◇大阪国際女子マラソン(1月31日/大阪・長居公園内周回コース)
一山麻緒(ワコール)が自己2番目となる2時間21分11秒で制した大阪国際女子マラソンを終え、日本陸連の尾縣貢・専務理事と瀬古利彦・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが会見を行い大会を総括した。
尾縣専務理事は「アスリートに活躍の場を提供したいことと、スポーツの火を絶やさないために、このレースをぜひ実施したいという強い気持ちがあった」と言い、「感染予防対策を含め、レースを開催していただいて感謝したい」と述べた。昨年、「最悪の場合を想定して(周回コースの)検定を受けた」ことも明かした。
長居公園内2.8kmの周回コース、日本記録を狙って男子選手がペースメーカーを務めたことに対して、「賛否あることは理解している」と言い、「今の状況で良い記録を出すためにはこの手段しかなかった」とコメントした。
瀬古リーダーは、「日本記録が出なかったのは残念だが、五輪代表としていろんなプレッシャーがある。楽しみは五輪にとっておくということで」と一山、前田穂南(天満屋)の2人に期待を込める。
また、周回コースと男子ペースメーカーについて問われ、「アフリカ勢と戦う上で記録を出して自信を持つことが大事。五輪ということでチームJAPANとして男子ペースメーカーを起用した。男子ペースメーカーにお礼を言いたい」と述べ、「周回コースは2.8kmは少し短いが海外では普通になっている。海外のマラソンは男女一緒に走るし、(野口みずきの)日本記録も男女混合レース。世界的には変わったことではありません」と説明した。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.13
近大が初優勝!関西勢26年ぶり制覇 ラスト勝負・長葭「自信があった」/日本選手権リレー
2025.07.13
月刊陸上競技2025年8月号
-
2025.07.13
-
2025.07.13
-
2025.07.13
-
2025.07.06
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.13
近大が初優勝!関西勢26年ぶり制覇 ラスト勝負・長葭「自信があった」/日本選手権リレー
◇第109回日本選手権リレー(7月12、13日/岐阜・岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)2日目 日本選手権リレーの男子4×400mリレーが行われ、近大が3分05秒23で初優勝を飾った。関西学連勢では1999年の同 […]
2025.07.13
月刊陸上競技2025年8月号
Contents 大会報道 TOKYO to TOKYO 日本選手権 久保 凛 2度目の日本新 﨑山雄太 圧巻の87m16!! 桐生祥秀、帰還 田中希実 4年連続2冠の金字塔 泉谷 標準突破3本で代表内定 鵜澤飛羽 20 […]
2025.07.13
園田学園大 女子マイルリレー初日本一!立命大との同記録激戦制す「あきらめずに走った」/日本選手権リレー
◇第109回日本選手権リレー(7月12、13日/岐阜・岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)2日目 日本選手権リレーの女子4×400mリレーが行われ、園田学園大が3分36秒16で優勝した。立命大との同タイムながら着差 […]
2025.07.13
【男子110mH】権田颯志(安城学園高)13秒97=高2歴代3位タイ
第84回愛知県選手権の2日目は7月13日、愛知・パロマ瑞穂北陸上競技場で行われ、男子110mハードルで権田颯志(安城学園高2愛知)が13秒97(+1.3)の高2歴代3位タイをマークした。 権田は愛知・岡崎翔南中3年時に全 […]
2025.07.13
【女子200m】バログン・イズミ(千住ジュニア)24秒71=中2歴代6位
東京都中学総体の2日目は7月13日、東京・上柚木公園陸上競技場で行われ、女子共通200m決勝でバログン・イズミ(千住ジュニア・荒川三2)が24秒71(±0)の中2歴代6位、大会新記録をマークした。 これまでの自己ベストは […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会