2025.05.29
広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。
青森県大会は5月23日から26日までの4日間、カクヒログループアスレチックスタジアム(新青森県総合運動公園陸上競技場)で行われた。
男子は弘前実勢が短距離から投てきまで計9種目で優勝。なかでも、4×100mリレーは40秒97と昨年同チームが40秒87の大会記録に0.10秒差と迫り、存在感を見せた。準決勝では40秒96をマークしている。また、4×400mリレーでは3分15秒08の大会新。両リレーを走った田澤柊翔(2年)は200mも21秒70(-0.4)も勝ち、3冠を達成した。
100mでは佐藤藍斗(大湊3)が10秒86(-1.3)でV。1500mと5000mは青森山田勢が制し、1500mは3分53秒87で山本悠悟(3年)が、5000mはジェームス・カルリ(3年)が14分16秒06で優勝した。三段跳びは田中奏輔(三沢)が13m36(+0.7)で1年生優勝を遂げた。
女子も弘前実勢が9種目を制覇。なかでも投てきでは前山聖奈(2年)が砲丸投(10m87)と円盤投(36m74)で2冠を達成した。また、リレーも4×100mが48秒29、4×400mは3分57秒12でそれぞれ優勝し、男女合わせてリレー種目を完全制覇した。
青森山田勢は中長距離に加え、短距離でも制し、6種目を制覇。なかでも、女子1500mは留学生のメリー・ムソニ(1年)が4分23秒76で優勝し、3000mも9分35秒51で2冠を達成した。両種目とも3位まで青森山田勢が独占。また、女子100mは村川きらり(3年)が12秒39(+0.1)、200mは25秒48(+0.1)で両種目1位だった。
女子やり投は1年生の武市菜桜(田名部)が37m79で制した。
学校対抗は男子総合、女子総合とも弘前実が優勝。男子は164点で2位に91点差、女子は170.5点で2位に72.5点差をつけて層の厚さを見せた。
東北大会は6月13日から16日の4日間、県大会と同じくカクヒログループアスレチックスタジアム(新青森県総合運動公園陸上競技場)にて行われる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.22
東洋大・緒方澪那斗が10000m全体トップ 西村真周も続く/あおもりDC記録会
2025.06.22
ダイソー・岩本真弥監督の『還暦を祝う会』世羅高時代の教え子ら約140人が集って盛大に開催
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.22
東洋大・緒方澪那斗が10000m全体トップ 西村真周も続く/あおもりDC記録会
有力大学の選手が多数エントリーしたあおもりディスタンスチャレンジ記録会が6月22日に行われた。 男子10000m3組目は緒方澪那斗(東洋大4)が28分27秒50の自己新でトップだった。これまでの自己記録は高3の時に出した […]
2025.06.22
ダイソー・岩本真弥監督の『還暦を祝う会』世羅高時代の教え子ら約140人が集って盛大に開催
広島・世羅高を全国高校駅伝で男女を合わせて6度の日本一に導き、現在は実業団のダイソー女子駅伝部を率いている岩本真弥監督の『還暦を祝う会』が6月22日、広島市内のホテルで行われた。 世羅高時代の教え子やダイソーの選手、スタ […]
2025.06.22
ディーン元気 今季初大台の80m20!シーズンベストで日本選手権に弾み/WAコンチネンタルツアー
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズのクオルタネゲームズ(フィンランド)が行われ、男子やり投にディーン元気(ミズノ)が出場した。 気温の低いコンディションのなか、ディーンは3回目にシーズンベストとなる77m83 […]
2025.06.22
男子100m渡邊隆喜が10秒39!県大会の雪辱果たすV 女子100mは松本真奈が前田さくら抑える/IH中国
広島インターハイ出場を懸けた中国地区大会の2日目が行われ、男子100mでは渡邊隆喜(広島国際学院3)が大会記録および自己記録を更新する10秒39(+1.3)で優勝を飾った。 レースは広島県大会優勝者の荒谷匠人(近大東広島 […]
2025.06.22
清水空跳 悪条件ものともせず100m10秒39!阪真琴は女子400mHも制して3冠/IH北信越
◇インターハイ北信越地区大会(6月19~22日/福井・福井県営陸上競技場)3日目 広島インターハイを懸けた北信越大会の3日目が行われ、男子100mでは、昨年のインターハイ2位で今年5月に10秒20をマークしている清水空跳 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会