HOME 駅伝

2021.10.09

順大・三浦龍司は変更可能な補員登録、東京国際大はアンカーにヴィンセント、東洋大はルーキー・石田が5区/出雲駅伝
順大・三浦龍司は変更可能な補員登録、東京国際大はアンカーにヴィンセント、東洋大はルーキー・石田が5区/出雲駅伝


第33回出雲全日本大学選抜駅伝(10月10日/島根県出雲市)を翌日に控えた10月9日、出場チームのオーダーが発表された。

大会は20チームが参加して6区間45.1kmで行われる。昨年がコロナ禍で中止となったため、2年ぶりの開催。今回は大会当日でも最大2名まで補欠から選手を変更することができる。

広告の下にコンテンツが続きます

注目どころでは、順大が東京五輪3000m障害7位入賞の三浦龍司を当日交代できる補員登録。勝負区間で起用されるか。他の大学駅伝に比べて距離の短い出雲は、三浦の長所がより生きるだろう。

また、初出場ながら優勝を狙う東京国際大は最長区間の最終6区(10.2km)に留学生のイェゴン・ヴィンセントを起用。箱根駅伝で2区と3区で区間記録を持つ爆発力は、他チームにとって大きなプレッシャーとなるはずだ。日本人エースの丹所健は3区(8.5km)に登録された。同じく出雲初出場で箱根2位の創価大は嶋津雄大がアンカーを務める見込み。

東洋大は5区(6.4km)にスーパールーキーの石田洸介を配置。昨年、5000mで高校記録(13分34秒74)を打ち立てた走力をどこまで発揮できるか。早大は10000mで27分台を持つ3人が各区間に配置され、2区(5.8km)に井川龍人、3区(8.5km)に太田直希、アンカーに中谷雄飛が入った。今季好調の千明龍之佑は補員登録となっている。

この他、関西学院大は日本インカレ10000mで日本人トップの5位に入った上田颯汰を1区(8.0km)に配置。ロードでも関東勢を抑えることができるか。初出場の北海道大は日本選手権1500m4位の高橋佑輔が2区に入った。

広告の下にコンテンツが続きます
第33回出雲全日本大学選抜駅伝(10月10日/島根県出雲市)を翌日に控えた10月9日、出場チームのオーダーが発表された。 大会は20チームが参加して6区間45.1kmで行われる。昨年がコロナ禍で中止となったため、2年ぶりの開催。今回は大会当日でも最大2名まで補欠から選手を変更することができる。 注目どころでは、順大が東京五輪3000m障害7位入賞の三浦龍司を当日交代できる補員登録。勝負区間で起用されるか。他の大学駅伝に比べて距離の短い出雲は、三浦の長所がより生きるだろう。 また、初出場ながら優勝を狙う東京国際大は最長区間の最終6区(10.2km)に留学生のイェゴン・ヴィンセントを起用。箱根駅伝で2区と3区で区間記録を持つ爆発力は、他チームにとって大きなプレッシャーとなるはずだ。日本人エースの丹所健は3区(8.5km)に登録された。同じく出雲初出場で箱根2位の創価大は嶋津雄大がアンカーを務める見込み。 東洋大は5区(6.4km)にスーパールーキーの石田洸介を配置。昨年、5000mで高校記録(13分34秒74)を打ち立てた走力をどこまで発揮できるか。早大は10000mで27分台を持つ3人が各区間に配置され、2区(5.8km)に井川龍人、3区(8.5km)に太田直希、アンカーに中谷雄飛が入った。今季好調の千明龍之佑は補員登録となっている。 この他、関西学院大は日本インカレ10000mで日本人トップの5位に入った上田颯汰を1区(8.0km)に配置。ロードでも関東勢を抑えることができるか。初出場の北海道大は日本選手権1500m4位の高橋佑輔が2区に入った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

PR

2025.06.17

大学男子長距離部門選手を対象とした乳酸菌・タンパク質含有ゼリー飲料に関する論文概要/大塚製薬株式会社

84%に体感があり、「コンディションの安定」などを実感 大塚製薬株式会社は、「NSCA JAPAN」の「SPORTS Nutrition Academy」へ「大学男子長距離部門選手を対象とした乳酸菌、アミノ酸およびホエイ […]

NEWS インターハイ地区大会 広島行きを懸けて今日北海道開幕 週末は北信越、東海、中国でも!全国大会出場者が出そろう

2025.06.17

インターハイ地区大会 広島行きを懸けて今日北海道開幕 週末は北信越、東海、中国でも!全国大会出場者が出そろう

広島インターハイ(7月25日~29日)の出場権を懸けた、最終関門となる地区大会は今日6月17日に北海道で開幕し、19日は北信越、20日には東海と中国でもスタートする。 いずれの4大会も22日までにすべて終了。16日までに […]

NEWS 弘前実が地元で男女マイルリレーV!「全国で入賞を」100mH佐藤柚希が13秒70、200m中森が好記録/IH東北

2025.06.17

弘前実が地元で男女マイルリレーV!「全国で入賞を」100mH佐藤柚希が13秒70、200m中森が好記録/IH東北

◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)4日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の最終日が行われ、男子4×400mリレーは地元・青森の弘前実が3分11秒84の大会新 […]

NEWS 110mH古賀ジェレミー驚異の高校新13秒45 次は日本選手権!七種・江口美玲5120点、岡田紗和1年初の5000点超え/IH南関東

2025.06.17

110mH古賀ジェレミー驚異の高校新13秒45 次は日本選手権!七種・江口美玲5120点、岡田紗和1年初の5000点超え/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13日~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の4日目が行われ、男子110mハードルの古賀ジェレミー(東京3 […]

NEWS 失格とアクシデント乗り越え本村優太郎200mV 藤原千櫻&岩本咲真4冠 3000m障害の竹信祐太郎が学校初の地区制覇/IH北九州

2025.06.17

失格とアクシデント乗り越え本村優太郎200mV 藤原千櫻&岩本咲真4冠 3000m障害の竹信祐太郎が学校初の地区制覇/IH北九州

◇インターハイ北九州地区大会(6月13日~16日/佐賀・SAGAスタジアム) 広島インターハイをかけた北九州地区大会の最終日は、風が強く吹き荒れる厳しい条件下で、トラック8種目、フィールド4種目の決勝が行われた。 広告の […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top