◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)4日目
学校対抗の第104回関東インカレの4日目が行われ、女子1部400mハードルは新戸怜音(尚美学大)が57秒10で初優勝した。
大会前の自己ベスト58秒87を決勝の舞台で、57秒10まで縮めた新戸が、初の頂点に立った。「表彰台に上がれれば良いと自分的には思っていました。本当にビックリしています」。レース後、満開の笑顔を咲かせた。
もともと100mハードルもやっていたことから逆脚が苦手で、ここ5年はずっとオール17歩の設定。「もともと前半は遅いタイプでしたが、準決勝で速く入っても落ちないことが自信になりました」と、最後のコーナーを抜けると一気にトップに立った。
埼玉・花咲徳栄高での自己ベストは61秒87。3年時の北関東大会2週間前に左膝の前十字靱帯を断裂し、インターハイへの道を絶たれた。
全国規模の大会への出場はかなわず、「大学では自己記録くらい出せれば良いと思っていました」と話しつつ、「周りと走っているうちに頑張れるんじゃないかと思うようになっていきました」。
冬季は「できることを全部やって、自分にも自信がつきました」と、5月上旬の静岡国際で58秒87と2年ぶりの自己記録を叩き出した。「毎週のようにこうやってベストを出せていることは自信になります」と充実感を滲ませる。
2009年に創部された尚美学大にとって、関東インカレでの女子優勝は初となる。「監督には『日本選手権優勝するぐらい』と言われていますが、こんなに出るとは思いませんでした」。最終学年にして、伸び盛りを迎えている。
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