関東学生陸上競技連盟は5月23日、24日に開催される第57回全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(神奈川・レモンガススタジアム平塚)の最終エントリーを発表した。
頭一つ抜けた戦力を誇る中大は最終組に10000m27分台の溜池一太(4年)と岡田開成(2年)を起用。1組に5000m13分30秒台を持つ佐藤大介(2年)、2組に駅伝主将の吉居駿恭(4年)、3組にハーフマラソン中大記録を持つ吉中祐太(4年)と各組に強力なメンバーがそろった。
一方、学生勢でただ一人4月の日本選手権10000mに出場した本間颯(3年)、昨年の日本選手権3000m障害2位の柴田大地(3年)は補欠に回った。
前回17位からの巻き返しを期する順大は3組に10000mチーム最速の玉目陸(2年)、4組にエース格の吉岡大翔(3年)、川原琉人(2年)を据える充実の布陣。1組の山﨑颯(4年)と小林侑世(3年)、2組の池間凛斗(2年)は2月の宮古島大学駅伝でも好走している。
大東大は4組に入濵輝大(4年)と棟方一楽(3年)のエース格2人が順当にエントリー。前回トップ通過の東海大は1組に花岡寿哉(4年)、4組に兵藤ジュダ(同)を起用した。同2位通過で、18年連続の本大会出場を狙う東洋大は駅伝主将の網本佳悟(4年)を3組、前回1組1着で4月の日本学生個人選手権5000m優勝の松井海斗(2年)を4組に送り出す。
また、昨年5月の日本選手権10000mを最後に実戦から遠ざかっている東農大の前田和摩(3年)も4組に名を連ねている。中央学大もエースの近田陽路(4年)が順当に4組にエントリーした一方で、初出場を狙う駿河台大はエース格の東泉大河(4年)が補欠に回った。
外国人留学生を擁する大学の多くは、留学生を4組に起用。エントリー記録2番手の日大は27分20秒05を持つシャドラック・キップケメイ(3年)、山梨学大は関東インカレ(1部)10000mで3連覇を果たしたジェームス・ムトゥク(4年)、東京国際大は日本学生記録保持者のリチャード・エティーリ(3年)をそれぞれ据えている。
選考会は20校が出場。10000mの4組タイムレースで行われ、1校あたり各組2人ずつ走り、8人の合計タイムで競う。上位7校が本大会(11月2日/愛知・名古屋~三重・伊勢)の出場権を手にする。
スタート時刻は1組が18時、最終の4組が20時の予定。ライブ配信は17時50分頃より動画配信サービスTverで実施される予定だ。
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