
◇第24回日本学生女子ハーフマラソン選手権(3月14日/東京・立川市・陸上自衛隊立川駐屯地内周回コース)
2年前の前回大会を制し、同年のユニバーシアード覇者である大東大の鈴木優花(3年)がレースをけん引するなか、名城大の小林成美(2年)は先頭集団の後方で体力を温存していた。11時のスタート時で18℃近くまで上昇し、強風が吹き荒れる悪コンディション。「焦らず周りの流れに沿って走っていこうと思っていました」。
小林は10kmを通過しても鈴木を中心とした4人の先頭集団につかず、15km付近で集団が15人程度に拡大したところでようやく追いついた。そこから徐々にペースが上がり、残り3kmを過ぎて鈴木、小林、名城大の荒井優奈(2年)の3人の争いへ。そして最後の直線で小林と鈴木の一騎打ちになった。
「最後は気持ち」
わずかに小林が胸ひとつの差で先着し、1時間14分36秒の同タイムながら初優勝を飾った。
「ユニバーシアード(ワールドユニバーシティゲームズ)に行きたいという気持ちが勝てた要因だと思います。ずっとこのユニバの選考レースを目標にしてきて、練習をがんばってきましたから」(小林)
小林は長野東高で頭角を現し、全国高校駅伝では2年時からアンカーとして2年連続準優勝に貢献、3年時には全国都道府県対抗女子駅伝4区区間賞など主に駅伝で活躍した。名城大では1年時から駅伝メンバーとして全日本大学女子駅伝、全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出走し、昨年は7月に10000mで学生歴代8位の32分08秒67をマークするなどトラックでも実力をつけてきている。
3位に入ったチームメイトの荒井とともに挑むユニバでの目標は「優勝を目指したい」ときっぱり。4年間の大学生活も折り返しを迎え、新たな意気込みを口にした。
連覇を逃した鈴木は「最後の勝負のところで胸の差で負けてしまったのは自分の甘さ。最後のスパートで課題が残るレースでした」と反省を口にしつつ、「(ユニバの代表を)決めることが大前提の大会だったので、そこは1つ達成できたので良かった」と安堵の表情を見せた。
8月のユニバでは「一番は優勝すること。2連覇した方が今までにいないということなので、自分が新しく歴史を作りたい」と史上初の快挙に胸を高鳴らせていた。
■日本学生女子ハーフ
1位 小林成美(名城大2) 1.14.36
2位 鈴木優花(大東大3) 1.14.36
3位 荒井優奈(名城大2) 1.14.45
4位 矢尾桃子(関西外大2)1.15.14
5位 黒田 澪(日体大2) 1.15.22
6位 小松優衣(松山大2) 1.15.24
7位 高橋ひより(東農大3)1.15.52
8位 北川星瑠(大阪芸大1)1.16.00
◇第24回日本学生女子ハーフマラソン選手権(3月14日/東京・立川市・陸上自衛隊立川駐屯地内周回コース)
2年前の前回大会を制し、同年のユニバーシアード覇者である大東大の鈴木優花(3年)がレースをけん引するなか、名城大の小林成美(2年)は先頭集団の後方で体力を温存していた。11時のスタート時で18℃近くまで上昇し、強風が吹き荒れる悪コンディション。「焦らず周りの流れに沿って走っていこうと思っていました」。
小林は10kmを通過しても鈴木を中心とした4人の先頭集団につかず、15km付近で集団が15人程度に拡大したところでようやく追いついた。そこから徐々にペースが上がり、残り3kmを過ぎて鈴木、小林、名城大の荒井優奈(2年)の3人の争いへ。そして最後の直線で小林と鈴木の一騎打ちになった。
「最後は気持ち」
わずかに小林が胸ひとつの差で先着し、1時間14分36秒の同タイムながら初優勝を飾った。
「ユニバーシアード(ワールドユニバーシティゲームズ)に行きたいという気持ちが勝てた要因だと思います。ずっとこのユニバの選考レースを目標にしてきて、練習をがんばってきましたから」(小林)
小林は長野東高で頭角を現し、全国高校駅伝では2年時からアンカーとして2年連続準優勝に貢献、3年時には全国都道府県対抗女子駅伝4区区間賞など主に駅伝で活躍した。名城大では1年時から駅伝メンバーとして全日本大学女子駅伝、全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出走し、昨年は7月に10000mで学生歴代8位の32分08秒67をマークするなどトラックでも実力をつけてきている。
3位に入ったチームメイトの荒井とともに挑むユニバでの目標は「優勝を目指したい」ときっぱり。4年間の大学生活も折り返しを迎え、新たな意気込みを口にした。
連覇を逃した鈴木は「最後の勝負のところで胸の差で負けてしまったのは自分の甘さ。最後のスパートで課題が残るレースでした」と反省を口にしつつ、「(ユニバの代表を)決めることが大前提の大会だったので、そこは1つ達成できたので良かった」と安堵の表情を見せた。
8月のユニバでは「一番は優勝すること。2連覇した方が今までにいないということなので、自分が新しく歴史を作りたい」と史上初の快挙に胸を高鳴らせていた。
■日本学生女子ハーフ
1位 小林成美(名城大2) 1.14.36
2位 鈴木優花(大東大3) 1.14.36
3位 荒井優奈(名城大2) 1.14.45
4位 矢尾桃子(関西外大2)1.15.14
5位 黒田 澪(日体大2) 1.15.22
6位 小松優衣(松山大2) 1.15.24
7位 高橋ひより(東農大3)1.15.52
8位 北川星瑠(大阪芸大1)1.16.00 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.07.31
3000m障害・小池彩加がデンソーを退社「たくさんのご声援ありがとうございました」
2026.07.31
日本郵政Gの小坂井智絵が退部 ルーキーイヤーからクイーンズ駅伝主力として上位入賞に貢献
-
2026.07.25
-
2026.07.28
-
2026.07.25
-
2026.07.18
Latest articles 最新の記事
2026.07.31
バログンが7年ぶり400m連覇達成!体調不良のアクシデント乗り越え「目標の一つを達成できた」/滋賀IH
◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)2日目 高校アスリートの祭典、インターハイの2日目が行われ、タイムレースで行われた女子400m決勝は3組を53秒74で制したバログン・ハ […]
2026.07.31
3000m障害・小池彩加がデンソーを退社「たくさんのご声援ありがとうございました」
デンソーは7月31日、所属する小池彩加が同日付で退部することを発表した。 小池は宮城県出身の33歳。東北福祉大時代から3000m障害に取り組み、15年の日本インカレで3位の実績を残した。卒業後はいくつかのチー宇に所属しな […]
2026.07.31
日本郵政Gの小坂井智絵が退部 ルーキーイヤーからクイーンズ駅伝主力として上位入賞に貢献
日本郵政グループは7月31日付で小坂井智絵の退部と退職を発表した。 小坂井は千葉・成田高卒。高校時代は同期の山﨑りさ(現・積水化学)らとともにチームの中心選手として駅伝などで活躍し、21年に高卒で日本郵政グループに加入し […]
2026.07.31
古賀ジェレミー110mH 5月にU20日本新を更新し今季世界5位「アジア記録を更新したい」/U20世界選手権結団式
第21回U20世界選手権(8月5日~9日/米国・オレゴン)の結団式が7月31日、千葉県成田市内のホテルで行われた。 男子110mハードル(99.0cm)の古賀ジェレミー(順大)。5月下旬のU20アジア選手権で13秒05の […]
Latest Issue
最新号
2026年8月号 (7月14日発売)
別冊付録 IH観戦ガイド
アジア大会代表一覧