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800m・久保凛が2分00秒28!パフォーマンス日本歴代2位&東京世界陸上開催国枠記録も突破!/静岡国際
800m・久保凛が2分00秒28!パフォーマンス日本歴代2位&東京世界陸上開催国枠記録も突破!/静岡国際

25年静岡国際女子800nで優勝した久保凛

◇静岡国際(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム)

日本グランプリシリーズの静岡国際が行われ、女子800mで久保凛(東大阪大敬愛高3)が自身の日本記録(1分59秒93)に次ぐパフォーマンス日本歴代2位となる2分00秒28で2連覇を飾った。東京世界選手権の開催国枠エントリー設定記録(2分00秒99)もクリアし、世界選手権出場へ大きく前進した。

久保は最初の1周目を58秒台で通過すると、そのまま最後までスピードを維持。2度目の2分切りには惜しくも届かなかったが、当時U18日本新だった昨年のVタイム(2分03秒57)を大きく上回り、1年の成長を示した。

久保は1月下旬に1500mで4分19秒51をマークしたのを皮切りに積極的にトラックレースを重ねてきた。3月15日の世界陸連コンチネンタルツアー・チャレンジャー大会のシドニー・トラック・クラシック(豪州)で800mに出場し、2分03秒64で4位。3月末には1000mで日本歴代4位、U20とU18の日本新記録、高校最高記録の2分40秒23。4月12日の金栗記念は2分02秒58で制するなど、着実に記録水準を上げてきていた、

◇静岡国際(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム) 日本グランプリシリーズの静岡国際が行われ、女子800mで久保凛(東大阪大敬愛高3)が自身の日本記録(1分59秒93)に次ぐパフォーマンス日本歴代2位となる2分00秒28で2連覇を飾った。東京世界選手権の開催国枠エントリー設定記録(2分00秒99)もクリアし、世界選手権出場へ大きく前進した。 久保は最初の1周目を58秒台で通過すると、そのまま最後までスピードを維持。2度目の2分切りには惜しくも届かなかったが、当時U18日本新だった昨年のVタイム(2分03秒57)を大きく上回り、1年の成長を示した。 久保は1月下旬に1500mで4分19秒51をマークしたのを皮切りに積極的にトラックレースを重ねてきた。3月15日の世界陸連コンチネンタルツアー・チャレンジャー大会のシドニー・トラック・クラシック(豪州)で800mに出場し、2分03秒64で4位。3月末には1000mで日本歴代4位、U20とU18の日本新記録、高校最高記録の2分40秒23。4月12日の金栗記念は2分02秒58で制するなど、着実に記録水準を上げてきていた、

女子800m日本歴代10傑とパフォーマンス歴代10傑をチェック!

●女子800m日本歴代10傑+パフォーマンス10傑 1.59.93 久保凛(東大阪大敬愛高2大阪) 2024. 7.15 2.00.28  久保 2 2025. 5 .3 2.00.45 杉森美保(京セラ) 2005. 6. 5 2.00.46  杉森2 2004. 6. 6 2.00.81  久保3 2024. 7.31 2.00.92 北村夢(日体大4) 2017. 9.10 2.01.25  久保4 2024. 9.29 2.01.81  杉森3 2006. 7.22 2.01.84  杉森4 2005. 9. 4 2.01.90 久保瑠里子(エディオン) 2011. 8. 6 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 2.01.93 塩見綾乃(岩谷産業) 2024. 7.20 2.02.10 西村美樹(東学大3) 2003. 6. 8 2.02.36 田中希実(豊田自動織機TC) 2021. 9.20 2.02.39 渡辺愛(園田学園女大4) 2024.10.15 2.02.64 丹野麻美(ナチュリル) 2009.10. 4 2.02.71 川田朱夏(東大阪大1) 2018. 5. 3 <10>

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