HOME 国内

2025.05.15

デフリンピック日本代表に円盤投・湯上剛輝が選出 男子100mで連覇目指す佐々木琢磨らも代表入り
デフリンピック日本代表に円盤投・湯上剛輝が選出 男子100mで連覇目指す佐々木琢磨らも代表入り

男子円盤投の湯上剛輝

5月15日、日本デフ陸上競技協会は今年11月に開催される東京2025デフリンピックの日本代表を発表した。

代表は今月5日から6日にかけて行われた、第22回日本デフ陸上選手権の成績を元に選考され、サポートメンバーを含めて男子36人、女子21人の計57人が代表入りを果たした。

男子円盤投では日本記録保持者の湯上剛輝(トヨタ自動車)が選ばれた。湯上は前々回の17年デフリンピックで銀メダルを獲得。18年日本選手権では62m16の日本記録(当時)で優勝した。9月に開催される東京世界選手権への出場を目指している今季は、冬季から海外の競技会に参戦。4月に米国で行われた「オクラホマ・スロー・チャレンジ」では5年ぶりの日本新記録となる64m48を投げている。

広告の下にコンテンツが続きます

男子100mは前回金メダリストで、日本デフ陸上選手権を10秒87(-1.6)で制した佐々木琢磨(仙台大TC)が順当に代表入り。200mや4×100mリレーにも出場を予定している。400m47秒86のベストを持つ山本剛士(コカ・コーラ)、ハンマー投で59m04を投げている遠山莉生(筑波大)など、インカレに出場経験を持つ選手たちも選ばれている。

このほか、女子100m、200m代表の生井澤彩瑛をはじめ、仙台大から4人の選手が日本代表として出場する。

デフリンピックは聴覚障碍者のための世界規模の総合スポーツ競技大会。第1回大会の開催は1924年とパラリンピックよりも歴史が長い。

東京2025デフリンピックは11月15日から26日まで東京で開催。マラソンを除く陸上競技は世田谷区の駒沢競技場(ハンマー投のみ大井ふ頭競技場)で行われる。

5月15日、日本デフ陸上競技協会は今年11月に開催される東京2025デフリンピックの日本代表を発表した。 代表は今月5日から6日にかけて行われた、第22回日本デフ陸上選手権の成績を元に選考され、サポートメンバーを含めて男子36人、女子21人の計57人が代表入りを果たした。 男子円盤投では日本記録保持者の湯上剛輝(トヨタ自動車)が選ばれた。湯上は前々回の17年デフリンピックで銀メダルを獲得。18年日本選手権では62m16の日本記録(当時)で優勝した。9月に開催される東京世界選手権への出場を目指している今季は、冬季から海外の競技会に参戦。4月に米国で行われた「オクラホマ・スロー・チャレンジ」では5年ぶりの日本新記録となる64m48を投げている。 男子100mは前回金メダリストで、日本デフ陸上選手権を10秒87(-1.6)で制した佐々木琢磨(仙台大TC)が順当に代表入り。200mや4×100mリレーにも出場を予定している。400m47秒86のベストを持つ山本剛士(コカ・コーラ)、ハンマー投で59m04を投げている遠山莉生(筑波大)など、インカレに出場経験を持つ選手たちも選ばれている。 このほか、女子100m、200m代表の生井澤彩瑛をはじめ、仙台大から4人の選手が日本代表として出場する。 デフリンピックは聴覚障碍者のための世界規模の総合スポーツ競技大会。第1回大会の開催は1924年とパラリンピックよりも歴史が長い。 東京2025デフリンピックは11月15日から26日まで東京で開催。マラソンを除く陸上競技は世田谷区の駒沢競技場(ハンマー投のみ大井ふ頭競技場)で行われる。

デフリンピックの陸上日本代表

男子 100m、200m 佐々木琢磨(仙台大TC) 100m 坂田翔悟(セレスポ)、冨永幸佑(熊本学園大) 200m、400m 山本剛士(コカ・コーラ)、山田真樹(ぴあ) 400m 足立祥史(松江市陸協) 800m 長内智(東京パワーテクノロジー) 800m、1500m 樋口光盛(大阪陸協)、中村大地(茨城陸協) 1500m、5000m 齋藤丞(酒田陸協) 5000m、10000m 佐々木昴(広島経大) 10000m、マラソン 青山拓朗(台東区陸協)、中野洸介(江戸川区陸協) マラソン 山中孝一郎(東京陸協) 110mH 髙田裕士(トレンドマイクロ) 400mH 石本瀧一朗(岡山大)、村田悠祐(仙台大)、小原奏楽(仙台大) 走高跳 佐藤秀祐(平林金属)、井上幌太(東京中央ろう高)、髙居千紘(コカ・コーラ) 棒高跳 北谷宏人(東京パワーテクノロジー) 走幅跳 須山勇希(Mix TC) 走幅跳、三段跳 中西椋(FUJIMI) 円盤投 湯上剛輝(トヨタ自動車) ハンマー投 遠山莉生(筑波大)、石田考正(愛知陸協)、森本真敏(日神不動産) 十種競技 岡部祐介(ライフネット生命)、堀口昂誉(東京陸協) 4×100mリレー 佐々木琢磨(仙台大TC)、坂田翔悟(セレスポ)、山田真樹(ぴあ)、足立祥史(松江市陸協)、冨永幸佑(熊本学園大)、岡本隼(広島陸協)、山本剛士(コカ・コーラ)、長谷川翔大(仙台大) 4×400mリレー 山田真樹(ぴあ)、山本剛士(コカ・コーラ)、足立祥史(松江市陸協)、村田悠祐(仙台大)、小原奏楽(仙台大)、岡田泰尚(中村高)、荒谷太智(東海大) サブメンバー 100m荒谷太智(東海大)、200m足立祥史(松江市陸協)、400m村田悠祐(仙台大)、400mH髙田裕士(トレンドマイクロ)、マラソン間嶋陵(大阪陸協) [adinserter block="4"] 女子 100m、200m 生井澤彩瑛(仙台大)、猿樂彩香(レジェンズ) 100m 遠藤心音(済美高) 200m 今野桃果(Step Up IWATE) 800m、1500m 岡田海緒(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)、中村美月(FUJIMI)、小玉さくら(豊田自動織機) 10000m、マラソン 安本真紀子(静岡陸協) マラソン 嶋田裕子(ミズノ)、北川朋恵(北海道陸協) 棒高跳 田井小百合(SMBC日興)、末吉凪(明治国際医療大)、佐藤湊(ルックスティカジャパン) 走幅跳 上森日南子(太平電業) 砲丸投 境橋真優(豊田自動織機) やり投 川口穂菜美(横浜市陸協)、高橋渚(SMBC日興)、古川瑛梨奈(豊田自動織機) 4×100mリレー 生井澤彩瑛(仙台大)、猿樂彩香(レジェンズ)、遠藤心音(済美高)、今野桃果(Step Up IWATE)、門脇翠(東京パワーテクノロジー) 4×400mリレー 岡田海緒(MURC)、中村美月(FUJIMI)、生井澤彩瑛(仙台大)、町田瑠音(葛飾ろう高)、猿樂彩香(レジェンズ)、島倉杏奈(鹿児島陸協) ミックス 4×400mリレー 榎橘怪徒(ドルトン東京学園高)、荒谷太智(東海大)、岡田泰尚(中村高)、小玉さくら(豊田自動織機)、門脇翠(東京パワーテクノロジー)、島倉杏奈(鹿児島陸協)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.13

男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会が広州市を中心に11月9日から開幕している。陸上競技は12日の20km競歩を皮切りに、15日からマラソンを含め、トラック&フィールド種目がスタートする。 同大会は日本の国民スポ […]

NEWS 全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

2025.11.13

全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。 関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、 […]

NEWS やり投・北口榛花  世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復

2025.11.13

やり投・北口榛花 世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復

一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞し、200万円と江戸切子とクオーツ時計を組み合わせたオリジナルトロフィーが贈呈された […]

NEWS やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」

2025.11.13

やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」

一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞した。 同賞は「音楽やスポーツなどの分野において、発展、改革に挑むリーダー、世界に向 […]

NEWS 福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

2025.11.13

福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top