5月11日、宮城県仙台市で仙台国際ハーフマラソン2025が行われ、男子はL.アンドリュー(YKK)が1時間1分41秒で優勝した。日本人トップの2位には東京世界選手権マラソン代表の小山直城(Honda)が入り、タイムは1時間1分58秒で。女子は鈴木亜由子(日本郵政グループ)が1時間11分00秒で優勝を飾った。
男子は5kmを14分58秒とゆったりとしたペースで入ると、10kmも29分57秒で通過。中間点を過ぎてアンドリューがペースを上げると先頭集団が一気にばらけ、小山や木村慎(Honda)、北村惇生(中電工)がアンドリューを追いかけた。
小山は15km地点でアンドリューとの差が12秒にまで開き、その後もリードを許したが、大きくペースを落とすことなくフィニッシュ。残り1.0975kmはアンドリューを上回るラップを刻んだ。
JMCシリーズで連覇を果たし、8日には東京世界選手権(9月)のマラソン代表に決まった小山。2月の大阪マラソンでは35位と苦戦したものの、その後は世界選手権に向けてレースを挟みながら調整を続けている。
女子優勝の鈴木は、昨年11月のクイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝)以来の実戦復帰。序盤から先頭集団の主導権をに握り、10kmを33分56秒え通過後にペースを上げる。20km過ぎまでK.セリー(九電工)との競り合いが続いたが、最後に突き放して1位でフィニッシュした。
仙台国際ハーフマラソン上位成績
男子 1位 L.アンドリュー(YKK) 1時間1分41秒 2位 小山直城(Honda) 1時間1分58秒 3位 M.B.モゲニ(安川電機) 1時間2分09秒 4位 木村慎(Honda) 1時間2分12秒 5位 北村惇生(中電工) 1時間2分23秒 6位 B.キメリ(富士通) 1時間2分32秒 7位 牟田佑樹(ロジスティード)1時間2分38秒 8位 柏優吾(コニカミノルタ)1時間2分46秒 [adinserter block="4"] 女子 1位 鈴木亜由子(日本郵政グループ)1時間11分08秒 2位 K.セリー(九電工) 1時間11分08秒 3位 光恒悠里(日立) 1時間12分02秒 4位 藤田正由加(ルートインホテルズ) 1時間12分15秒 5位 清田真央(スズキ) 1時間13分27秒 6位 中野円花(岩谷産業) 1時間14分13秒 7位 明石伊央(十八親和銀行)1時間14分29秒 8位 依田来巳(パナソニック)1時間14分42秒RECOMMENDED おすすめの記事
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