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2025.05.29

U18大会800m覇者・菊池晴太が1分50秒54大会新 八種競技・相馬大翔は5792点の県高校新 工藤玲七が女子短距離2冠/IH岩手県大会
U18大会800m覇者・菊池晴太が1分50秒54大会新 八種競技・相馬大翔は5792点の県高校新 工藤玲七が女子短距離2冠/IH岩手県大会

男子800mで大会新をマークした菊池晴太(写真は24年U18大会)

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。

岩手県大会は5月23日から26日までの4日間、北上総合運動公園競技場(ウェスタンデジタルスタジアムきたかみ)で行われた。

男子800mでは昨年のU18大会優勝の菊池晴太(盛岡四3)が予選で1分50秒40の大会新記録をマークし、決勝は1分54秒47で優勝。昨年はインターハイ決勝で果敢に先頭を引っ張るなど見せ場を作っており、東北大会へと弾みをつける結果となった。

男子八種競技では相馬大翔(盛岡市立3)が5792点の県高校新記録で2連覇を達成した。1種目めの100mを11秒21(-0.2)と好スタートを切ると、7種目めの得意とする走高跳でも1m97をマークし、最終的には2位に800点以上の差をつけた。相馬は大会3日目に行われた走高跳でも1m98で優勝を飾って2冠を果たしている。

5000mでは古川陽樹(盛岡大附3)が14分17秒10、5000m競歩では髙橋汰紅(黒沢尻工3)が 21分02秒63と、ともに大会新で制した。200mは阿部詩音(花巻東2)が22秒21(+3.5)で優勝し、2走を務めた4×100mリレー(41秒71)との2冠を飾っている。

女子では100mと200mで工藤玲七(盛岡三3)が2冠を達成。100mを12秒26(-1.0)、200mは25秒57(+2.4)をマークし、東北大会に向けて弾みをつけた。

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両リレーでは盛岡四が躍動。4×100mは48秒18、4×400mでは4分02秒21でともに制している。北田明莉(盛岡誠桜2)が走幅跳(5m20/+1.0)と七種競技(4064点)で2冠を達成。1500mでは1年生の菊池恵愛(花巻東)が4分35秒15で優勝した。

学校対抗では、男子総合はフィールドを中心に得点を重ねた盛岡市立が119点で優勝。女子総合はトラックで117点を稼いだ花巻東が、118点で制している。

東北大会は6月13日から4日間、新青森県総合運動公園陸上競技場(カクヒログループアスレチックスタジアム)で行われる。

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 岩手県大会は5月23日から26日までの4日間、北上総合運動公園競技場(ウェスタンデジタルスタジアムきたかみ)で行われた。 男子800mでは昨年のU18大会優勝の菊池晴太(盛岡四3)が予選で1分50秒40の大会新記録をマークし、決勝は1分54秒47で優勝。昨年はインターハイ決勝で果敢に先頭を引っ張るなど見せ場を作っており、東北大会へと弾みをつける結果となった。 男子八種競技では相馬大翔(盛岡市立3)が5792点の県高校新記録で2連覇を達成した。1種目めの100mを11秒21(-0.2)と好スタートを切ると、7種目めの得意とする走高跳でも1m97をマークし、最終的には2位に800点以上の差をつけた。相馬は大会3日目に行われた走高跳でも1m98で優勝を飾って2冠を果たしている。 5000mでは古川陽樹(盛岡大附3)が14分17秒10、5000m競歩では髙橋汰紅(黒沢尻工3)が 21分02秒63と、ともに大会新で制した。200mは阿部詩音(花巻東2)が22秒21(+3.5)で優勝し、2走を務めた4×100mリレー(41秒71)との2冠を飾っている。 女子では100mと200mで工藤玲七(盛岡三3)が2冠を達成。100mを12秒26(-1.0)、200mは25秒57(+2.4)をマークし、東北大会に向けて弾みをつけた。 両リレーでは盛岡四が躍動。4×100mは48秒18、4×400mでは4分02秒21でともに制している。北田明莉(盛岡誠桜2)が走幅跳(5m20/+1.0)と七種競技(4064点)で2冠を達成。1500mでは1年生の菊池恵愛(花巻東)が4分35秒15で優勝した。 学校対抗では、男子総合はフィールドを中心に得点を重ねた盛岡市立が119点で優勝。女子総合はトラックで117点を稼いだ花巻東が、118点で制している。 東北大会は6月13日から4日間、新青森県総合運動公園陸上競技場(カクヒログループアスレチックスタジアム)で行われる。

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