HOME 海外

2025.08.29

400mHボルが圧勝「東京もきっと素晴らしい大会になる」 男子200mはライルズがテボゴ抑えV/DLファイナル
400mHボルが圧勝「東京もきっと素晴らしい大会になる」 男子200mはライルズがテボゴ抑えV/DLファイナル

DLファイナルを制した女子400mHのボル(写真/Diamond League AG)

◇ダイヤモンドリーグ・ファイナル(8月27日、28日、スイス・チューリヒ)

8月28日、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルとなる「ヴェルトクラッセ・チューリヒ」の2日目が、チューリヒで開催され、女子400mハードルではブダペスト世界選手権金メダルのF.ボル(オランダ)が52秒18の大会新で優勝した。

2位以下に1秒以上の差をつける快勝で、レース後には「スタジアムの観客の熱気は本当にすごい。言葉では言い表せない。東京もきっと素晴らしい大会になるし、今からとても楽しみ。もちろん金メダルが自分の望みだけど、どうなるかは誰にもわからない。いいレースをするしかない」と語った。

広告の下にコンテンツが続きます

男子200mではパリ五輪100m金のN.ライルズ(米国)と200m金のL.テボゴ(ボツワナ)が激突。終盤までテボゴが先行したが、フィニッシュ直前でライルズが逆転し、19秒74(-0.6)で優勝を飾った。ライルズは「これでDLファイナルは6勝目。少しリフレッシュして、エネルギー満タンにして日本に行くよ」と東京世界選手権への意気込みを語った。テボゴは19秒76で2位だった。

男子400mハードルは世界記録保持者のK.ワルホルム(ノルウェー)が46秒70で大会新をマークし、21年以来3度目のDLファイナル制覇。女子400mは2019年ドーハ世界選手権金メダルのS.E.ナセル(バーレーン)が48秒70で大会記録を更新して勝利した。男子110mハードルはC.ティンチ(米国)が12秒92(+0.3)の大会タイ記録で初のDLファイナル制覇を果たした。

男子やり投ではJ.ヴェーバー(ドイツ)が自己新の91m51を放ち今季世界最高で快勝。女子100mではJ.アルフレッド(セントルシア)が10秒76(+0.3)で2年連続優勝を飾った。女子円盤投は五輪2連覇中のV.オールマン(米国)が69m18で5年連続でのDL女王に。男子1500mではN.ラロス(オランダ)が3分29秒20で、女子800mではW.ヴィロー(スイス)が1分55秒91でいずれもナショナルレコードを樹立して初優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます
◇ダイヤモンドリーグ・ファイナル(8月27日、28日、スイス・チューリヒ) 8月28日、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルとなる「ヴェルトクラッセ・チューリヒ」の2日目が、チューリヒで開催され、女子400mハードルではブダペスト世界選手権金メダルのF.ボル(オランダ)が52秒18の大会新で優勝した。 2位以下に1秒以上の差をつける快勝で、レース後には「スタジアムの観客の熱気は本当にすごい。言葉では言い表せない。東京もきっと素晴らしい大会になるし、今からとても楽しみ。もちろん金メダルが自分の望みだけど、どうなるかは誰にもわからない。いいレースをするしかない」と語った。 男子200mではパリ五輪100m金のN.ライルズ(米国)と200m金のL.テボゴ(ボツワナ)が激突。終盤までテボゴが先行したが、フィニッシュ直前でライルズが逆転し、19秒74(-0.6)で優勝を飾った。ライルズは「これでDLファイナルは6勝目。少しリフレッシュして、エネルギー満タンにして日本に行くよ」と東京世界選手権への意気込みを語った。テボゴは19秒76で2位だった。 男子400mハードルは世界記録保持者のK.ワルホルム(ノルウェー)が46秒70で大会新をマークし、21年以来3度目のDLファイナル制覇。女子400mは2019年ドーハ世界選手権金メダルのS.E.ナセル(バーレーン)が48秒70で大会記録を更新して勝利した。男子110mハードルはC.ティンチ(米国)が12秒92(+0.3)の大会タイ記録で初のDLファイナル制覇を果たした。 男子やり投ではJ.ヴェーバー(ドイツ)が自己新の91m51を放ち今季世界最高で快勝。女子100mではJ.アルフレッド(セントルシア)が10秒76(+0.3)で2年連続優勝を飾った。女子円盤投は五輪2連覇中のV.オールマン(米国)が69m18で5年連続でのDL女王に。男子1500mではN.ラロス(オランダ)が3分29秒20で、女子800mではW.ヴィロー(スイス)が1分55秒91でいずれもナショナルレコードを樹立して初優勝した。

【動画】DLファイナル男子200mをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.13

國學院大が初の2連覇! 混戦予想にも主将・上原琉翔「自分たちのレースをするだけだった」/出雲駅伝

◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]

NEWS 東京五輪4×100mR金メンバーの兄に資格停止処分 ジェイコブスへのスパイ行為で

2025.10.13

東京五輪4×100mR金メンバーの兄に資格停止処分 ジェイコブスへのスパイ行為で

イタリア陸連は、元男子短距離選手のジャコモ・トルトゥ氏に対し、3年間の資格停止処分を科したと発表した。 トルトゥ氏は21年東京五輪男子4×100mリレーで金メダルを獲得したフィリッポ・トルトゥ(イタリア)の兄。東京五輪男 […]

NEWS 1年生3人起用の早大が2位! 創価大が健闘3位 アイビーリーグは過去最高4位 駒大5位、青学大は苦戦の7位/出雲駅伝

2025.10.13

1年生3人起用の早大が2位! 創価大が健闘3位 アイビーリーグは過去最高4位 駒大5位、青学大は苦戦の7位/出雲駅伝

◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]

NEWS 國學院大が強さ見せる2連覇「選手たちが期待に応えてくれた」 安定の継走で快勝/出雲駅伝

2025.10.13

國學院大が強さ見せる2連覇「選手たちが期待に応えてくれた」 安定の継走で快勝/出雲駅伝

◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]

NEWS 國學院大が2年連続3回目のV 4区・辻原輝の区間新で抜け出し、上原琉翔が歓喜のフィニッシュ/出雲駅伝

2025.10.13

國學院大が2年連続3回目のV 4区・辻原輝の区間新で抜け出し、上原琉翔が歓喜のフィニッシュ/出雲駅伝

◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 今季の学生三大駅伝初戦となる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒(速報値)で2年連続3回目の優勝を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top