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2025.04.20

円盤投・郡菜々佳が自己4番目の58m81!「少しずつ成長できている」2位・齋藤も大会新/兵庫RC
円盤投・郡菜々佳が自己4番目の58m81!「少しずつ成長できている」2位・齋藤も大会新/兵庫RC

25年兵庫リレーカーニバル女子円盤投を制した郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)

女子円盤投 日本歴代パフォーマンス10傑をチェック!

女子円盤投 日本歴代パフォーマンス10傑
60.72 郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC) 2024. 8. 3
59.41 郡2 2024.11. 3
59.03 郡3 2019. 3.23
58.81 郡4 2025.4.20←NEW
58.70 郡5 2022. 6. 9
58.62 室伏由佳(ミズノ) 2007. 5.13
58.47 齋藤真希(東海大M1+) 2024. 3.30
58.20 郡6 2024. 6.28
58.10 郡7 2022. 6.25
58.00 室伏2 2007. 4. 1

◇兵庫リレーカーニバル(4月20日/神戸総合運動公園ユニバー記念陸上競技場) 日本グランプリシリーズの兵庫リレーカーニバルが行われ、女子円盤投は郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が58m81の大会新を投げて優勝した。この記録は自己&パフォーマンス日本歴代4位となる。 昨年、日本女子初の大台となる60m72を投げた郡。課題だった1回目から56m52をマークすると、4回目に58m41、5回目にこの日最高の記録を放った。「もっと行けたかなと悔しい思いはありますが、今回は良かったかな」とハイアベレージに及第点を与える。 「60mという数字を狙いにいった」。その中で前半3回は「(身体が)突っ込むような試技が見られた」と反省。ただ、後半にかけて「下半身を使うなど修正できたのが良かったです」と振り返る。 これまで、記録を狙うあまり、ファウルが続いたり、失敗試技があったりという精神面の課題があった。しかし、昨年からの継続的な海外遠征など経験を積んだことで「マインドが成長できた」。5年ぶりに自身の日本記録を塗り替えたからこそ、「記録を狙ってどうできるか」ということに挑戦できるようになった点に自身でも成長を感じている。安定感も増し、「底力がついた。少しずつ成長できていると思います」と話す。 次戦は5月11日の木南記念で、地元大阪だ。「今日出た課題をみっちり練り込んで、記録を狙えるようにしたい」と、ビッグスローを誓った。 また、2位の齋藤真希(太平電業)も57m65の大会新で上々の社会人デビュー戦を飾り、久しぶりのハイレベルの投げ合いに「2人で世界選手権に出たい」と目標を語った。

女子円盤投 日本歴代パフォーマンス10傑をチェック!

女子円盤投 日本歴代パフォーマンス10傑 60.72 郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC) 2024. 8. 3 59.41 郡2 2024.11. 3 59.03 郡3 2019. 3.23 58.81 郡4 2025.4.20←NEW 58.70 郡5 2022. 6. 9 58.62 室伏由佳(ミズノ) 2007. 5.13 58.47 齋藤真希(東海大M1+) 2024. 3.30 58.20 郡6 2024. 6.28 58.10 郡7 2022. 6.25 58.00 室伏2 2007. 4. 1

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