◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)
東京世界陸上開幕前日の9月12日、今年4月に廃止された東京・中央区の東京高速道路(KK線)の路上を使って、東京2025世界陸上前夜祭イベント「RUNS:INTO KK」が行われた。さまざまなラン・イベントが用意され、約1500人が参加した。
なかでも「100m×1時間リレーギネス世界記録チャレンジ」では、100mハードル前日本記録保持者の寺田明日香(ジャパンクリエイト)らが参加。小池百合子都知事も登場し、「世界記録となると明日から始まる世界陸上の選手にみなさんにすごく強力な応援のメッセージになる」と激励した。
路上に設置された長さ100mの走路を折り返すかたちで行われ、ギネス世界記録である252人の更新を目指した。小池都知事がスターターを務め、都内の中、高校生や大学生らは100mずつ走ってバトンを渡していく。
結果は253番目の走者だった寺田が、次走者にバトンを渡した時点で59分過ぎ。1時間以内に256人がバトンをつないだ。記録は認定され、世界記録を更新。“世界新”を打ち立て、参加者は歓声を上げた。
寺田は「たくさんの人が集まって、一緒になってギネス記録を更新できたのですごくうれしいです。世界陸上の前日に盛り上がれたので、世界陸上はもっともっと盛り上がってほしいと楽しみにしています」と明るい表情を見せた。
いよいよ34年ぶりの東京世界陸上が開幕する。「出られないのは悔しかったけど、もう切り替えています。出る選手をサポートしていきたいし、せっかく東京に海外のトップ選手も集まってくるので、どんどん盛り上げていきたいです」と寺田。注目種目は「それはやっぱり100mハードル」を挙げ、「海外では12秒1台が出ているので世界記録が出るかもしれない」と期待していた。
1時間リレーのほかにも、親子などを対象にした1マイルレースや、ハーフマラソンリレーが行われ、1966年の全線開通からこの春まで約60年使われた、高速道路を楽しく駆け抜けた。
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