業)が続き、初日2位だった田上駿(陸上物語)はやり投で肘を痛めるなどした影響が響いて7442点の3位。昨年まで2連覇の中村明彦(スズキ)は4位で「また金メダルを取りたい」と王座奪還に意気込む。5位(7368点)の右代啓祐(国士舘クラブ)が入った。 併催のU20日本選手権では、男子十種は初十種の横内秀太(四国学院大)が6690点、女子七種は高2の林美希(中京大中京高・愛知)が5018点で制している。 ◇日本選手権・混成競技 上位成績 ・男子十種競技 7626点 奥田啓祐(第一学院高教) 7516点 片山和也(烏城塗装工業) 7442点 田上 駿(陸上物語) 7389点 中村明彦(スズキ) 7368点 右代啓祐(国士舘クラブ) 7195点 森口諒也(東海大院) 7020点 別宮拓実(ビッグツリー) 6962点 前川斉幸(中京大) ・女子七種競技 5872点 ヘンプヒル恵(アトレ) 5696点 山﨑有紀(スズキ) 5571点 大玉華鈴(日体大SMG) 5517点 熱田 心(岡山陸協) 5405点 田中友梨(至学館大) 5135点 梶木菜々香(中大) 5104点 萩原このか(とらふぐ亭) 5080点 中村雪乃(東女体大AC)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.06

クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる

11月6日、日本実業団連合は第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)のエントリー選手を発表した。 前回4年ぶり4回目の優勝を飾ったJP日本郵政グループはVメンバーの鈴木亜由子、廣中璃梨佳、菅田雅香ら全員が登録。 […]

NEWS 10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

2025.11.06

10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]

NEWS RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

2025.11.06

RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

11月6日、日本陸連は11月29日に開催される「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」に参加するゲストアスリートを発表した。 同イベントは連盟創立100周年を記念して開かれるもの。参加者とトップアスリートが一緒 […]

NEWS 北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

2025.11.06

北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

11月5日、北照高は2026年春から陸上部において駅伝チームの強化を本格的にスタートすることを発表した。 北照高は北海道小樽市に校舎を置く私立高。野球部は甲子園に春夏あわせて10回出場を数える強豪として知られる。スキー部 […]

NEWS 全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

2025.11.05

全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

全国高校駅伝の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が11月4日の埼玉をもってすべて終了し、都道府県代表がすべて出そろった。 昨年の全国大会は男子が佐久長聖、女子は長野東といずれも長野勢が優勝を遂げた。全国2連覇中の佐久長聖は県 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top