◇静岡国際(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム)
日本グランプリシリーズの静岡国際が5月3日に行われ、男子800mでは落合晃(駒大)が自身の持つ日本記録(1分44秒80)に次ぐ1分45秒16のパフォーマンス歴代2位、学生新記録で2連覇を遂げた。
1周目はペースメーカー2人が先導するかたちで落合はその後ろにつく。400mは50秒~51秒で通過し、ペースメーカー2人が離れると、落合がトップに浮上した。
昨年のインターハイで競り合ったフェリックス・ムティアニ(山梨学院高3)が追いかけたが、落合はトップを譲らず、フィニッシュ。自己ベストに届かず、セカンドベストだったが、4月27日の日本学生個人選手権でマークした1分45秒88を短縮し、これまでの学生記録を0.59秒更新した。東京世界選手権の開催国枠エントリー設定記録(1分45秒88)をまたも上回った。
落合は滋賀学園高3年生だった昨年のインターハイで、従来の日本記録を0.95秒更新して2連覇している。
このほか、4位の前田陽向(環太平洋大4)が日本歴代5位、学生歴代5位の1分46秒15をマーク。5位の岡村颯太(鹿屋体大3)も1分46秒29と自己新記録で駆け抜けた。
男子800m日本歴代10傑と学生歴代10傑をチェック!
●日本歴代10傑+パフォーマンス10傑 1.44.80 落合晃(滋賀学園高3滋賀) 2024. 7.31 1.45.16 落合 2 2025. 5. 3 1.45.75 川元奨(日大4) 2014. 5.11 1.45.75 源裕貴(環太平洋大4) 2021. 7.17 1.45.82 落合3 2024. 6.29 1.45.83 川元2 2021. 7.17 1.45.85 金子魅玖人(中大2) 2021. 7.17 1.45.88 落合4 2025. 4.27 1.45.97 川元3 2016. 7. 3 1.46.15 前田陽向(環太平洋大4) 2025 .5. 3 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 1.46.16 横田真人(慶大4) 2009.10.18 1.46.17 薄田健太郎(筑波大M2) 2022. 5. 3 1.46.18 小野友誠(法大3) 1994. 6.26 1.46.22 近野義人(ダイエー) 1994. 6.29 1.46.22 石井優吉(ペンシルベニア州立大) 2024. 5.24 ●学生歴代10傑 1.45.16 落合晃(駒大1) 2025. 5. 3 1.45.75 川元奨(日大4) 2014. 5.11 1.45.75 源裕貴(環太平洋大4) 2021. 7.17 1.45.85 金子魅玖人(中大2) 2021. 7.17 1.46.15 前田陽向(環太平洋大4) 2025 .5. 3 1.46.16 横田真人(慶大4) 2009.10.18 1.46.17 薄田健太郎(筑波大M2) 2022. 5. 3 1.46.18 小野友誠(法大3) 1994. 6.26 1.46.29 岡村颯太(鹿屋体大3) 2025 .5. 3 1.46.73 根本大輝(順大M1) 2022. 5. 3RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.05.03
-
2025.05.03
-
2025.05.03
-
2025.05.03
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.05.03
-
2025.04.28
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.03
前田穂南が復活の一歩!5km15分48秒「刺激が入った」再び世界目指し「継続して練習を」/Tokyo:Speed:Race
アシックス主催の公認ロードレース大会「Tokyo:Speed:Race」が東京・新宿区の明治神宮外苑で行われ、パリ五輪女子マラソン代表の前田穂南(天満屋)がエリート女子5kmに日本勢でただ1人出場し、15分48秒で13位 […]
2025.05.03
東京世界陸上マラソン代表・小林香菜は10km出場「残り期間でより強くなって戦う姿を」/Tokyo:Speed:Race
アシックス主催の公認ロードレース大会「Tokyo:Speed:Race」が東京・新宿区の明治神宮外苑で行われ、東京世界選手権女子マラソン代表の小林香菜(大塚製薬)がエリート女子10kmに出場。32分49秒で15位だった。 […]
2025.05.03
東京世界陸上マラソン代表・近藤亮太「東京の盛り上がりを感じながら走れた」/Tokyo:Speed:Race
アシックス主催の公認ロードレース大会「Tokyo:Speed:Race」が東京・新宿区の明治神宮外苑で行われ、東京世界選手権マラソン代表の近藤亮太(三菱重工)がエリート男子5kmに出場。14分24秒で28位だった。 9月 […]
2025.05.03
太田智樹が5km13分30秒の日本新!「最低限の目標はクリア」東京世界陸上目指し日本選手権5000mに挑戦/Tokyo:Speed:Race
アシックス主催の公認ロードレース大会「Tokyo:Speed:Race」が東京・新宿区の明治神宮外苑で行われ、エリート男子5kmで太田智樹(トヨタ自動車)が13分30秒の日本新記録をマークした。優勝はキベット・ハーバート […]
2025.05.03
やり投・北口榛花の今季初戦は4位「1本が出なかった」土壇場3回目に60mオーバーで順位上げる/DL柯橋
◇ダイヤモンドリーグ柯橋大会(5月3日/中国) 世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第2戦の中国・柯橋大会が行われ、女子やり投世界女王の北口榛花(JAL)が今季初戦を迎えた。北口は1回目55m54、2回目も51m61と […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)