2025.08.24
オリンピックの花形である陸上競技! 球技に比べると、すこーし“地味”な印象があるかもしれない……。しかし、中高生合わせて、なんと約30万人以上が「陸部」なんです。
実は芸能界で活躍するあの人も、この人も、結構、陸上経験者が多いらしい……。そんな「元陸部」の方々へのインタビュー企画! きつかった練習は!? 楽しかった思い出は!? 陸上を通して学んだことは!?
明るいキャラクターと抜群のコミュニケーション力でバラエティー番組や情報番組に引っ張りだこのタレント・国本梨紗さん。中学時代に3年間、陸上部で汗を流し、走幅跳に青春を捧げたという。
中学で走幅跳に挑戦!
――早速ですが、陸上部に入ったきっかけを教えてください!
国本 中学3年間、陸上部でした。小学校の時はずっと少年団で男子と交じってサッカーをやっていたのですが、中学では女子サッカー部がなくて…。仲が良かった先輩に誘われたのがきっかけです。
――サッカー少女だったということは、幼少時から活発だったんですね。
国本 小さい時は全然でした。なるべく動きたくないタイプでした(笑)。長野の白馬村出身で、両親ともにウインタースポーツ(父がモーグル、母はスノーボード)の選手でしたし、弟もスキーをしていました。私も冬の体育の授業で必ず雪山に行っていましたが。
小2の校内マラソン大会で最下位だったんです。母が「これはやばい。何かやらせないと」ということで、サッカーを始めました。1年後の大会では7位になって「あれ?意外と得意で、好きかもしれない」と気づいたんです。のちのち、それが陸上部に入るきっかけでもありました。短距離も苦手ではなくて、運動会のリレーの選手には選ばれるくらいでした。
――中学の陸上部の雰囲気は?
国本 全校生徒の割合としては、陸上部も多いほうで20~30人いました。先生もクロカンの選手だったこともあり、一緒に走って練習してくれていました。声を荒げて怒ったりはしませんが、静かに怖いタイプでした(笑)。
長距離は結構、強いチームでした。『月刊陸上競技』も図書室にあったので知っています!地元の白馬村は標高7~800mくらいにあって、冬はクロスカントリースキーが盛んなので、陸上部以外でも夏場はみんな長距離をやることも多かったです。
練習はきつかったですが、先輩・後輩関係なく、みんな明るくて「一緒に頑張ろう!」という雰囲気で、ずっと楽しかったです。
――国本さんの専門種目はなんだったんですか。
国本 走幅跳でした! 入部してすぐはいろいろな種目を試したのですが、一番楽しかったのが走幅跳です。同期に短距離と長距離に速い子がいたので絞ったのも理由の一つです。サッカーをしていたからか、ふくらはぎなど脚の筋肉がついていました。そのお陰で、中1の6月に県大会に行けたんです。4mくらい跳べたのかな。
でも、2年生になると記録が全然伸びなくなってしまって…。先生と話し合って、「短距離をやって走力をつけて、3年生で走幅跳に戻ろう」と決めました。14秒台では走っていましたが、そんなに速くなかったです。リレーのメンバーにも入って、3走でした。
中学で走幅跳に挑戦!
――早速ですが、陸上部に入ったきっかけを教えてください! 国本 中学3年間、陸上部でした。小学校の時はずっと少年団で男子と交じってサッカーをやっていたのですが、中学では女子サッカー部がなくて…。仲が良かった先輩に誘われたのがきっかけです。 ――サッカー少女だったということは、幼少時から活発だったんですね。 国本 小さい時は全然でした。なるべく動きたくないタイプでした(笑)。長野の白馬村出身で、両親ともにウインタースポーツ(父がモーグル、母はスノーボード)の選手でしたし、弟もスキーをしていました。私も冬の体育の授業で必ず雪山に行っていましたが。 小2の校内マラソン大会で最下位だったんです。母が「これはやばい。何かやらせないと」ということで、サッカーを始めました。1年後の大会では7位になって「あれ?意外と得意で、好きかもしれない」と気づいたんです。のちのち、それが陸上部に入るきっかけでもありました。短距離も苦手ではなくて、運動会のリレーの選手には選ばれるくらいでした。 [caption id="attachment_179957" align="alignnone" width="800"]
スポーツ一家に育った国本さん[/caption]
――中学の陸上部の雰囲気は?
国本 全校生徒の割合としては、陸上部も多いほうで20~30人いました。先生もクロカンの選手だったこともあり、一緒に走って練習してくれていました。声を荒げて怒ったりはしませんが、静かに怖いタイプでした(笑)。
長距離は結構、強いチームでした。『月刊陸上競技』も図書室にあったので知っています!地元の白馬村は標高7~800mくらいにあって、冬はクロスカントリースキーが盛んなので、陸上部以外でも夏場はみんな長距離をやることも多かったです。
練習はきつかったですが、先輩・後輩関係なく、みんな明るくて「一緒に頑張ろう!」という雰囲気で、ずっと楽しかったです。
――国本さんの専門種目はなんだったんですか。
国本 走幅跳でした! 入部してすぐはいろいろな種目を試したのですが、一番楽しかったのが走幅跳です。同期に短距離と長距離に速い子がいたので絞ったのも理由の一つです。サッカーをしていたからか、ふくらはぎなど脚の筋肉がついていました。そのお陰で、中1の6月に県大会に行けたんです。4mくらい跳べたのかな。
でも、2年生になると記録が全然伸びなくなってしまって…。先生と話し合って、「短距離をやって走力をつけて、3年生で走幅跳に戻ろう」と決めました。14秒台では走っていましたが、そんなに速くなかったです。リレーのメンバーにも入って、3走でした。
「地獄」だった夏の唐松岳ランニング
――3年間で一番思い出に残っている試合はありますか。 国本 2年生の時の100mのレースです。その日はすごく雨が降っていた日で、先生や先輩たちが雨の中でどう走るかいろんなアドバイスをくれました。ちょうど他の種目がやっていない時間帯でチームメイトもたくさん応援をしてくれて。 そして、私の組になって、スタートラインに立った瞬間にパッと雨が止んで、光がトラックに射し込みました。ランウェイかと思いました。私が走るためだけに! もう私が主人公だ! って(笑)。結果はベストもでなくて4位…。みんなごめん!って謝りました(笑) 中3の最後の大会は走幅跳で出たのですが、2本ファウルしてしまって、ラスト1本は踏み切りが合わなくて…めちゃくちゃ悔しい終わり方になってしまいました。サブトラックで練習していた時はすごく調子が良くて、「今日は来たぞ!」と思っていたので、なかなか切り替えられなかったです。 ――これまでで、最もきつかって練習を教えてください。 国本 それはもう、1年に一度、夏に全員が行う山練習です。標高約2700mの「唐松岳」という山があるのですが、そこを走る地獄のトレーニングなんです! 登山をしても往復6時間くらいかかるところ、朝7時にスタートして4時間で帰ってこないといけないんです。限界が来るまでは走って、最後はもう歩く人もいます。みんなヘロヘロで家に帰るのもしんどいくらい。地元に温泉の足湯があるので、みんなで浸かってから帰っていましたね。もう絶対にやりたくないです! 冬場のサーキットトレーニングも厳しかったです。豪雪地帯なので校舎内で練習するしかなくて。階段を3階まで駆け上がって、150mくらいの廊下をダッシュ、また階段を降りて…。 [caption id="attachment_179951" align="alignnone" width="800"]
「幼馴染みが箱根駅伝を走っているんです!」と雑誌にも興味津々[/caption]
――楽しい練習はやっぱり専門練習?
国本 はい、跳ぶのが本当に楽しかったです。空中のフォームがきれいにできている瞬間が一番気持ち良いんです。助走から踏み切り、着地まで、何かがカチッとハマる時があるんですよね。
あと、私は砂場をならすのが得意だったんです。サッカーでトンボを使い慣れていたからか、誰よりもうまくて、後輩が「やります」と言ってきてくれても「私の仕事だから」って責任持ってやっていましたね(笑)
実はウチの中学校にとって走幅跳は“花形”なんです。被ってはいないのですが、男子の先輩で長野県中学記録保持者(7m04)を持っているレンジェンドがいて、全国大会でも優勝されていました。その存在が伝説として代々、部員の中で語り継がれているんです。跳躍ピットもその先輩のために敷かれたそうです。
――振り返ると、どんな3年間でしたか。
国本 めちゃくちゃ青春です。今でもみんなで集まることもありますし、実は今日(取材日)も地元で集まって遊ぶって連絡が来たくらい。きつい練習を乗り越えた仲で結束力、仲間意識も強いです。
東海大の花岡寿哉(上田西高→東海大)はそのうちの1人で、幼なじみなんです。箱根駅伝も応援に行きましたし、先日の日本選手権に出ていたのもチェックしています。
陸上は「ゴール」が設定されているので、最後まで頑張ろうっていう忍耐力、粘り強さは陸上で培われたなって思っています。
身体を動かすお仕事に挑戦したい!
――高校から本格的に芸能活動を始められます。 国本 小学生の頃から人前で何かをするのが好きで、緊張しないタイプでした。テレビっ子で、「テレビに出たい」というのはずっとあって、母も「向いているかも」とオーディションを受けて芸能活動を始めました。 中学の時は週末に東京でレッスンを受けながら部活を頑張っていたのですが、日焼けで真っ黒。「日焼けと言えば梨紗」と言われていたくらいでした! 気にはなっていたのですが、それ以上に部活が楽しくて(笑) 高校からは上京して、陸上部に入ろうと思っていたのですが、部員が少なくて…。練習場所もなかったのであきらめました。元サッカー部の同級生などがいたので、友達を集めてフットサル同好会を立ち上げました! [caption id="attachment_179954" align="alignnone" width="800"]
バラエティー番組や情報番組に引っ張りだこの国本さん[/caption]
――「超無敵クラス」にご出演されていたのがすごく印象的でした。
国本 ありがとうございます! そう言っていただけることが本当に多くて、自分にとっても知ってもらえるきっかけになった番組です。
自転車で何時間もかけて登下校する高校生と一緒に過ごすロケが多くて、往復60キロの時もありました。坂道もハードでしたが、「絶対に途中で止まらない」と思えたのも陸上をやっていたからこそ。「ゴールをしないなんてあり得ない」という感覚がずっと染みついているので、最後までやりきるというマインドが今もあります。
――現在はレポーターやアシスタントMCなど、マルチに活躍されています。今後はどんなお仕事をされていきたいですか。
国本 バラエティー番組はもちろんですが、大好きなスポーツに携わってみたいです。2年前にはトレイルランニングのお仕事もさせていただきました。身体を動かすようなお仕事をやってみたいです!
――最近もスポーツをされたり、観たりされますか。
国本 今も近くの公園を走っています。何周しよう、と決めるのですが、「あと1周増やしたらカッコイイかも!」と勝手に思い込んで追加しています(笑)
箱根駅伝は幼い頃から家族でずっと観ていました。世界陸上やオリンピックも観ています! 陸上好きの友達が注目選手や見どころをLINEで教えてくれるので、連絡を取り合いながらテレビで観ています。
――最後に陸上や部活を頑張る選手たちへメッセージをお願いします!
国本 私は社会に出てお仕事をさせていただく中で、挫折しかけたり、つまずいたりしそうな瞬間がありました。でも、頑張ろう、やりきろうと思えるのは陸上の経験が大きかったです。現場でも「根性ありますね」と言ってもらえるのですが、陸上で培ったものだと確信しています!
みなさんも、今、練習がしんどいこともあると思いますが、その記憶が数年後の自分を助けてくれるはず。絶対にあきらめずに走りきってください!
[caption id="attachment_179959" align="alignnone" width="800"]
部活生にエールを送る国本さん[/caption]
構成/向永拓史
| くにもと・りさ/2003年4月10日生まれ、22歳。長野県北安曇郡白馬村出身。161cm。中学3年間、陸上部に所属し、走幅跳で県大会出場経験を持つ。高校から上京して本格的に芸能活動をスタート。高3時から『ズームイン!!サタデー』(日本テレビ)に出演すると、21年から今年3月まで出演していた『超無敵クラス』(日本テレビ)で大ブレークを果たす。情報番組やバラエティー番組で活躍しながら、ドラマ出演やWebマガジンでのコラムなど、活動の幅を広げている。 公式HP、Instagram |
詳しくは後日、月陸の公式X(Twitter)で情報をチェックしてください。
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